大人気絵本シリーズ『もったいないばあさん』アニメ化決定!初めておばあさん役でアニメ出演する戸田恵子さん、原作・真珠まりこ先生のコメント到着
100万部突破の大人気絵本シリーズ『もったいないばあさん』がアニメ化決定! おばあさん役として、『アンパンマン』などで子どもたちにも人気の声優、そして、女優の戸田恵子さんの出演が明らかになりました。
ちょっと怖そうに見えるけれど、とっても大切なことを教えてくれるおばあさんが主人公の本作。初めておばあさん役でアニメの声優をつとめる戸田さん、さらに、原作・真珠まりこ先生のコメントも到着しました!
もったいないばあさんプロジェクトについて
[環境省との共同プロデュース]+[グローバル企業7社との連携]
そして[国際的なNPOであるAEPWの協力]を得て、ついにアニメ化!
いま海洋プラスチックごみなど、地球規模の環境汚染が深刻な問題となっています。その解決に向けて、日本のみならず、世界各国の政府や自治体、企業が連携して活動しています。
そんななか、講談社は環境省との共同プロデュースのもと、世界の子どもたちへ日本語の「もったいない」=4R(Reuse、Reduce、Recycle、Respect)の大切さを伝える人気絵本「もったいないばあさん」シリーズ4作品をアニメ化し、6言語(日本語、英語、フランス語、スペイン語、中国語、ヒンディー語)の吹き替えで無料配信します。
2020年、世界の人々に日本発の「MOTTAINAI」の心を通して、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。なお、このアニメの制作にあたっては、AEPW(Alliance to End Plastic Waste)という廃棄プラスチックを無くす活動を行っている非営利団体から協賛いただきました。
また本プロジェクトにご賛同くださった下記の企業7社が、アニメのプロモーションにご協力いただくことになりました。
ANAホールディングス株式会社/株式会社セブン‐イレブン・ジャパン/大日本印刷株式会社/株式会社東京放送ホールディングス/TOTO株式会社/日本コカ·コーラ株式会社/プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社 *五十音順
戸田恵子さん&真珠まりこ先生よりコメントが到着
戸田 恵子さん/日本語版アニメ『もったいないばあさん』 もったいないばあさん役
「もったいないばあさん」は見た目がとてもファンキーで、元気溌溂としていて、私にとっては理想のおばあさんです。モノが豊富にあふれている時代なので、なかなか「もったいない」と思うことはないかもしれません。
お母さんやお父さんにもこの作品をご覧いただき、ただ「もったいない」と子どもたちを叱るだけでなく、どうしてもったいないのか。そこにはちゃんとした理由があることをわかってもらえたらいいですね。
【プロフィール(とだ・けいこ)】
愛知県出身。1957年9月12日生まれ。女優・声優として数々の作品に出演。主演作『スイート・チャリティ』で芸術祭賞演劇部門賞、舞台『渾・身・愛』で第24回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。アニメ『きかんしゃトーマス』のトーマス、『それいけ!アンパンマン』のアンパンマン役などの声で人気を集める。
原作:真珠 まりこ先生
「もったいないってどういう意味?」息子に聞かれ、答えられなかったことがきっかけで、もったいないばあさんの絵本を作りました。「もったいない」は、ただ無駄なことをしないというだけでなく、自然の恵み、いただく命、作ってくれた人に感謝する気持ち、他の人や物を大切に思う思いやりがこめられています。
それを一言でいうと、敬う心。自分たちだけが正しい、自分さえ良ければと思うのではなく、分け合い、他の人が大切に思っていることを、同じように大事に思うこと。私は、もったいないばあさんは、いまの時代に必要なメッセージを伝えるおばあさんで「もったいない」の心があれば、この世界はもっとよくなると思うのです。だから、アニメーションとなって世界の人たちにもったいないばあさんからのメッセージを見ていただけるのは、とてもうれしいです。
【プロフィール(しんじゅ・まりこ)】
神戸市生まれ。大阪とニューヨークのデザイン学校にて絵本制作を学ぶ。はじめての絵本“A Pumpkin Story”は1998年アメリカで出版された(Greene Bark Press)。2004年『もったいないばあさん』を出版、2008年より地球上で起きている問題とそれに巻き込まれる世界の子どもたちの現状を伝える、「もったいないばあさんのワールドレポート展」を開催し、全国を巡回展示している。
2009年より環境省・地球生きもの応援団メンバー。http://www.mottainai.com/
作品概要
■タイトル:
『もったいないばあさん』 『もったいないばあさん かわを ゆく』
『もったいないばあさんの いただきます』 『もったいないばあさん まほうの くにへ』
■出演: 戸田恵子ほか
■原作: 真珠まりこ 「もったいないばあさん」シリーズ(講談社刊)
■アニメーションプロデューサー:廣瀬清志
■アニメーション制作:editz×LIDENFILMS
■監督・絵コンテ・編集:梅津明美
■企画・製作:講談社
■公開:2020年6月5日(金)AM7時から4作品を順次配信予定
【配信サイト】
「講談社のYou Tube公式チャンネル」
講談社えほんチャンネル
ボンボンアカデミー
いちなるTV
フル☆アニTV
anime manga official(海外専用)
ストーリー ※各話約5分
『もったいないばあさん かわを ゆく』(6/5配信予定)
川へゴミをポイっとしようとする男の子。そこへもったいないばあさんが「もったいな~い」とあらわれました。どうして川へのポイ捨てがもったいないのか、川を舞台に、水の循環、命のつながりをテーマにした一作。
『もったいないばあさん』(6/12配信予定)
「もったいない」って、どういう意味? もったいないばあさんが、今日もぼくの家にやってきた。ぼくが捨てようとした物で、いろいろなことをしてくれるんだ! 物を大切にする心が自然に育つ。
『もったいないばあさんの いただきます』(6/19配信予定)
好ききらいをしていたら、もったいないばあさんがやってきた。いろいろな食べ物の役割を楽しく伝え、いただいた命と作ってくれた人への感謝の心を育む。 大切に作られた食べもの、残すなんてもったいない!
『もったいないばあさん まほうの くにへ』(6/26配信予定)
ただ捨てちゃうだけなんてもったいない! もったいないばあさんが遊びを通し、物を大切にすること、分別して資源として再利用することの大切さを、マジックの要素を取り入れながら子どもにわかりやすく伝える。
(C)もったいないばあさんプロジェクト (C)真珠まりこ/講談社