夏アニメ『ド級編隊エグゼロス』松岡禎丞さん&加隈亜衣さんインタビュー|二人の思うエグゼロスとは? 閉じてた◯◯が開いちゃう!?
閉じてた◯◯が開いちゃう!?
ーー先程、技を放つと同時に気持ち良くなってしまう設定を知った時に驚かれたと仰っていましたが、本作では技の発動と共に服が脱げてしまう設定があります。その設定を初めて知った時の気持ちと、その設定に対してご自身の演じられているキャラクターに一言声をかけるとしたら、何と声をかけたいですか?
松岡:そうですね……。見た時には「あ、これ本当に紙一重だな」とは思ったんですよ。いわゆる一撃必殺というのがこんなに似合う作品もないな、という。
一撃打ったら次使えるまでに時間がかかるというのもいいですよね。本当に先生の着眼点は素晴らしいと思いますね。こんな本、見たことなかったので(笑)。
烈人に一言は……頑張れ。心中お察しします。
一同:(笑)。
加隈:私は漫画でそのシーンを知って、吹っ飛ぶってどこまで……? どういうこと? どういう……どういうこと? ってなって(笑)。
燃えるのか、布が散らばっているのか、みたいによく分からないリアルを求めてしまったけど「あ、そういうことじゃないな、この作品は」って思いながら、何か清々しいなって。ちょっと残ってるのがイヤラしいじゃないですか?
ーーたしかに。
加隈:容赦がない感じが潔い作品だなって思って。でも、雲母は多感な時期ですし、しかも好きな人と一緒に戦う中で裸を毎回見せなきゃいけないなんて……酷いことを考えたもんだよ先生はって(笑)。
そんな中でも戦いに出るって決めたことは、決心の大きさが表れてるなと。この裸には深い意味があるのかなぁ、ということを思わせてくれる設定だなって思っています。面白い作品の一大要素だなと。
雲母に一言かけるんだったら……一回(全身を)塗りたくってみるのは?
松岡:ボディペイントですか(笑)。
加隈:そうそう! 服着てるよ、みたいなペイントでのぞんだら、どうなるのかなっていうのは一回試してみて欲しくって。
松岡:ギリギリですね。すべてがギリギリ。そういう回あってもおかしくないですもんね。
加隈:全くそういう試行錯誤しないところが、やっぱり潔いんですよね(笑)。
ーーまた、加隈さんが演じられる雲母のセリフに「閉じてた心が開いちゃう」というものがありますが、お二人が思わず心を開いてしまう状況はありますか?
松岡:閉じてた心が開いちゃう……。それで言ったら僕はもう、車ですね。先程も少し話したんですけど、車の外装より中身が好きなんですよ。だから、あぁ、この車ボンネット開けてみたいって。閉じてたボンネットが開いちゃうみたいな。
加隈:こじ開けちゃう(笑)。
松岡:この車、やってんなぁ! っていうのはボンネットの中に凄く興味が出てしまって。開けたいなって思っちゃいます。
加隈:開けて……どうするんですか……?
松岡:(食い気味に)見るんですよ。
加隈:それぞれ違うんですか?
松岡:あぁ、そうですね。ノーマルの車っていうのは大体分かるんですよ。画像とかが出回ってるので。ただ、これ音違うしなぁ等長(等長エキゾーストという部品をエンジンに組み込むことで、車の排気音に迫力が出るようになる)とかやってんのかなぁって(笑)。
加隈:あっ、絶対記事にしないでくださいって思ってた。守らなきゃって思っちゃった(笑)。
松岡:違う違う!(笑) 色々やってるなって(車だと)中どうなってるんだろって興味が。すごく心開いちゃいますね。……まぁ、免許ないんですけど。
加隈:ないんかー……。
松岡:去年取りに行ってたんですけどね、期限が切れてしまいました……。
加隈:ちょっと今凹んでるけど(笑)。傷心でした(笑)。
松岡:僕の考えた最強の車っていうのはやっぱあるんですよ。買ったらこれ付けたいってリストを携帯の中にメモしてますから。
ーー加隈さんはいかがですか?
