再生産総集編『少女☆歌劇 レヴュースタァライトロンド・ロンド・ロンド』を観るか迷っている方へ
2020年8月7日、『少女☆歌劇 レヴュースタァライト(以下、スタァライト )』が銀幕デビューを飾った。
……カッコいい冒頭を意識したのですが、ちょっと違いますね。
ここはストレートに。「再生産総集編『少女☆歌劇 レヴュースタァライトロンド・ロンド・ロンド』」公開スタートおめでとうございます!
当初は公開予定日は2020年5月29日。約2ヶ月間を経ての劇場公開は、作品ファンだけでなくスタッフ、キャスト、関係者全員が待ち望んだ公開初日です。
今日は“ばなな”の日という意味でも最高ですね。
僕も早速観ました。実は大好きなんです。『スタァライト』。ミュージカルにも2度ほど仕事ではなくプライベートで足を運んだりしてます。
ミュージカル版もすごく面白いので、これからの公演が楽しみです。
今回ネタバレ無しでならレポート執筆オッケーということで、作品の魅力や今回の劇場版の感想を書いていきたいと思います。
結論から言えば、『スタァライト』を観た方は必ず劇場に足を運ぶことをオススメします。
まだ『スタァライト』を観てないよ?という方には入門編としてバッチリな仕上がりでした。
『スタァライト』の魅力について
まずはキャストですね。そもそもミュージカルが原作となっているIPのためミュージカル(舞台)経験のある役者がキャスティングされています。
これが非常に面白くて。舞台を見ている気分でアニメーションを体感することができる。これは中々見ていて楽しいものです。アニメーションなんだけど、どこか生を感じられる。そんな芝居が本当に素晴らしい。
また、アニメから興味を持ってミュージカルを観劇してみると、面食らう訳です。
余談ですがミュージカル終演後に物販コーナーを覗いてみると、その日のMVP的な芝居をした役者のグッズが飛ぶように売れてたりなどもありました。
メディアミックスでしか起こり得ない化学反応。これが『スタァライト』の大きな魅力だと僕は思っています。
続いて楽曲。王道感のあるメロディに今っぽいアレンジを加えた珠玉の楽曲群は、作品をリードする重要な要素になっています。
アンティークのような味がある一方で新しさを感じさせる。そんなイメージでしょうか。
僕が好きな楽曲をいくつかご紹介します。
『スタァライト』の楽曲は胸が熱くなるものが多いのですが(ここにも9人の声の重なりという部分が大きいです)、今回の再生産総集編の主題歌になっている『再生賛美曲』は心の琴線にそっと触れてくるような暖かさと優しさが詰まった楽曲になっています。
それでは本題に入っていきましょう。