劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song、大ヒット御礼舞台挨拶のライブビューイングに、杉山紀彰さん・下屋則子さんら声優陣登壇! ABEMA特番決定、新規場面カットも公開
8月15日(土)より公開となった、シリーズ最終章の劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』Ⅲ.spring song。動員数・興行収入において週末ランキング1位を獲得する盛り上がりを見せています。
その大ヒットを記念して、2020年8月22日(土)、劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」III.spring song 大ヒット御礼舞台挨拶特別興行ライブビューイングが実施されました。
ステージには、須藤友徳監督、声優の杉山紀彰さん・下屋則子さん・川澄綾子さん・植田佳奈さん・門脇舞以さん・中田譲治さん・浅川悠さんが登壇しました。
今回、会場の様子を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう。
大ヒット御礼舞台挨拶特別興行ライブビューイングより公式レポート公開!
司会を務める高橋祐馬アソシエイトプロデューサーの呼び込みによってステージに登壇したのは、須藤友徳監督、衛宮士郎役・杉山紀彰さん、間桐桜役・下屋則子さん、セイバーオルタ役・川澄綾子さん、遠坂凛役・植田佳奈さん、イリヤスフィール・フォン・アインツベルン役・門脇舞以さん、言峰綺礼役・中田譲治さん、ライダー役・浅川悠さん。
中田さんは神父服を着用し、手に黒鍵(言峰綺礼が使う武器)を身に着けた言峰綺礼スタイルで登場。壇上にあがると、アサシンの気配を感じたようで、舞台の中央で黒鍵を抜くポーズを披露してくださいました。
「第三章」は公開から2日間の週末ランキングで1位を記録、「第一章[presage flower]」「第二章[lost butterfly]」と三部作連続で1位の獲得となりました。そのことに下屋さんと須藤監督が喜びのメッセージをくださいました。
「ひとりでも多くの方にご覧になっていただきたいと思っていましたが、『第二章』と変わらないくらいご覧いただけたということで、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます」(下屋)
「嬉しく思います。『第一章』『第二章』の舞台挨拶のときは次を作らなきゃという気持ちがありましたが、今は穏やかな気持ちでこの舞台にあがっております」(須藤)
今回の舞台挨拶では、冒頭からエピローグまで各シーンを振り返りながら、スタッフとキャストが語り合いました。オープニング、バーサーカーとの戦い、そしてセイバーオルタとライダー、衛宮士郎の対決、遠坂凛と間桐桜の姉妹の相克、そしてクライマックスからエピローグまで。ところどころに須藤監督の解説が入り、映像に込めた想いが明かされました。
最後に登壇者のみなさんからメッセージが贈られました。
「個人的なことを言わせていただけると、ライダーは『衛宮さんちの今日のご飯』以外では、かならず最後に消えてしまうので、今回は最後までいられることが嬉しいですし、彼女には姉妹ということも大切な要素ですので、最後まで姉妹を守ることができて。布の服で最後までよく頑張ったなと思います(笑)」(浅川)
「個人的には言峰綺礼という人間の、今まで見えなかった部分を見ていただけることが嬉しく思います。僕は試写会で拝見して、今年度のベストワンに選ばれるべき映画のひとつだと思いました。多くの方にご覧になっていただきたいと思います」(中田)
「公開2週目を迎えて、今日も画面越しでご挨拶することになりましたが、色々なツールでみなさんから熱量のこもった感想をいただいています。そのたびに胸が熱く、やり終えたなという気持ちを味わっております。イリヤのこれまで抱えていた経験や想いを、たくさん描いていただけて嬉しかったです。これからもぜひ、ご覧いただけると嬉しいです」(門脇)
「公開して一週間経ちましたが、何度もご覧くださったとツイッターなどで感想をいただけて、とても嬉しいです。実は今日はイヤリングを、あやさん(川澄綾子)がプレゼントしてくださったものを付けていて、あやさんも赤いイヤリングをつけていておそろいみたいでウキウキしていました。15年いっしょに関わってきて、キャストのみなさんとも仲が良くて、家族みたいな関係で作品に臨めたことがとてもうれしいです」(植田)
「先ほど控室でテレビを見ていたら、『第三章』が映画ランキングの1位をとっているのをみんなで見ることができました。「三章続けて第1位」とテロップに出ていて、役者にとっても、スタッフにとっても、これ以上もない最高のプレゼントをいただけたなと思います。須藤監督がすべてのカットにちりばめた要素を存分に見ていただけたら嬉しくと思います」(川澄)