加隈:私は話しかけていただけることがすごく嬉しくて、興味を持ってもらえてるんだって感じるんです。だから、話しかけていただいた人には、この人怖いかもとか、私のこと眼中にないんだろうなって思ってたとしても、そう思ってれば思ってるほど、話しかけられたときに「えぇ~~優しい、好き!」ってなります(笑)。
一同:(笑)。
加隈:なんて優しい人なんだって思っちゃいますね。でも、自分から話しかけてあまり話してもらえないなってなった時の心の閉ざし方も、反対に早いです(笑)。
松岡:それはチョロい……(笑)。
ーー(笑)。では、最後に本作の見どころを含めて、ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
松岡:『エグゼロス』は本気で世界のために戦っているというところは絶対にブレない作品です。ただのエッチなアニメとは思っていただきたくないという思いが根底にあるので、第1話はぜひご覧になってほしいなと。
でも、やっぱりどうしても(セクシーな部分は)拭えないんですよね、スパーキングしちゃうので。
加隈:(笑)。
松岡:見どころといえば……隠し方にセンスを感じましたね。今まで見たことない隠し方してるので。「何これ!?」っていう(笑)。なので、そういったところも注目していただけたらなと。
あとは、とにかくルンバが面白いです。岸尾さんめっちゃ面白いです。
加隈:松岡さんも仰っていたように、セクシー要素、ギャグ、コメディ、色んな要素が詰まっています。友情や成長物語も詰まってる、新しいエロス戦隊モノなんです。
夏にぴったりの作品だと思うので、ぜひこの作品を見てみなさんもHネルギーを溜めて元気を貰ってほしいなって思います。
アイキャッチにキセイ蟲の方々のちょっとした自己紹介があるんですけど、各話キャストの方が考えたものが採用されていたりするんです。
みなさんそこに全部を懸けてるんじゃないかってくらいの全力の5秒間があるので、そこも注目して見ていただきたいなと思います。私たちも楽しみにしているので、ぜひお願いします。
[取材・文/太田友基]
作品情報
タイトル:「ド級編隊エグゼロス」
放送日:2020年7月3日(金)よりTOKYO MX、BS11ほかにて放送開始!
・オープニングテーマ:「Wake Up H×ERO! feat.炎城烈人(CV:松岡禎丞)」歌:HXEROS SYNDROMES (エグゼロスシンドロームズ)
・エンディングテーマ:「lost emotion」 歌:星乃雲母 CV:加隈亜衣
【STAFF】
原作:きただりょうま (集英社「ジャンプSQ.」連載)
監督・シリーズ構成:神保昌登
キャラクターデザイン:山本亮友
プロップデザイン:山本月穂
服装デザイン:廣冨麻由
キセイ蟲デザイン:渡辺 奏
美術監督:益田健太
美術設定:平良亜似子
色彩設計:鈴木ようこ
CGラインディレクター:濱村敏郎
撮影監督:葉山大輝
編集:近藤勇二
音響監督:土屋雅紀
音響制作:スタジオマウス
音楽:吟(BUSTED ROSE)
アニメーション制作:project No.9
【CAST】
炎城烈人:松岡禎丞
星乃雲母:加隈亜衣
桃園百花:矢作紗友里
天空寺宙:桑原由気
白雪舞姫:茅野愛衣
庵野丈:三木眞一郎
チャチャ:大森日雅
ルンバ:岸尾だいすけ
ナレーション:小山力也
STORY
謎の侵略者・キセイ蟲によってかつてない危機に瀕している地球。キセイ蟲は人々のエロスの源“ H(エ)ネルギー”を吸い取り人間の生きる活力を奪おうとしている。そんなキセイ蟲から地球を救うべく、高校生・炎城烈人は地球を守るヒーロー集団「エグゼロス」の一員として、キセイ蟲退治をすることに-
放送情報 ※放送日時は変更になる可能性がございますのでご了承ください
TOKYO MX:7月3日より 毎週金曜 24:00~
BS11 :7月3日より 毎週金曜 24:00~
群馬テレビ :7月3日より 毎週金曜 24:00~
とちぎテレビ:7月3日より 毎週金曜 24:00~
MBS :7月4日より 毎週土曜 27:38~
テレビ愛知 :7月6日より 毎週月曜 27:05~
AT-X :7月3日より 毎週金曜 24:00~
※AT-X リピート放送:毎週(日)23:30/毎週(月)16:00/毎週(木)8:00
配信情報
dアニメストア :7月3日より 毎週金曜 24:00~
dアニメストア ニコニコ支店 :7月3日より 毎週金曜 24:00~
dアニメストア for Prime Video :7月3日より 毎週金曜 24:00~
ニコニコ生放送 7月6日~ 毎週月曜22:30~
ニコニコチャンネル 7月6日~ 毎週月曜12:00~
AbemaTV 7月6日~ 毎週月曜12:00~
GYAO! 7月6日~ 毎週月曜12:00~
U-NEXT 7月6日~ 毎週月曜12:00~
アニメ放題 7月6日~ 毎週月曜12:00~
バンダイチャンネル 7月6日~ 毎週月曜12:00~
J:COMメガパック 7月6日~ 毎週月曜12:00~
TELASA 7月6日~ 毎週月曜12:00~
FOD 7月6日~ 毎週月曜12:00~
ひかりTV 7月6日~ 毎週月曜12:00~
Amazonプライム・ビデオ 7月6日~ 毎週月曜12:00~
Video Market 7月6日~ 毎週月曜12:00~
DMM.com 7月6日~ 毎週月曜12:00~
music.jp 7月6日~ 毎週月曜12:00~
・「ド級編隊エグゼロス」<Hネルギー解放版>
dアニメストア 7月9日~ 毎週木曜12:00~
dアニメストア ニコニコ支店 7月9日~ 毎週木曜12:00~
dアニメストア for Prime Video 7月9日~ 毎週木曜12:00~
原作情報
「ド級編隊エグゼロス」は、きただりょうまによる漫画。『ジャンプスクエア』(集英社)にて2017年6月号より連載が開始、現在までに累計135万部を突破。7月4日(土)より単行本10巻発売!