TVアニメ『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』 朝香果林役の久保田未夢さん&宮下 愛役の村上奈津実さんにインタビュー!!
2017年にプロジェクトがスタートし、2020年10月から待望のTVアニメの放送が始まった『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』もいよいよ佳境に!
クライマックス直前の今、朝香果林役の久保田未夢さん&宮下 愛役の村上奈津実さんに『ニジガク』での活動を振り返りつつ、2人のユニット、DiverDivaについて、そして12月24日発売のBD第1巻の注目ポイントなど語っていただきました!
『ニジガク』の活動で印象に残ったことや、冬に聞きたくなる『ニジガク』の曲、舞台となったお台場での思い出など、ここでしか聞けないお話が盛りだくさんの内容! ぜひ、チェックしてみてください!
『ラブライブ!』は高校時代の想い出の作品。約3年半の『ニジガク』の活動で印象に残っている出来事は?
――本作に関わるまでに抱いていたラブライブ!シリーズの印象は?
宮下 愛役 村上奈津実さん(以下、村上):私は高校生の時にアニメを見ていて、かわいい女の子が歌って踊って、青春している作品だなと。私も見ながら泣いていたし、カラオケでよく曲を歌っていて、私にとって高校時代の想い出の作品です。
朝香果林役 久保田未夢さん(以下、久保田):私もμ’sさんが紅白歌合戦に出場した時に見てました。演じていたキャストさんたちとお仕事でご一緒する機会が多くて、皆さんが作品を大切にされていることも伝わってきたし、たくさんのファンの皆さんに愛され、キャストさんたちの強い愛情を感じていました。
――ここまで『ニジガク』のキャストとして活動した中で印象深かった出来事は?
村上:私はライブすべてが印象深いです。少しずつ成長できているかなと感じられる場なので。
久保田:ライブはもちろんだけど、活動が始まった翌年の2018年の『東京ゲームショウ』のステージに出演する前夜です。
村上:宿泊先のホテルで私の部屋に集まった時のこと?
久保田:そう。当時は活動が始まってから全メンバーが集まるお仕事ってあまりなくて。媒体別で3人ずつでの活動やラジオはあったけど、9人そろうのは1カ月に1回あるかないかという感じで。私たち2人も1年経ってもじっくり話したことがなかったくらい。
村上:9月20日が(エマ役の指出)毬亜(さん)の誕生日だったので、お祝いしようとみんなが私の部屋に集まって。
久保田:夜な夜なしゃべったり、ご飯を食べたり、遊んで。そこで9人が一気に仲良くなったイメージが強いので、印象に残っています。
村上:すごくオタクなトークしたよね?
久保田:あと(楠木)ともりが出演しているアニメがちょうど放送されていたので、みんなで見たりして。
村上:楽しかったね。
TVアニメ制作決定を知らされた後も信じていなかった久保田さん。その理由とは?
――『ニジガク』の特徴や魅力を挙げるとすれば?
村上:メンバーが基本的にソロで活動するところですね。
久保田:μ’sさんやAqoursさんはグループとしての活動を大切にしていたけど、私たちはソロだし。いろいろな個性がある分、幅も広がっているのが特徴であり、魅力かなと。それと廃校の危機に瀕していないので、比較的のびのびしてるかな(笑)。
村上:確かに廃校にはならなそうだよね(笑)。
久保田:あとメンバーそれぞれがスクールアイドル以外の活動をしているところも。しずくは演劇部で、果林も読者モデルだし。
村上:愛もいろいろな部活の助っ人をしているし。
久保田:それぞれの活動が個性となって輝いているところが虹ヶ咲らしいなと思います。
――TVアニメの制作が決まった時の感想は?
久保田:私たちがTVアニメ制作を知ったのは12月に皆さんに発表する前の去年の夏頃でした。
村上:『アニサマ2019』の控室で、カンペをそのまま読んでくださいと言われて。「何かな?」と思いながら見たら「TVアニメ制作決定」と書いてあって。泣く子もいれば、驚く子もいて。
久保田:騒然とする中で毬亜とあかりん(鬼頭明里さん)は冷静に読んでいて(笑)。でも皆さんに発表するまで時間があったから「どっきりじゃないか」と疑っていました。世間には出ていないから内々で解決できるし(笑)。
村上:そうだったらヒドいよね(笑)。
久保田:だから皆さんに発表するまでは、いつか「テッテレー♪」というBGMが流れるかもしれないと。
村上:私は疑っていなかったので(笑)楽しみだったし、早く皆さんに伝えたいと思っていました。
久保田:だから皆さんに発表した瞬間にやっと実感できました(笑)。
村上:発表した瞬間は皆さんの驚いたり、嬉しそうな表情が目に飛び込んできて、涙が止まらなくなって。本当なんだなと思えて、めちゃめちゃ幸せでした。
――TVアニメ制作は夢の1つだったんですよね?
久保田:元々、TVアニメ制作が決まっていたわけではなかったので、よりやりたいという気持ちが強かったと思います。
――実際にTVアニメのオンエアをご覧になった感想をお聞かせ下さい。
村上:絵がすごくきれいでしたし、これまでの媒体別活動での小ネタも入っていたり、細かいところまで作り込んでくださって、スタッフさんたちの愛を感じました。
久保田:私たちが今やっていることを投影したり、反映してくれて。今までのこともちゃんとありつつ、ゲームのメインストーリーの話もあるけど、ちょっと違っていたりとすべていいバランスで詰め込まれていて。
村上:私たちも嬉しいし、最初から応援してくださっていた皆さんにとっても「これだ!これだ!」と気付いてもらえるんじゃないかなと胸が熱くなりました。
久保田:でも始まると終わってしまうので喜びもありつつ、寂しい気持ちもあって。この記事が掲載される頃は最終回目前だし。早すぎる!
――作品の舞台もお台場で、モデルもたくさんの方にとってなじみ深い場所ばかりで。
久保田:東京ビックサイトとか。皆さんも知っている風景ですよね。「このエスカレーター、知ってるぞ!」って。
村上:オープニングで果林がいるヴィーナスフォートの階段のところとか。
久保田:私たちが「TOKIMEKI Runners」発売記念イベントをやったダイバーシティ東京プラザもあるし。
――何よりもメンバーたちがTVアニメとして動く姿を見られるだけでも感動しますよね。
久保田:私たちは動くことに飢えていたので(笑)。
村上:だからアフレコ現場でみんな泣いてました。
――放送後の反響も大きかったのでは?
村上:1話を放送した時に世界のトレンドワードに上がっていたのにはビックリしました。
久保田:ツイッターのトレンドでもずっと上位をキープしていたし。ファンの方とお会いしたり、直接声を聞く機会は今はないけど、みんなが盛り上がっていることはネットを見るだけでも伝わってきて。早く皆さんの声を直接聞きたいですね。