声優?アイドル?女優?YouTuber?茜屋日海夏さんに「ひみちゃんねる」での活動を聞いてみた|インタビュー
アーティスト、クリエイター、アイドル、アスリート。それぞれの舞台で活躍する人々が動画を投稿し、YouTuberとしても活躍する流れが完全に出来上がりつつある。
この流れを受け、声優がYouTubeチャンネルを持つことも決して珍しいことではなくなった。声優アイドルユニット『i☆Ris』の茜屋日海夏さんもそうした流れの中で誕生した声優アイドル兼YouTuberの1人である。
茜屋日海夏さんは2020年4月17日に「ひみちゃんねる」を開設。毎週、2本の動画を投稿し続けている。
声優アイドルユニット『i☆Ris』のメンバーとしてステージで魅せる圧倒的な歌唱力と華。声の仕事だけではなく、舞台や映画など様々なシーンで活躍する演技力。TVアニメ『プリパラ』シリーズを通じた活動で茜屋日海夏さんのことを知っている方も多いことだろう。
そんな彼女がYouTubeではどんな新しい(可愛い、カッコいい)一面を発揮するのかと思いきや、投稿される動画は予想外のものばかりだった。
一例を挙げると、「激辛焼きそばをコーヒーにつけて食べる」、「コーラを一気飲みしてから(ゲップを我慢して)歌う」、「説明書を読まずにガンプラ(シャアザク)を組み立てる」...などである。
一体、茜屋日海夏さんは何をやっているんだ...。そんな思いとは裏腹に、気付けばチャンネル会員数は2万人を突破した。
なぜ、“汗もしたたるいい女”こと茜屋日海夏さんはYouTubeで身体を張るのか。その本心を聞くため控室を訪ねた。
精神年齢は5歳のまま。素直にまっすぐ生きる
――茜屋さんご無沙汰しています。
茜屋:お久しぶりです!
――今日は2020年4月にスタートしたYouTubeチャンネルについてのお話をお聞きしたく取材を申し込みました。
茜屋:「ひみちゃんねる」で取材を受けるのは初めてなんですよ。嬉しいです。
――そうなんですね!僕、かれこれ『i☆Ris』さんでの取材って何度かさせていただいているじゃないですか?
茜屋:はい。そうですね。
――あんまりこういう話するのもあれなんですけど、6人で取材する時ってどちらかというと茜屋さんは言葉を選んで喋るクレバーなイメージがありまして。
茜屋:あはは(笑)。実は真面目なんですよ(ウンウン)。
――普段の取材はリーダーの山北さん(山北早紀さん)と真面目な若井さん(若井友希さん)が率先して喋ってる感じですよね。
茜屋:ゆうきちゃんはよく喋る方の真面目ですよね。それでずっちゃん(澁谷梓希さん)がフォローしてみたいな。
――そうですね。なので、茜屋さんのYouTubeを見た時に衝撃を受けたというか。
茜屋:そうですよね(笑)。
――ステージに立っている時のカッコよさや可愛さとは全然違うし、取材中の真面目な雰囲気とも違うし。茜屋さんってどんな人なんだろう?と。そして、毎回アップされる動画がメチャクチャ面白いという。
茜屋:ありがとうございます。嬉しいです(照)。
――なので、今日は色々と聞かせ下さい。まずは...質問項目の一番上からいきましょう。茜屋さんはご出身が秋田県ということですが、どのような幼少期を過ごされていたのでしょうか?
茜屋:え!?(取材依頼書と)全然違う!思ったよりもめちゃめちゃパーソナルな話じゃないですか(笑)。
※取材依頼書には「『ひみちゃんねる』がスタートしたキッカケについてお聞かせ下さい」と書いていました。
――今日は「ひみちゃんねる」の茜屋日海夏さんにインタビューですので(笑)。改めて色々とお聞きできればなと。
茜屋:なるほど(笑)。そうですね...。ヤンチャとはちょっと違うんですけど、ハチャメチャな感じな子どもでした。...急にクルマの前に飛び出したりとか?
――え!?
茜屋:『101回目のプロポーズ』で武田鉄矢(星野 達郎役)さんがバッてやるじゃないですか?
――「僕は死にましぇん! あなたが好きだから、僕は死にましぇん。僕が、幸せにしますからぁ!」ですね。
茜屋:あのシーン(6話)のマネをしてたみたいで。
――親御さん心配でしょうがない子ども時代ですね。
茜屋:危ないので絶対に真似しちゃダメですよ(真顔)。そうそう、小学校の通信簿には常に「落ち着きがない」と書かれていました。よく言えば好奇心旺盛な子どもでしたね。
――元気いっぱいな幼少期を過ごされていたと思いますが、それが今につながってる感じはありますか?
茜屋:本当にそうだと思います。あの頃と精神年齢が変わってないと思うんですよね。
――ちなみに何歳でしょう?
茜屋:自分では5歳かなと。
――茜屋さんは今年も25歳で来年も25歳ですよね?※何を言ってるのか分からないと思うのでこちらの動画をチェック!
※明らかに含みのある表情が印象的。
茜屋:そうです(ニヤリ)。うーん。『i☆Ris』結成してからも中身は全然変わってないですね。飾らない自分のままというか。握手会の時もそのままの私でファンの方々とお話してますし。流石に世渡りというか人との接し方みたいなところは大人になったと思いますけど。
『i☆Ris』って定期的にスタッフさんと面談があるんです。その時もずっと「芝居がやりたいです」って答えていて。やりたいことも変わってない。周りの環境こそ変わったものの、自分は子どもの頃から本当に変わった気がしないですね。
――芸能活動は何年目でしたっけ?
茜屋:8年目です。
――8年経っても変わらないって素敵ですね。
茜屋:ハイ。小さい頃から全然変わってません。これからも芝居をやり続けたい。それだけです。