GARNiDELiA×アイムソラ「Sora's Senpai Club」収録後インタビュー|ガチファン・アイムソラさんが心に刻んだ、結成10周年を迎えた“先輩”からのアドバイスとは
「メイちゃん男前」アイムソラ
――「GARNiDELiAfeat.アイムソラ」のステージが開催されたら、まずはどこでやりたいですか? 日本、アジア、アメリカ、ドバイなどなど……。
toku:ドバイ行ってみたいですね。
メイリア:ドバイ行きたい! ドバイにしましょう(笑)。
ソラ:俺とGARNiDELiAさんが!? そんな世界あります!?
――ワールドツアーやりたいみたいなお話も出ましたし、ソラさん界隈で海外でのイベントもやられてますし。
ソラ:そうかあ。そしたらやっぱりドバイ行きたいね。
一同:(笑)。
メイリア:シンガポールとかもいいよね。
toku:いいねえ。
ソラ:どこでもいいです! できるのであれば。
――あえて優先順位をつけるならば?
ソラ:優先順位をつけるとすると……。いや、やっぱりどこでもいいですってば!
一同:(笑)。
ソラ:それでもあえて言うなら、海外ですかね?
メイリア:ねー。海外ですよね多分。よさそう。
ソラ:海外の人のほうが日本のアーティストのコンサートの機会がそもそも少ないと思いますし。そういう機会を作るのがこの番組、そしておれのプロジェクトなので、やっぱり海外です!
――番組の中で、GARNiDELiAのおふたりの「性別入れ替わり疑惑」が出ましたが、それゆえ理解が深まった、なんてこともあるのでしょうか?
メイリア:なんか、tokuさんのほうが繊細なんだよね(笑)。私のほうが大ざっぱな感じだから、バランスはすごく取れてると思います。
(tokuさんが)細かいこととかも気づいてくれるし。逆に気づきすぎてネガティブになるところを私が「行ける! 大丈夫!」みたいな感じで引っ張るみたいな(笑)。この感じがちょうどいいバランスなのかな、と思ったりしますね。
toku:まあ、10年もやってるとやっぱり信頼できてるなという感じはしますね。
――ソラさんが「メイちゃん男前!」と言ってましたよね。
ソラ:そう! 男前! 見た目はすごく可愛いのに。俺が初めて「極楽浄土」のPVを見たときに「お人形が踊ってる!」と思いましたもん。でもそこから曲を聴き、ライブ映像を見ると「カッコいいこの人!」となります。二面性ですよね。
メイリア:あはは。ありがとうございます。
お互いの直してほしいところとは?
――ここからは第2部について伺っていきます。冒頭の質問で「どのくらい慣れましたか? 80%?」とありましたが、本当のところは何%でしたか?
一同:(笑)。
メイリア:いや本当に私は120%くらい近づいたと思えますよ。
ソラ:おー! 嬉しい!
toku:そう。距離感遠い、という感じは全然しなかったです。
ソラ:よかった。
メイリア:ゼロ距離でした。
ソラ:番組をやっている身としてはなるべくいろんなこと聞きたいから、固くなりすぎるとやりにくいでしょうし。受け入れてくれるふたりで超よかったです!
メイリア:堅苦しい感じになっちゃうと、こっちも「あ、すいません」みたいになるから、この空気感がよかったです。とても楽しかった。
――海外でのライブ、という話題も出ていましたが、ライブで海外に行く際は、観光スポットに行ったり、おいしいものを食べたりなどする時間はあるのでしょうか?
メイリア:ありますよ。多少は。
toku:うん。
メイリア:アメリカのときとかは一週間行くことになったので、中一日は観光の日があったりして。そこで観光スポット巡ったりしてたよね。
toku:そうですね。
メイリア:楽しいですよ。いろんな文化に触れられて。
toku:たまのご褒美というか。
――ユーザーからの質問で「お互いに尊敬してる点は?」というものがありましたが、逆に「お互いに直してほしいところ」みたいなところはなにかありますか?
