『キラッとプリ☆チャン♪ソングコレクション』発売記念!『ゴーゴー!マスコッツ(山下七海・大森日雅・田中美海)』インタビュー |新曲&ミニドラマをお聴き逃し無く
2020年4月よりシーズン3がスタートしたTVアニメ『キラッとプリ☆チャン』。
シーズン3では主人公たちが住む「キラ宿」がVR(バーチャル)遊園地「プリ☆チャンランド」に大変身。
ここで次世代アイドルのクイーンを決める「プリンセスカップ」が開催され、『ミラクル☆キラッツ』、『メルティックスター』、『リングマリィ』の各グループは新アイテム『プリたまGO』を使って自分たちのグループのマスコットを育てながら「イルミナージュクイーン」を目指している。
2020年12月2日は満を持して、『キラッとプリ☆チャン♪ソングコレクション』が発売スタート。それも「~from RAINBOW SKY~」、「~from MELODY FANTASY~」、「~from OCEAN MERMAID~」の3枚同時発売。それぞれオリジナルドラマも収録されているなど、ファン必聴のアイテムとなっている。
本アルバムのリリースを記念し、アニメイトタイムズはキラッCHU役の山下七海さん、メルパン役大森日雅さんの、ラビリィ役の田中美海さんにインタビューを実施した。
『キラッとプリ☆チャン』に出演が決まった時のエピソードから「キラッとプリ☆チャン♪ソングコレクション」の聴き所などを訊いた。
やっとピンクがイメージカラーのキャラが演じられる!
――まずは『キラッとプリ☆チャン』にご出演が決まった時の率直な感想からお願いいたします。
田中美海さん(以下、田中):(山下さんを見ながら)同じタイミング...?だったよね?
山下七海さん(以下、山下):知ったのでしょ?確かそうだよ。
田中:にちかちゅ(※大森日雅さん)がちょっと早かったんだよね?
大森日雅さん(以下、大森):うん!私はちょっと早かった。
田中:そうだよね。私たちが聞いたのが確か去年のウインターライブ(プリパラ&キラッとプリ☆チャン Winter Live 2019)だったんだよ。スタッフさんたちが集まっている時に「(プリ☆チャンの)次のシーズンよろしくね!」って言われたんだよね?
山下:そうそう(笑)。え!?みたいな感じでした。
田中:私たちも知らないし、マネージャーさんも知らなくて皆で頭の上に“?”が浮かんでるみたいな(笑)。
大森:私はそのちょっと前に「プリ☆チャン(キラッとプリ☆チャン)のシーズン3に出るらしいよ?」って少しだけ聞いてて。
――それでもちょっとざっくりしてますね(笑)。
大森:はい(笑)。それでウインターライブの時に「よろしくお願いします」っていう感じだったので、本当に出れるんだぁって思いましたね。
田中:実際、それぞれのグループ(ミラクル☆キラッツ、メルティックスター、リングマリィ)のマスコットになるとは聞いていたんですけど、こんなにマスコット同士が絡むとは思っていなくて。
――シーズン3はマスコット同士の交流が活発ですよね。登場するアイドルではなくマスコットって聞いた時はいかがでした?
大森:マスコット...。でも、アイドルとして歌う?みたいな。そういったキャラクターがこれまでのシリーズを通じても居なかったので最初は不思議な感じでしたね。その分、責任も重大と言うか。
山下:『ノンシュガー』の時にウサチャ(CV.諸星すみれさん)が奮闘していたのを隣で見てて、憧れがあったんですよ。私はマスコットを演じることができるって知って本当に嬉しかったです。
田中:嬉しかったぁ。でも、やっぱりマスコットが歌うことには驚いたよね(笑)。
――3人が演じているキャラクター キラッCHU、メルパン、ラビリィや芝居について教えて下さい。
山下:最初、キャラクターデザインを見た時にピンクですっごく可愛い!って思ったんですよ。キラッCHUは可愛いの王道みたいな感じなのかなって...収録の前は。
――収録の前は(笑)。
山下:ふふ(笑)。そうなんです。アフレコがはじまって演じてみると、かなり天真爛漫で元気なキャラクターで。むしろ可愛い担当はラビリィだったので。
田中:あはは(笑)。そうだね。
山下:やっとピンクがイメージカラーの可愛いキャラクターが演じられる!って思っていたので。珍しいですよね?
