『とある科学の超電磁砲T』林 大地さんが演じた馬場芳郎、声優人生トップになるくらい印象深いキャラクター|《大覇星祭編》完結記念 声優インタビュー第10回
2020年1月から放送中の『とある科学の超電磁砲<レールガン>』シリーズ第3期にあたる、TVアニメ『とある科学の超電磁砲T』。魅力的で個性的なキャラクターたちが登場し、さまざまな戦いが繰り広げられた《大覇星祭編》も第15話の放送で、ひとつの完結を迎えました。アニメイトタイムズでは、そのキャラクターを演じた声優陣に、《大覇星祭編》をたっぷりと振り返ってもらうメールインタビュー連載を実施中です。
連載第10回は、馬場芳郎を演じた林 大地さん。本当に過去に何があったんだと思うほど屈折した性格のキャラクターを見事に演じてくれていた。見ていてイライラした人も多かったことだろう。でも、それがあってこその婚后光子、湾内絹保、泡浮万彬の活躍だったし、御坂美琴の力も際立ったのだと思う。
馬場を演じるにあたってこだわったこととは?
――『とある科学の超電磁砲』に、どんなイメージを持っていましたか?
林 大地さん(以下、林):10年以上の歴史あるシリーズのひとつで、登場するキャラクターたち(個人的に女の子たち)に能力も含めとても魅力のある作品というイメージを持っていました。
――アフレコ現場はどんな雰囲気でしたか?
林:長く続いているシリーズなだけあり、レギュラーの方々がとても仲が良い現場だと思いました。あと、たくさんのキャラクターたちが出てくるのでスタジオ内も人いっぱいで、とてもにぎやかでした。
本番中はたくさんの人に見られている…という、良い意味で演技の刺激になりました。
――馬場芳郎を演じるときに特にこだわったところはどんなところですか? また、演じていて楽しかったところは?
林:馬場くんが持つ独特な嫌みったらしさを表現できるよう心がけました。
原作のマンガを何度も見て、このシーンはこんな顔してる。次はこんな顔…喜怒哀楽が激しくて短い間にいろんな表情をする馬場くんを演じるのが最高でした。
どや顔だったのにピンチになって溺れたりして、ビンタされて逃げ帰ったり、セリフ量も含め、声優人生でこんなに熱を込めて演じたのは初めてです。
馬場くんには本当に心から感謝しています。