お互いが補い合いあってシナジーを生む「F∞F」。アイドルの途中“アイチュウ”たちを応援してほしい|冬アニメ『アイ★チュウ』KENNさん・井口祐一さん・豊永利行さんインタビュー
2021年1月6日(水)より順次放送となるTVアニメ『アイ★チュウ』。
本作は、リベル・エンタテインメントが贈るアプリゲームが原作で、アイドルの卵である“アイチュウ”たちが一人前のアイドルになるために奮闘する青春ストーリーです。
このたび、TVアニメ放送を記念して、燃え盛る炎から羽ばたく不死鳥!!「F∞F(ファイアーフェニックス)」の愛童星夜役・KENNさん、湊 奏多役・井口祐一さん、御剣 晃役・豊永利行さんにインタビューを実施しました!
アニメで注目してほしいシーンやキャラクターの印象に対する変化、F∞Fの強みなど盛りだくさんで語っていただきました。
※新型コロナウイルス感染症対策のため、リモート形式でのインタビューを実施しております。
アニメ化は感慨深く、身が引き締まる思い
――まずは、アニメ化の話を聞いたときの率直なお気持ちをお聞かせください。
愛童星夜役・KENNさん(以下、KENN):『アイ★チュウ』は2015年のアプリゲームの時からですので、結構長い年月、愛童星夜役をやらせていただいています。今回満を持してのアニメ化ということで、とってもとっても嬉しかったです。どのようなお話になるのか、すごく楽しみにしていました。
湊 奏多役・井口祐一さん(以下、井口):『アイ★チュウ』はすごく長く関わらせていただいています。最初からアニメ化やいろいろな展開を予定していたわけではないと思うので、たくさんのファンの方の応援やリベルさんが頑張ってきてくれた結果、このようにアニメ化という形になるのは感慨深く、身が引き締まる思いでした。
あと、これまで『アイ★チュウ』のメンバーにはイベントでしか会えていませんでしたが、(アフレコで)毎週会えると思ったのが、個人的には1番嬉しかったです。
御剣 晃役・豊永利行さん(以下、豊永):(画面をまじまじと見つめながら)……井口さん、お髭生やしているんですね。井口さんの後ろにあるラビラビとのギャップが(笑)。すごく可愛らしいです。
(※井口さんは奏多がいつも抱えているぬいぐるみのラビラビと一緒にインタビューに参加してくださいました)
井口:ありがとうございます(笑)。
髭はマネージャー陣に好評で試しに伸ばしています。
豊永:すごく素敵です!
KENN:すごくワイルド! ……って、話がそれてる〜(笑)。
一同:(笑)。
――では、改めて豊永さん、アニメ化の話を聞いたときの感想をお聞かせください。
豊永:アプリゲームで『アイ★チュウ』という作品が始まってるのですが、今回TVアニメ化で、僕らがこれまで担ってきた芝居に“動きの描写”も加わり、キャラクターの動きを声で表現するにあたって、より集中する部分が増えつつも、いろいろな力をお借りしながら芝居ができる瞬間があるのかな、と思いました。
『アイ★チュウ』を今までずっとプレイしてくださった方々は、“アイチュウのみんなが動くんだ!”というところで楽しみにされている方も多いと思うので、晃を演じさせていただくにあたり、アニメでどこまで新しい表現ができるのかな、とも考えました。
ダンスシーン、アイドルのリアルさ、晃の意外な一面に注目!?
――特に、アプリゲームをプレイされているファンにとっては、アニメでどのようなシーンが描かれるのかがすごく気になると思うのですが、アニメで特に注目してほしいポイントやシーンなどがあれば教えてください。
井口:特にというとダンスです。「リハV」(声をあてる映像が収録されているもの)のライブシーンで線画でも絵コンテでもなくダンサーの方が実際に踊られている映像が入っていました。それもキレキレのダンスで。絵が仕上がってアイチュウたちの歌って踊る映像を見るのが本当に楽しみです。
KENN:スタッフさんたちの労力と手間と努力を惜しまないこだわりを感じるので、僕たちも早くオンエアで見たいですね。
『アイ★チュウ』は一人前のアイドルになるための発展途上な子たちがすごく頑張っている作品なので、素敵なシーンが本当にいっぱいあるんです。
なので、どのシーンも注目していただきたいのですが……アイドルのリアルな部分が感じられるシーンですかね。
普段はみんなと一緒に「頑張って行こうぜ!」と言ったり、誰かが落ち込んでいたら「どうした?」と声をかけたり、みんなで盛り上がって上を目指していこうとする星夜なんですが、物語の後半、珍しく落ち込んでしまうことがあります。
「自分らしさって何だろう?」「どういう風にしたらみんながみんな素敵になれるんだろう?」と僕自身も改めて考えさせられるようなストーリー展開で、とてもハートフルなお話だなと思いました。
アイドルはキラキラとした世界だけじゃない、アイチュウたちも1人の人間で悩んだりもする。そんなあがいていくリアルな部分も楽しんでもらえたらと思います。
豊永:井口さんがおっしゃったダンスやライブのシーンは、アイチュウたちの魅力が遺憾無く発揮されている描写になっていますし、ありがたいことに、アニメでは「F∞F」の軸を中心に描かれている印象を受けました。
もちろん、他のユニットもたくさん取り上げられていますが、「F∞F」、そして愛童星夜という人物の視点で描かれる部分が多く出てくるので、そこに奏多と晃がどういう風に関わってくるのかに注目してもらいたいです。
また、晃に関しても、アプリゲームで描かれているエピソードや設定も踏襲されているので、そういう部分でのシーンもぜひ楽しみにしていただきたいと思います。
TVアニメのため、すべてが描かれるわけではないのですが、ゲームをプレイしていただいている方にはちょっと脳内補完していただく瞬間があったり、アニメで初めて『アイ★チュウ』に触れる方にはいろいろな考察をしていただける描かれ方をしています。
KENN:晃くんですごく気になる描き方をしているシーンがありましたよね。
豊永:晃は本当に大変な子なんです(笑)。
KENN:プロデューサーとどういう関係なの!?と気になるところもあったり、普段見られないような晃くんが描かれています。晃くんファンにとっては見逃せないシーンがたくさんあるので、ぜひおすすめしたいです。
豊永:そうですね。普段の「F∞F」として星夜や奏多と一緒にいるところでは見せないような顔を見ることができると思います。