「前回の舞台挨拶で感極まってしまったのですが、それは収録用のカメラの向こうに、全国の劇場で多くのみなさまがご覧になっているんだなという想いが伝わってきたからなんです。今日は泣きません!(笑) こうやってファミリーのような大切な存在のみんなと登壇できて、作品を語り合えることが素敵な時間だったと思います。『Fate/stay night』の桜を演じるのは最後かもしれないなと思いながら、集大成のつもりで演じていました。最後までありがとうございました」(下屋)
「当時から桜ルートまでできたらいいねと言っていたのですが、みなさんの応援と、作品を愛する監督に出会って、最後まで皆様にお届けすることができました。15年、同じ座組でやらせていただいて、家族のようなかたちで最後まで収録ができてとてもうれしかったです。」(杉山)
「こうして『第一章』から『第三章』まで作ってきて、アニメーションを作るということは、毎日の積み重ねを繰り返して、やっとできるものなんだなと感じています。スタッフのみなさんのお力で完成させることができて、本当に作って良かったなと思います。本日はありがとうございます」(須藤)
スタッフとキャストの想いが存分に語られて、大ヒット特別興行ライブビューイングは笑顔とともに終了を迎えました。
公開2週目を向かえた[HF]最終章。監督とキャスト陣の想いをぜひ、劇場で体感してください。
ABEMAにて大ヒット御礼特番を実施することを発表!
さらに舞台挨拶上にて8月28日(金)にABEMAにて大ヒット御礼特番を実施することを発表。メインキャストから杉山紀彰、下屋則子、川澄綾子、植田佳奈、門脇舞以、中田譲治、浅川悠と、舞台挨拶と同じ7名が出演予定。配信時間等詳細は後日発表。
最終章から新たに7枚場面カット公開!
作品情報
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」III.spring song
大ヒット公開中!
公開館:156館
この運命に、終止符を打つため――
イントロダクション
手にした者の願いを叶えるという万能の願望機「聖杯」をめぐる物語を描いた、ヴィジュアルノベルゲーム『Fate/stay night』。劇場版アニメ三部作として紡がれる最終ルート[Heaven’s Feel](通称・桜ルート)が、ついに完結する。
アニメーション制作を担当するのは、2014年にTVアニメ版[Unlimited Blade Works]を手掛けたufotable。キャラクターデザイン・作画監督として数々のTYPE-MOON作品のアニメ化を手掛けてきた須藤友徳が第一章、第二章に続いて監督を務める。
2019年に公開された第二章[lost butterfly]は109万人を動員、興行収入は16.7億円を記録。2017年に公開された第一章[presage flower]を上回る成績を収めた。
第三章は「聖杯戦争」の真実と、少年と少女の物語の結末が語られるエピソード。全三章で贈る[Heaven's feel]がたどり着く場所とは──第三章[spring song]は咲き誇り、奏でられる。
ストーリー
「俺は、桜にとっての正義の味方になるって決めたから」
少年は、真実からもう目を逸らさない。
少女を救うために。自分の選んだ正義を貫くために。
魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が
万能の願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。
その戦いは歪んでいた。
ひとりの少女――間桐 桜は犯した罪と共に、昏い闇に溺れてしまった。
桜を守ると誓った少年・衛宮士郎は遠坂 凛と共闘し、「聖杯戦争」を終わらせるため、過酷な戦いに身を投じる。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは闘争の真実を知る者として、その運命と向き合い、間桐臓硯は桜を利用して己が悲願を叶えようとする。
「だから──歯をくいしばれ、桜」
激しい風に抗い、運命に挑む少年の願いは、少女に届くのか。
終局を迎える「聖杯戦争」──。
最後の戦いが、遂に幕を上げる。
メインスタッフ
原作:奈須きのこ/TYPE-MOON
キャラクター原案:武内崇
監督:須藤友徳
キャラクターデザイン:須藤友徳・碇谷敦・田畑壽之
脚本:桧山彬(ufotable)
美術監督:衛藤功二
撮影監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:松岡美佳
編集:神野学
音楽:梶浦由記
制作プロデューサー:近藤光
アニメーション制作:ufotable
配給:アニプレックス
メインキャスト
衛宮士郎:杉山紀彰
間桐 桜:下屋則子
セイバーオルタ:川澄綾子
遠坂 凛:植田佳奈
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン:門脇舞以
藤村大河:伊藤美紀
言峰綺礼:中田譲治
間桐臓硯:津嘉山正種
ライダー:浅川悠
真アサシン:稲田徹