アニメ『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クール 第10話(35話)を振り返る! 死に戻りを前提として行動し始めたスバルは気になるところ……しかし解決に向けたピースが揃い始めた!
MF文庫Jから刊行されている長月達平先生によるライトノベル『Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)』。本作のTVアニメ第2期『Re:ゼロから始める異世界生活 2nd season』前半クールが2020年7月から9月にかけて放送されました。
アニメイトタイムズでは現在、2021年1月よりスタートする後半クールの放送に向けた前半クールの振り返り企画を実施中です。今回は前回の第9話(34話)に引き続き、第10話(35話)「地獄なら知っている」の振り返りをお届けします!
前回のラストでは、遂に“嫉妬の魔女”ことサテラがスバルの前に姿を見せました。その姿は黒衣に身を包んだ銀髪の女性で、愛の言葉を囁きながらスバルに手を伸ばした彼女に、ゾクゾク来た人も多かったのではないでしょうか。
流石のガーフィール(CV:岡本信彦さん)も嫉妬の魔女の前では助けてくれる
以前の死に戻り前の世界では、スバルを監禁したり殺そうとしたりと敵対してきていたガーフィール。ですが今回は、嫉妬の魔女の影響で発生した影に自分以外が飲まれてしまったようで、思うところがありつつもスバルを助けてくれました。
彼からの情報によるとラム(CV:村川梨衣さん)やリューズ(CV:田中あいみさん)、エミリア(CV:高橋李依さん)までもが既に影に飲まれた後なのだとか。そこにやってくるリューズそっくりの女の子たち。やはり同じ姿の人物が何人も居たのは間違いなかったようです。
そこに現れた嫉妬の魔女にあっけなくやられるガーフィールたち。残されたスバルを前にした嫉妬の魔女から「スバルくん、愛してる」という言葉が彼女から出たため、その呼び方からレム(CV:水瀬いのりさん)を思い出し「同じ魔女でもエキドナ(CV:坂本真綾さん)たちの方がまだ愛せる」と叫び返してしまいます。
確かに嫉妬の魔女は恐ろしい相手ではあるのですが、おそらく彼女としては“死に戻り”は秘密にして欲しかった事であり、よりにもよってそれを話した人物の名前をここで出すのは不味いのではと思わざるを得ません。
この「エキドナたちのほうが愛せる」という言葉を聞き流石の嫉妬の魔女もショックを受けたのか、スバルまでも生きたまま影に飲み込んでしまいます。その中では色々なビジョンがぼんやりと見えていたほか、彼女からの「愛してる」の囁きが聞こえ続けていました。
発狂しそうになるスバル。まだ生きているため死に戻りが発生せず詰んだかに思われましたが、ここでペトラから貰ったハンカチが光の短剣に変化しました。前回エキドナが対価として何やら確認していたのはこれだったようで、こうなってしまうことを予見して自害用に持たせた模様。
助けてくれたように見えるのですが、はじめから死に戻りの事を話したらどうなるかわかっていたと思われます。結果的にスバルが死ぬ運命を作ったようにも見えるのですが、本当にエキドナは味方なのでしょうか。
自害したスバルを見て涙を流す様子の嫉妬の魔女のフードを、薄れゆく意識の中で取りその表情を確認するスバル。するとこれまでの情報通り本当にエミリア瓜二つとなっていたのですが、やはり彼女と何か関係があるのでしょうか。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会