――確かに。イメージカラーがピンクでセンターって、今まで山下さんが演じてこなかった感じですね。
山下:そうなんですよ。これまで全然ないんですよ。大体、脇でエイヤ!ってやってることが多いんですけど。センターでピンク。嬉しいって思ってたらキラッCHUはお腹いっぱい食べるし、どこでも寝るし(笑)。
――想像とギャップがあったんですね。
山下:はい。そんな破天荒でお転婆なところを可愛く表現したいなって思って演じています(ニッコリ)。演じる時のポイントは語尾が“CHU”なので、そのニュアンスも上げたり下げたり色んなバリエーションを出しています。ただ、難しいところもあって。
――どんなところでしょう?
山下:ミラクル☆キラッツがミラクルキラッ“チュ”に聞こえる時があるって。
――「キラッCHU〜」って言った時とか、確かに滑舌の難易度高そうですね(笑)
山下:そこで何テイクか録ったりもありました(笑)。
――山下さんがキラッCHUを演じていて、ここが好き!みたいなポイントありますか?
山下:えもちゃん(萌黄えもCV.久保田未夢さん)と絆が深いところですね。絆が深いというか似ているというか...。
――朝からカツ丼を喜んで食べるところとか?
山下:ありましたね(笑)。2人って性格が結構似てるんですよ。掛け合いでも、えもちゃん(萌黄えもCV.久保田未夢さん)と言い合っていたりとか。マスコットたちと一緒にいる時とは違った一面がえもちゃんと一緒にいるときだけ出たりしているので。
――ありがとうございます。大森さんはいかがですか?
大森:メルパンは『メルティックスター』の敏腕マネージャーと聞いていて。いざ、アフレコに挑んだら御主人様3人がすごく出来すぎていて。プリ☆チャンアイドルとしても完璧ですし。それぞれぶっ飛んでるところもあるんですけどね。
こんな3人のマネージャーをやるってどんな凄いマスコットなんだろう?って思っていたんですよ。
――マネージャーという意味ですと、序盤で3人を朝起こしに行ったシーンがありましたね。
大森:そうですね(笑)。メルパンはとにかくせっかちでウルサイ。でも、可愛いんですよ。頑張ってる娘だなって伝わるように演じています。
これまで私もこんなにうるさくて元気な子を演じたことがなかったので、すごく演じていて楽しいです。すごく元気なんですけど、気が弱いところもあって。いつも「どうしようパン...。どうしようパン...」って言っていたり。そんなところも可愛いですよね。
――メルパンは「おやくそくセンセーション」で歌ってる歌詞や大森さんの歌い方も印象的でした。
大森:ありがとうございます。私もすごく気に入っているんです。マスコットたち皆でいる時って、メルパンが場を仕切っているしっかり者みたいな感じなんですけど...。歌になったら「ぼやっとしてたら遅れるパン!パンパカパンのパ~ン!」なので(笑)。
いつもキラッCHUに「このパンパカパーン!」って怒ったりする時の雰囲気が出ててるんじゃないかなって思いますね。
――メルパンは本当にキャラクターが立っていて可愛いですよね。ありがとうございます。では、田中さんラビリィはいかがですか?
田中:最初どんなキャラクターなのかな?って思っていて。説明をしていただいた時に、「この子はとにかくいい子で健気です」ってお聞きしたんですよ。
ラビリィは優しい子なんだなぁって思いながら、アフレコに臨んだんですけど。本当にいい子過ぎて逆にこっちが泣けてくるというか。
ご主人様(リングマリィ)を見つけた時もそうですし。偽物のご主人さまが現れた時でも、寄り添ってあげたりとか。
可愛らしい部分もあるんですけど、私としてはとにかく優しさを意識して演じていますね。
――ラビリィがリングマリィのマスコットになったシーンは本当に素晴らしかったですよね。
田中:そうなんですよ...。「ラビリィ“が”いいんです」って言ってくれるまりあ(金森まりあCV.茜屋日海夏さん)とすずちゃん(黒川すずCV.徳井青空さん)が本当に...。この2人もラビリィと運命的な出会いをしたんだなぁって。
――本当にラビリィはいい子なんですよね。
田中:ええ...。ご主人さまのためになりたいってどこまでも健気で優しい子なんです。
山下:私、最初キャラクターデザインだけ見た時、ギャルなのかなって思って(笑)。
田中:あはは(笑)。見た目ね。
山下:キャラクター設定を全然見てなかったの。現代的で今っぽい子なのかなって。
大森:確かに。
田中:原宿っぽい感じね。
山下:でも、全然違って...。
田中:悲壮感&悲壮感みたいな。
山下:そうなの!
田中:やばい、泣いちゃう...。最初は本当に悲壮感しかなかったから。