2020年9月後半の総括(音楽)|青山吉能『みずいろPlace』#8
皆さんこんにちは、元気ですか?
わたしは元気です。
青山吉能です。
最近は毎週のように小春六花ちゃんと関わっています。
アニメ・外画のアフレコでも、出番が無い場合は再び出会うのに時間があいたり、はたまた一期一会であることも多いので、一人の子にじっくりと向き合えている時間はとても愛おしく、嬉しい気持ちです。
一節、一言、一文字、一呼吸でも六花ちゃんエキスが失われたらいけませんから、時間をかけて、スタッフさんのこだわり・熱を全身で感じながらもりもり録っておりますよ!
収録のたびに、優しいスタッフさんが素敵な差し入れをしてくださるのです。
甘いものが苦手・フルーツもなんか無理という女性声優ないないを突き通している面倒であろうわたしに、
「今日はおせんべいです〜!(素敵スマイル)」
「先週うまい棒がお好きって言っていたので…!(うまい棒スマイル)」
…。と
あ、ありがたい…!!!!!!優しさ…!!!!!!!!!
退屈な窓辺に…吹き込む風に…顔をしかめたのは照れくささの裏返し……という気持ちです…。うまい棒に関してはたこやき味しか勝たんという話まで覚えてくださっていて、たこやき味の「うまい輪」を探して差し入れてくださり、皆さんで食べました。
嘘です、わたしが9割食べた上に図々しく持ち帰りました。
皆さんのもとで六花ちゃんが喋ったり歌ったりする日を楽しみに、わくわくしながら生きています。お楽しみに〜!
よぴぴと音楽...。いや、その前に
さて今回のテーマはざっくりと「音楽」です。幅広いですね〜
私は4・5歳の頃からピアノを始め、小学校4年生の部活動選びでは迷いなくコーラス部を選び、そこからかれこれ7年ほど合唱と共に過ごしてきました。
ピアノは途中で辞めてしまったのですが、人並み以上に「音楽」というものがずっと身近にある存在だったと言えるでしょう。
特に中学校時代は全国常連の合唱強豪校だったため、練習漬けの日々。わたしの青春は合唱にありました。
皆さんにわたしの好きな合唱曲をたくさんお教えしたいんですが、もう関わった曲全てが大好きでたまらないので語りきれない!
千原英喜先生のダイナミックさ、横山潤子先生の繊細に紡がれる和声…。木下牧子先生…、信長貴富先生…!!
お名前を出すだけで恐れ多いです。
いまこのコラムを書くために、自分の記憶と当時をすり合わせるために色々と同級生との連絡を見返したり、インターネットの海に飛び込んでいたんですが、あの時、郡山第二中のSalve Reginaに圧倒されたことや、宮崎学園高校のソリスト凄かったなあ、とか…。
そうあの時。初めての全国大会での結果発表。
銅賞で名前が呼ばれず、次は銀賞の発表。司会の方から、「銀賞は……、九州ブロック代表!…」の「きゅ」が聞こえた時、思わず「わっ」と声が出てしまうほど嬉しかったこと。
共感を求めて、隣に座っていた3年生の先輩をちらりと見た時の、千切れそうなくらいに噛まれた唇。今思えば全国で2位なんてとんでもなくすごいことなんですが、私たちは、本気で本気で本気で、力の限り全力で、「金賞」を目指していたんだと、途端に悔しくなったこと。
いろいろな思い出が解凍してきています。
感情がMP3に圧縮されないまま溢れ出してきているので、端的にいいますといま泣いています。