舞台「ゾンビランドサガ Sstage de ドーン!」:田中美海×高梨莉 W星川リリィ対談|アニメ・舞台それぞれのリリィの演技、そして楽曲・ダンスについて熱く語る
注目してみてほしいシーンは――
――ストーリーが進むにつれて、何か変化はありました?
田中:でもやっぱり8話ですかね。リリィの過去の話では、ちゃんと子供らしく泣いたりできる子なんだなって思ったりしたので。そこでは、いろんなリリィの真実も明らかになったので…。
――認識はガラッと変わりましたからね。今回の舞台では8話の内容はないですが、楽しみですね。
田中:いつかやってほしいです! でも、私が演じた役が舞台になるってこと自体、これまであまりなかったので、すごく新鮮な気持ちだし、私も舞台が楽しみです!
――ダンスのときに、リリィっぽさを出すのに心がけていることはありますか?
高梨:いちいちかわいく手を上げたり足を上げたり。そうやって動いたほうがキャピキャピしている感じを出せるんじゃないかなと思ってます。
――JUNJUN先生からは、何かアドバイスがあったりしたのですか?
高梨:もう、そのままでいいんじゃない?っていうことは言われました。
――確かに、年齢感がそのままですからね(笑)。田中さんはどんなことを意識していますか?
田中:私も本当に同じでいちいちかわいくっていう感じで、ステップとかも、ここのステップは自由でいいよと言われたら、手を広げてみたりしています。そういうリリィらしさってダンスでは出しやすいと思うので、とにかくかわいらしく、キャピっとできたらいいなって。
――舞台の稽古も進んでいるそうですが、好きなシーン、見てほしいシーンはありますか?
高梨:アニメでもあったシーンで、グループユニット名が決まるところが好きです。サキちゃんとゆうぎりさんが、こういうのどう?って候補を出すところがあるんですけど、そこでもリリィちゃんの冷たいツッコミみたいなのがあって、みんなと絡んでいる感じがするので、やってて楽しいです。あと、そこで舞台ではデスおじとかも出てくるので。
――舞台だとデスおじが活躍するんですよね。いわゆるアンサンブルのような役割になりますけど。
田中:なるほどなるほど、舞台ならではの感じなんだ。
――周りのキャストはどうですか?
高梨:みんな優しいです。
――でもダンスでは高梨さんが先生で、みんなに教えたりもしているんでしょう。
高梨:「ここどうだったっけ?」って聞かれるので、「こうだよ~」って、そんな感じです。
MVのモーションキャプチャーも高梨さんが担当!
――ほのぼのしてますね(笑)。では、『ゾンビランドサガ』の曲の中で、好きな曲を教えてください。
高梨:「To mMy Dearest」が好きです。今回はやらないですけど、歌詞も音楽もタイプです。今回やる曲の中では「FLAGをはためかせろ!!」も大好きで、歌詞がかわいい感じで、振りもかわいいからテンションが上がります。あと好きな振り付けだと、「徒花ネクロマンシー」がカッコいいです。
――田中さんは何が好きですか?
田中:全部いいんですよねぇ。でもアルバムがリリースされた今、一番熱い曲と言ったら「佐賀事変」です!
高梨:カッコいい!
――MVもカッコいいですからね。高梨さんは、そのモーションキャプチャーもやったってことですよね?
高梨:振り、やりました。
田中:超熱い曲ですよね。私たちも歌いつつ、ダンスの振り入れもしたんですけど、最初は、これ歌いながら踊るとか無理でしょうって思ってたんです。でもやってたら体が慣れてきて、歌って踊れるようになりました。舞台で見たい曲だったら「ヨミガエレ」かなぁ。この曲、一番カッコよくて、ドラマ性もあるから好きなんです。
アニメではさくらが必死で歌っている姿が目に焼き付いているんですけど、最終回は泣きながら「ヨミガエレ」を聴いて、この曲って泣ける曲だったんだ!って思ったんです。だからライブで歌ってても、ラスサビはわりと泣きそうになってます。
――『ゾンビランドサガ』の曲は、確かに全部良い曲なんですよね。
田中:アイアンフリルの曲とかもマジで神曲ですから。
高梨:「ゼリーフィッシュ」、好きです! JUNJUN先生はフランシュシュの曲だと思って振りを付けたら、アイアンフリルの曲だったと知って、えーって感じになってました(笑)。
(C)ゾンビランドサガ製作委員会/エイベックス・ピクチャーズ