SparQlew、全3曲収録2ndシングル『ヘルベチカ』上村祐翔さん、千葉翔也さん、保住有哉さん、堀江瞬さん、吉永拓斗さんにインタビュー

今までのライブとは違う“配信ライブ”を経験して……

――8月9日(日)におこなわれた配信ライブ「SparQlew Live Stream “Breath”」は、通常のライブと比べていかがでしたか？　何か違いはありましたか？

千葉：段取りの多さ(笑)。スタッフさんと協力する演出の数が今までとは段違いでした。

今までは歌やダンスをつめたものを、舞台機構で最終的に彩ってもらうという感じだったんですけど、今回は全員が理解していないと即座に失敗につながるということばかりだったので、そういった意味では緊張感がすごかったですね。

吉永：たしかに。

千葉：リハの間も、できていない状態では帰れないというか。

保住：そこに人がいなかったら何もないという状況がありえるというか。

ワンカットで撮っている楽曲に関しては、所定の位置にいないと見切れちゃってたらダサいということもあったので、iPhoneを使って確認しながら「そこにいると映っちゃうよ」とか、リハのときからやったりして。

スタッフさんと、より密に接することを心がけたライブでしたね。

上村：今までのライブに比べると、リハ動画を何度も見返して、「ここは間違えてないと思ってたけど全然違うんだな」とか、そういうことをちゃんとチェックして、次のリハまでには絶対にできるようにしておこうとか、そういうふうに意識したり。

あとは、現場に行ってみないとわからないこともあって、かなり頭の中でシミュレーションを重ねながらやりましたね。

お客さんが同じ空間にいないので、カメラを通してしか僕たちの姿を見ていただけないので、カメラにちゃんと映るように、カメラを通して思いが伝えられるようなパフォーマンスをしなきゃなっていう、より見られている意識を感じながらライブに臨みましたね。

堀江：なかでも『ジリジリSHINY』が、個人的には一番配信ならではの届け方ができたと思います。

見てくださっている方からすると映るものがすべてなので、すごく楽しく歌ってる感じがダイレクトに伝わったと思うんですけど、その裏ではどれだけスムーズに動いてカメラに写り込まずに次の位置にスタンバイするかとか、リハの段階からめちゃくちゃつめていたので、映ってない裏で意外と全力ダッシュして次の立ち位置に向かっていて、カメラに映るときは楽しそうにして。

スワンじゃないけど、水面下では足をばたつかせて、表の楽しい部分を見せるために頑張りました。今回はそういうこともあって、配信ならではの楽しみ方ができてすごくよかったなと思いました。

吉永：それが自然と体に叩き込まれてて、いざ本番ってなったときに、映ってないところでもお互い目が合って「楽しいね」っていうような瞬間があったときに、自分たちが楽しんでるっていう感覚もしっかりありました。

ただ、配信ライブに臨むにあたっては、僕たちがみんなのことをどれだけ楽しませられるかっていう思いが強かったので、入念にリハをして、メンバーの思いを毎回確認して臨みました。

【STAFF】
Live Stream “Breath”が無事終了しました！
皆様、ご視聴頂きありがとうございました！#スパークルブレス #SparQlew pic.twitter.com/DFcEgmB1n6
— SparQlew_official (@sparqlew_tweet) August 9, 2020