アニメファンなら高確率でハマる!? 美しいビジュアル、華やかな世界……『宝塚歌劇団』の4つの魅力ポイントをご紹介!
直視したいけど直視できない!? 麗しいタカラジェンヌたち
宝塚歌劇団の大きな特徴といえるのが、団員が女性だけということ! もちろん、男性役も女性が演じます。ちなみに、男性役を演じる人を「男役」、女性役を演じる人を「娘役」といいます。
そして、とにかく、男役が直視できないほどのカッコよさなんです。ただカッコいいだけじゃなくて、品の良さやスマートな紳士ぶり、もう一挙一動にドキドキしちゃいます。
たとえば、アプリゲームをしているとき、大好きなイケメンキャラのセリフや仕草にドキドキすることはありませんか?
アニメでも女性キャラが可愛くて仕方がなかったり、推しキャラのちょっとした仕草でもキュンキュンしたりすることってありますよね。
それと同じで、男役の女性を愛おしそうに見つめる目線、やさしく抱きしめる腕、イスに足を組んで座る姿、立ち姿まで、その一挙一動に心を奪われることでしょう。
思わず聞いていられないような“クサいセリフ”でも、男役が言うとキュンキュンします!(これぞ宝塚マジック!) 宝塚の男役は、上っ面のカッコよさではなく、人としてのカッコよさ、誠実さが表れているんです。
現在、宝塚歌劇団の公式YouTubeチャンネルで<おうちでタカラヅカ>と題し、期間限定でさまざまな動画が公開中です。まだ宝塚歌劇団を観たことがない方は、ぜひこの機会に触れてみてはいかがでしょうか♩
▼人気作の『EXCITER!!』はエネルギッシュなダンスが魅力!
そして、そんなカッコいい男役をさらに際立たせてくれるのが娘役です。時には色っぽく、時には子供のように無邪気で、大人な一面も見せる娘役は一言で言うと“可憐”。
普段クールなキャラクターが笑顔になったり、チャラチャラしているキャラクターがキリッとした表情を見せたりするだけで「おぉ!?」とドキドキしますよね。そんなドキドキが宝塚歌劇でも味わうことができますし、これがまた良い意味でクセになっちゃうんです。
「次はどんな表情を見せてくれるんだろう……」と新しい演目が始まるたびに思ってしまいます。
ちなみに、男役か娘役かは宝塚歌劇団に入る前に自分で決められるんです。基本的に、宝塚音楽学校でお芝居や声楽など舞台人に必要なことを2年間学び卒業してから宝塚歌劇団に入団します。
その学び舎である宝塚音楽学校は東の東大、西の宝塚と言われているほど難関。ニュースで合格発表の様子を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
卒業後に男役か娘役か、そしてタカラジェンヌとしての名前を決めます。また、男役か娘役かは宝塚歌劇団に入ってからも途中で変えることもできるんですよ。実際に、男役から娘役へ転向したジェンヌさんたちもたくさんいらっしゃいます。(男役→娘役へ転向するケースがほとんど)
こちら(↓)の動画には、舞台『刀剣乱舞』で細川ガラシャ役を演じることで話題になっている七海ひろきさんが出演されています。(0:46〜あたりで出てくる女怪盗が七海さんです!)
当時、七海さんは男役でしたが、女怪盗を演じ、たくさんのヅカファンを魅了しました。男役が女性を演じたり、娘役が少年を演じたりすることもあるんですよ♩
▼ミュージック・クリップ『Killer Rouge』
実は、この動画の『Killer Rouge』を手がけた演出家・齋藤吉正さんは、アニソンと宝塚のコラボレーションを次々と生み出している、ヅカファンの間では有名な方なんです。
過去には、『新世紀エヴァンゲリオン』の「魂のルフラン」、T.M.Revolutionと水樹奈々さんのコラボレーションで湧いた『革命機ヴァルヴレイヴ』の「Preserved Roses」が宝塚の舞台で歌われました。
今後も、もしかしたら齋藤先生によるアニソンと宝塚のコラボが観られるかもしれません……! こういうところにも、宝塚歌劇団とアニメ作品の共通点があるので、アニメオタクも宝塚にハマると思います!!
▼ディズニー楽曲のカバーソングも!