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夏アニメ『宇崎ちゃんは遊びたい!』声優・赤羽根健治インタビュー【連載第2回】

桜井と宇崎は静と動のような関係性? 演じる上では桜井をサンドバッグにしやすくなるように!? 夏アニメ『宇崎ちゃんは遊びたい!』桜井真一役・赤羽根健治さんインタビュー【連載第2回】

コミックス第1巻の発売前から話題を集め、アニメ化への期待も高かった『宇崎ちゃんは遊びたい!』。2020年7月10日には待望のTVアニメ第1話が放送され、そのクオリティの高さで、さらなる話題を集めています。

アニメイトタイムズでは、そんな注目作のメインキャスト4名へのインタビュー連載を実施。この第2回では、ウザカワいい宇崎に振り回されながら鋭いツッコミも繰り出す桜井真一を好演している赤羽根健治さんにインタビュー。

性格的に重なるところも多いという桜井に対する印象や、放送された第3話までのお気に入りのシーンなどについて語っていただきました。

桜井とは、生活スタイルも考え方もすごく似てるなと感じた

――『宇崎ちゃんは遊びたい!』という作品の第一印象を教えてください。

赤羽根健治さん(以下、赤羽根):『宇崎ちゃんは遊びたい!』の第1巻が発売される時、ボイスコミックにもなったのですが、マネージャーから「桜井君の声の候補として名前を出して良い?」といったお話があって、「ぜひぜひ!」とお返事したのが最初のスタートです。

その後、桜井役をやらせていただけることになった時、原作を一気に読みました。絵柄的に宇崎がとても可愛くて、読み始める前はちょっとエッチなノリの作品なのかなと思っていたのですが、読んでみたら、そういう要素以上にストーリーの面白さや日常のしっかりとした描写が印象に残りました。

単にウブな主人公が振り回されるだけの話でもなくて、すごく共感を持てる作品なんですよね。

 

――どういったところに共感したのですか?

赤羽根:(ラブコメとしての)ヒロインは宇崎しかいないからこそ、桜井と宇崎の掛け合いがすごく濃密で魅力的なんですよね。自分には宇崎ポジションの女の子はいなかったけれど、似たようなことは起きた気もするとか、自分には起きてなくても周りでは見たような気がしなくもない、みたいに思わせる絶妙なラインを突いてくるんですよ(笑)。

(作者の)丈先生はきっと人間観察をすごくされる方で、だからこそ描ける作品なんだろうなと感じました。それに、ラブコメの「コメディ」の要素もすごく面白かったです。

――物語とコメディ要素の両方で読ませるラブコメですよね。

赤羽根:宇崎の見た目、胸がすごく大きいから好きとかではなく、過去にはこういうことがあって、だからこそ、こういう関係になっているみたいな部分もちゃんと見えるお話の作りになっているので、読みながら、二人の関係性がすごく気になっていきました。

――ご自身が演じることになった桜井真一というキャラクターに対しては、どのような印象を受けましたか?

赤羽根:桜井って、実際に世の中にいそうな人ですよね。僕は大学には行ってないのですが、生活スタイルも考え方も似てるなと感じたので、正直、「あ、これはすごくやりやすそう」と思いました。

第1話で、映画に一人で行くことを宇崎にからかわれて、反論する話がありますけれど、「そうそう、そういう理論だよね!」って(笑)。人とスケジュールを合わせるのは面倒だし、人と一緒に行くことにすると自分が観たい作品を観られないかもしれない。僕も桜井の気持ちはすごく分かりました。

これまで自分にすごく似ているキャラクターを演じる機会はあまりなかったのですが、最近では一番自分に近いキャラだと思います。

――その後、桜井の印象に変化はありましたか?

赤羽根:こういう言い方は変ですけれど、最初に出会った時が一番(自分に)近かったですね(笑)。

物語が進んでいくと、実はちゃんとスポーツをやってて、すごい筋肉ついてるとか、自分とは違う面も見えてきて、そこはちょっとだけ残念でした(笑)。でも、精神的なところはやっぱり似てるなという印象です。

(C)2020 丈/KADOKAWA/宇崎ちゃん製作委員会 (C)2020 Take/KADOKAWA/Uzaki Project
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