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アニメライターから見た『宝塚歌劇団』の魅力を解説!

アニメファンなら高確率でハマる!? 美しいビジュアル、華やかな世界……『宝塚歌劇団』の4つの魅力ポイントをご紹介!

“清く、正しく、美しく”をモットーにしている「宝塚歌劇団」をみなさんはご存知でしょうか?

宝塚歌劇団は、大正3年(1914年)に創立された格式ある女性だけの歌劇団です。花組・月組・雪組・星組・宙組の5組といずれの組にも所属しない専科に分かれており、団員はタカラジェンヌの愛称で親しまれています。

近年では、アニメや漫画作品が宝塚歌劇団で上演されることが多くなり、名前だけ知っているという方も多いかもしれません。

しかし、「敷居が高そう」「アニメファンの私には向かなさそう」「興味はあるけど……」と、足を踏み入れるにはなかなかの勇気がいるのも事実。

だけどちょっと待ってください! “宝塚歌劇団はアニメ好きこそハマる”ということを、アニメライター6年、ヅカファン(宝塚歌劇団のファンの総称)歴10年の私が保証します!

「夢とは見るものではなく、叶えるものです。でも、たとえ叶えられなくても、叶えるために努力する道のりが、私は夢だと思っています。」

これは現在でも舞台を中心に活躍されている元男役トップスター・安蘭けいさんの言葉。トップスター就任まで長い道のりを歩んできたからこそ重みがある言葉で、宝塚劇団を知らない方でも自然と胸を打たれるのではないでしょうか。

もっと多くの人に宝塚歌劇団を知ってほしい……! そんな想いを胸に、宝塚歌劇団&アニメ好きの視点から、“なぜアニメ好きが宝塚歌劇団にハマるのか”、徹底的にお届けしたいと思います!

まるで2次元の世界!目が離せなくなる美しいビジュアル

皆さんは宝塚歌劇団のポスタービジュアルをご覧になったことはありますか?

『るろうに剣心』『ポーの一族』などアニメ&原作ファンも多い作品も公演してきた宝塚歌劇団ですが、再現度がとにかく高いビジュアルに惹き込まれること間違いありません!

そう、まるで2次元の世界から飛び出てきたようなビジュアル。宝塚歌劇団の魅力の1つと言えるのが、美しいビジュアルを再現するための「ヅカ(宝塚)メイク」です。

ヅカメイクは劇場の遠い席からもハッキリと表情が分かるように目鼻立ちがくっきりした宝塚独特の舞台メイク。コスプレイヤーさんがやっているメイクに近いです。

たとえば、男役はイケメンに変貌するため、鼻を高く見せる“鼻たて”と呼ばれるノーズシャドウを入れるのが特徴的。2色のアイライナーを使って目の上に入れる“ダブルライン”もヅカメイクの特徴ですね。(ダブルラインとノーズシャドウだけで外国人のような美しい顔立ちが完成します)

現在はアイドルとして活動されている元タカラジェンヌの彩羽真矢さんが、YouTubeでヅカメイクの動画をアップしているので、ぜひご覧ください! メイクのやり方やビフォーアフターでびっくりしますよ!

そしてビジュアルを際立たせる衣装にも注目です! なんと、衣装はすべて宝塚歌劇団の専属デザイナーの方が作品の世界観や役柄をイメージしてデザインを考案し、すべて衣装部による手作り!

また、『ベルサイユのばら』や『エリザベート』など再演が多い作品は、まったく同じデザインではなく、過去のデザインと少し変えたりと細かい工夫が施されているんです。

原作ありきの作品なら、どんな衣装になっているのか・好きなキャラクターの衣装がどのように作られているのか、考えるだけでも楽しくなりますよね♩

100年の歴史で進化し続けてきたヅカメイク、宝塚歌劇団お抱えの専属衣装部があるからこそ、アニメファンでも心奪われるビジュアルに仕上がっているんです。
 
▼アニメ化もされた『はいからさんが通る』PR映像

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