ついに「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送! 夢のクロスオーバーを実現した映画『レディ・プレイヤー1』の魅力を紹介! あの時のオタクも今のオタクも見てほしい至極の一作!
様々な作品のアバター・ガジェットがVR世界に登場。夢のクロスオーバーを実現した映画
VR空間としての「オアシス」の凄さはさきほど述べましたが、さらに特徴として付け加えられるのが、現実に存在する様々な作品から、キャラクターのアバターやガジェットがクロスオーバーという形で登場すること。
昨今のゲームでは、異なる作品からゲーム・アニメのキャラクターがコラボレーションして参戦することも珍しくありませんが、本作における「オアシス」はそれが極まったものと言うべき空間かもしれません。
代表的なものとしては、ウェイドのアバターであるパーシヴァルの愛車は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するタイムマシン・デロリアンで、ヒロインであるアルテミスの搭乗するバイクはアニメ『AKIRA』におけるカネダ・バイク。
『バットマン』のバッドマンや『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフの姿のアバターが登場したかと思えば、キューブリックの名作映画『シャイニング』をオマージュしたステージが用意されていたり、そのジャンルは映画・アニメ・ゲームと多岐に渡ります。
また驚くべきことに、そうした超メジャーな作品とのクロスオーバーでも、ほんの一瞬しか登場しないガジェットやアバターも珍しくありません。映画を見ている間は、一瞬たりとも画面から目を離すのが勿体なく感じること間違いなしです。
日本のアニメ・ゲームキャラクターも多数登場! 『ガンダム』&『ゴジラ』ファンは必見
すでに『AKIRA』のカネダ・バイクが登場することも紹介しましたが、本作では多数の日本のキャラクターが「オアシス」内に登場しています。
ゲーム『ソニック』シリーズにおける主人公であるソニック・ザ・ヘッジホッグ、『ストリートファイターシリーズ』のリュウや春麗、アニメ『カウボーイビバップ』で主人公・スパイクの愛機だったソード・フィッシュⅡ、ハローキティ筆頭とすするサンリオキャラクター達など、統一感という単語をどこかに放り投げたようなオールスター感が凄まじいのです。
中でも注目は、アニメ『機動戦士ガンダム』でアムロ・レイが搭乗したモビルスーツであるRX-78-2 ガンダムと、映画『ゴジラ』シリーズにおいてゴジラのライバル的な存在として登場したメカゴジラの活躍。
この2機に関しては、本作に登場する様々な作品の中でも飛び抜けて印象に残る見せ場が用意されており、日本のエンタメファンであれば、このシーンのためだけにでも映画を見る価値があると断言できるほど。
映画を見終わった後には、トシロウ/ダイトウ役の森崎ウィンさんが撮影現場で考案したという、本作きっての名セリフを誰もが口にしたくなるはずです。