当サイトでは、サイトの利便性向上のため、クッキー(Cookie)を使用しています。
サイトのクッキー(Cookie)の使用に関しては、「クッキーポリシー」をお読みください。
声優
i☆Ris 8th Anniversary Live ~88888888~夜公演レポート!美しすぎる花火と最高の6人
アヤツナギのように...
メンバーそれぞれが衣装についてのポイント(デコルテラインを見せる大人な若井さんや肩チラを披露した茜屋さん&澁谷さんなど)を話したMCが終わると、『イチズ』に突入する。
『i☆Ris』の2ndシングルの発売日は、2013年5月22日。もう7年も前になる。Anniversary Liveだらかこそ、歴史が詰まった一曲が披露されるとやっぱりグッと来る。会場の演出も照明やエフェクトなど配信ライブでしかできないことが詰まっていた。
ピアノの音が鳴り止むと、ストリングスの旋律が。『Endless Notes』へ。この曲を聴くと澁谷さんの声が『i☆Ris』で担っているものは本当に大きいのだと気付かされる。彼女のハモりやソロが楽曲の奥深さを作っているのだ。
そのことが色濃く現れるミディアムバラードが『Endless Notes』なのだと僕は解釈している。ラストのフレーズを担当する久保田さんの吐く息が白く消えた点も含めて、本当に素晴らしい一曲だと改めて感じた。
そして、ここでまさかの一曲が。『We are i☆Ris!!!』の一番最後に収録されている『ayatsunagi』のイントロが流れはじめた。
このタイミングでこの曲を語る上で、手垢のついた言葉は不要だろう。“あやつなぎ”で結ばれた縄は結び目が非常に固い。
『i☆Ris』とファンを象徴するメッセージでありつつ、ソーサシャルディスタンスという言葉が生まれてしまったこの時代に必要な気持ちだと思う。
物理的な距離はあったとしても、心まで離れる必要はない。改めて、そんなことを考えさせられる最高のパフォーマンスだった。芹澤さんの瞳に浮かんだものを絶対に見逃してはならない。