一同:(笑)
ソラ:確かにすごい気になりますね。番組に入れたかったくらい。
――もちろん言える範囲で(笑)。
メイリア:え、超あるよ(笑)。
えーっとね、tokuさんは基本30分くらい遅刻してきます。
――直しましょう!
メイリア:でも直せないというか直さなくてもいいというか。忙しいからね。tokuさんは。あとはちょっとマイナス思考ぎみかも(笑)。
toku:そこはまあ、メイリアさんがですね、破天荒に突っ走るから(笑)。誰かが止めなきゃいけないときがあるわけですよ。「それは絶対ダメだ!」ってときに誰も止められないとマズイわけで。
メイリア:そうだね(笑)。
toku:スタッフも周りの人もいるとはいえ、ホントにいざというときに誰が止められるかって言ったら僕しかいないと思うから。
メイリア:じゃあ直さなくていいや。
――なんだかんだバランスが取れているというか、今のままがいいということですね。
メイリア:大丈夫。
ソラ:お話しててもすっごいバランスいいふたりだなって思いました。
ガチファン・アイムソラの選曲センスに脱帽!
――第3部では、ソラさんによるGARNiDELiA楽曲の選曲・プレゼンがありましたが、いかがでしたか?
メイリア:いや、すごいよ! ホントに聴いてくれてるんだなって思いましたもん。相手の方のお仕事の都合もあって、社交辞令で「すっごい聴いてます」って言っていただいたり、「ベストだけは聴きました」みたいなことはまあ聞くことが多いんですけど、ちゃんソラは全部、隅から隅まで聴いてくださってるんじゃないかって思えるほど、私たちのことを分かってくれてて嬉しかったです。
「march」を褒めてくれたのがホントに嬉しくて。あの曲は私がインディーズ時代、10代のときに自分が歌で伝えたいことを書いた曲なんですよ。それをちゃんと受け取ってくれたのがすごく嬉しかったです。
ソラ:まとめるときも本当にいろんな曲があるので大変でした。
最初は、一個は王道の「ambiguous」や「SPEED STAR」とかでまとめて、もう一個は“踊っちゃってみた”シリーズとかでまとめよう、と思っていたんですけど、尺的に入るかな? となっちゃって(笑)。
一同:(笑)。
ソラ:今回の話の内容としてはやっぱり新曲のことを多く話したいだろうな、と思って、過去の曲は無理やり詰め込みました。例えばほかにも「G.R.N.D.」とかいろいろあったんですけど。
メイリア:すごい! いっぱい聴いてくれてる!
toku:ありがたい!
――おふたりからも大絶賛ですね!
ソラ:いや、あの、嬉しいです!!
一同:(笑)。
ソラ:どう言ったらいいか分からなくて(笑)。いつも聴いているアーティストさんとお話することってまずないし、「どういう思いで作っているのかな」みたいに、個人的に気になっていたこともすごく多かったので、さらにおふたりを知られて嬉しいです。
嬉しいと思うと同時に、この先もすごい楽しみになりました。
メイリア&toku:ありがとうございます……!
――確かに、「G.R.N.D.」が入ってなくて驚きました。でも、たぶん一回選んだんだろうな、とも思いました。
ソラ:そう! あったんですよね!
一同:(笑)。
ソラ:だけど、「王道アニソン」「踊っちゃってみた」などで区切っていくときに入りきらなくて。ただやっぱりあの曲は自己紹介的というか、ユニット名を使っているわけですし入れないわけにいかない、と思いながらも、番組を見ている人の中にはGARNiDELiAを初めて知る人もいるかもしれないと思って、王道ふたつを選びました。
メイリア:うんうん。
――あそこで本当にGARNiDELiAのことをよく分かっているんだなと思いました。
メイリア:ね~。ホントですよね。
ソラ:「star trail」のPVで背中合わせのシーンが、戦ってる感があるって言ったじゃないですか。あれは、「REBEL FLAG」を出したときのインタビューで「私たちってまだ戦ってるよね」みたいなことを仰っていたので、今もまだ、10周年を迎えてもなお、戦ってるんだな、とピーンときたからなんですよね。
そういうのも知ってるから! 見てますから!
メイリア:すごい! インタビューも隅々まで見てくれてますね!
toku:嬉しい。