冬アニメ『ホリミヤ』河野 桜 役 近藤玲奈|声優インタビュー第7回「自分の気持ちに正直になろうと奮闘する桜、思わず応援したくなっちゃいます」
シリーズ累計600万部を突破したHERO・萩原ダイスケによる超人気漫画『ホリミヤ』が、強力なスタッフにより2021年1月、TVアニメ化! アニメイトタイムズでは、本作に登場する個性的で魅力的なキャラクターを演じる声優陣にメールインタビューを実施しています。
第7回では、仙石とレミと親しい関係にある生徒会役員の河野 桜を演じる、近藤玲奈さんにお話を伺いました。
自分の気持ちに正直になろうと奮闘する桜、思わず応援したくなっちゃいます!
――原作を読んだ印象を教えてください。
近藤玲奈さん(以下、近藤):展開が大きく変わっていくのではなく、ゆるやかな日常の中でキャラクターたちの心情が徐々に変化して、関係性が変わっていくのがとてもリアルだなと思いました。温かさもありながら淡く切ない雰囲気が、心をくすぐります。
――オーディションのときのエピソードなどはありますか?
近藤:原作を読んだことのある作品だったので、オーディションのお話が来たときはとても嬉しかったです。
桜を演じさせていただくときは、初々しさ、純粋さ、恋する女の子というところを意識しました。
――河野 桜は、どんなキャラクターですか?
近藤:優等生で、落ち着いていて誰よりも大人に見える桜ですが、とても繊細な性格で心が豊かな女の子です。
それまでは自分の感情はあまり主張せずにいましたが、石川 透との出会いをきっかけに、初めての気持ちでいっぱいになり、自分自身をコントロールできなくなって、知らず知らずのうちに感情を表に出すようになっていったのかなと思いました。
私自身も、普段は自分の感情は出しませんが、信頼できる友達には思っていることをちゃんと伝えるので、そこは桜がレミに気持ちを打ち明けていくときの心境と似ているかもしれません。
自分の気持ちに正直になろうと奮闘する桜。思わず応援したくなっちゃいます!
――演じるときに心がけていることがあればお願いします。
近藤:最初は、クールで淡々としてるところを意識しすぎてしまった部分もあったので、そこに柔らかさをプラスすることを心がけました。
特に初めて石川と会話するところは謎の緊張感があって、テストのときはお芝居が少し硬くなってしまいました(笑)。