『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』公開!『鬼滅』をはじめ『SAO』『Fate』『ツイステ』などヒット作を手掛ける“アニプレックス”とは?こんな作品も手掛けているの知っていますか?
2020年10月16日(金)。『鬼滅の刃』の劇場作品として『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』がついに公開。公開前から数々の話題が提供され、アニメシリーズ終了からファンの熱量はさらにヒートアップし、公開に至りました。
本編はもちろん、アニメ制作会社ufotableによる映像美やLiSAさんによる『紅蓮華』など、SNSなど各所で大きな注目を集め続ける『鬼滅の刃』。原作者である吾峠呼世晴さんをはじめ、多くの人の手によって作り上げられたアニメ『鬼滅の刃』ですが、その中に名を連ねるのがアニプレックスです。
アニメファンであれば一度は目にしたことがあるであろう“アニプレックス”の名前。近年で言えば『ソードアート・オンライン』や『Fate/Grand Order』をはじめとした『Fate』シリーズ、『ディズニー ツイステッドワンダーランド』など、話題になる作品に“アニプレックスの名前有り”といっても過言ではありません。
みなさんはアニプレックスがどんな会社で、上記のほかにどんな作品を手掛けているのかご存知ですか? 本稿ではアニプレックスがこれまで手掛けてきた作品をご紹介。知れば知るほど分かるその凄さ。これを機に、ぜひ様々な作品に触れてみてはいかがでしょうか。
アニプレックスとは?
アニメーションを主とした映像および音楽作品の企画製作を中心に、パッケージ商品の発売、各種作品の劇場配給・番組販売・配信、ゲームアプリやフィギュア・アパレル等の派生商品の開発、ミュージカルやイベント等のライブエンタテインメントの開催、オンライン・セレクトショップ「ANIPLEX+」の運営等、それぞれの領域でのビジネスを全世界規模で手がけています。
(※公式サイトより引用)
上記のように、アニメの制作や企画のほかにも多岐にわたってアニメ業界を盛り上げているアニプレックス。
今までアニメや音楽、さらにはその配給や関連商品の販売が目立っていましたが、ここ最近では『ディズニー ツイステッドワンダーランド』の企画・配信や、『Fate/Grand Order』における宣伝・広報、制作としての参加などアプリゲーム方面においてもその名を轟かせています。
では、ここからはアニプレックスが手掛けてきた作品の一部をピックアップして紹介していきます!
日本中が涙した『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
アニプレックス:製作(『あの花』製作委員会として) / 劇場版では配給も担当)
普段アニメに触れない人も感動の渦に巻き込んだ平成の名作。「ANOHANA PROJECT」として公開された『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』では配給を行っています。ちなみに、アニメーション制作を手掛けたA-1 Picturesはアニプレックスの子会社。
埼玉県の秩父を舞台とした「秩父三作品」のひとつでもあります(残りの2つは『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』)。
◆『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の詳細はこちら
お可愛いこと……『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』
アニプレックス:製作・音楽制作
独特な恋愛観の中で進むストーリーや、魅力的なキャラクターが人気を呼んだ話題作。本作ではアニプレックスは制作としてだけではなく、音楽制作も手掛けています。作品のイメージを作り上げる要素である音楽。その部分の制作にも力を入れているのは、アニプレックスの凄みであり強みと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、平野紫耀さん&橋本環奈さん主演で実写映画化も行われました。
◆『かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の詳細はこちら
TYPE-MOONの不動の名作!『空の境界』
アニプレックス:配給
『Fate / stay night』など歴史的人気作品を生み出したTYPE-MOON・奈須きのこ先生と武内崇先生による小説を元に7部連作映画として劇場アニメ化。本作においてアニプレックスは配給を担当しており、アニメーション制作はufotableと『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』と同様の形となっています。
2007年に公開されたとは思えないほどのクオリティはufotableならではです!
VRMMORPGを舞台とした大人気作品『ソードアート・オンライン』
アニプレックス:製作(SAO Projectなどとして)・音楽制作 / 劇場版では配給も担当
既にリブートシリーズ『ソードアート・オンライン プログレッシブ』の企画始動という情報も公開されている、言わずとしれた人気アニメ。制作、音楽制作という形で本作に関わっているアニプレックスですが、ラジオ番組や特典小説、アニメ設定資料集の発行なども行っています。また、本作のプロデューサーである丹羽将己さんはアニプレックス所属。
2012年にTVアニメ第1期が放送されて依頼、今でも新作アニメが作り続けられている超ヒット作でもあります。