東山奈央さん、声優活動10周年ライブ「Special Thanks!フェスティバル」、想像を超えるサプライズでファンを魅了したライブ詳細レポート
「Special Thanks!フェスティバル」2日目はさらに衝撃のサプライズ
「Special Thanks!フェスティバル」の2日目となる12月6日の公演は、セットリストを大きく変える内容だった。
オープニングから1曲目と2曲目はDAY1と同じだったが、3曲目は「Dearest Wish」(『魔法戦争』)を選曲。そして4曲目の「ブルースケジュール」(『ニセコイ』)、6曲目の「DEDICATE」(『ノブナガ・ザ・フール』)と、前日披露されなかった曲を次々投入してくる。
東山さんが歌ってきたキャラソンは300曲以上と言われている。幅広いレパートリーを武器に、スペシャルなライブを組み立てていった。
さらに10曲目『月がきれい』の「fragile」、11曲目『THE UNLIMITED 兵部京介』の「未来物語」とフェスティバルは続く。
まさかのサプライズゲスト佐倉綾音さんが登場
会場の空気を一変させたのは、12曲目に披露した「ユメトユメ」(『魔法少女育成計画』)。この曲はスノーホワイト(CV.東山奈央)とラ・ピュセル(CV.佐倉綾音)のデュエットソングだ。
今日は東山さんの単独ライブなのでソロバージョンかな? と予想したファンは多いだろう。しかし、そんな予想は“いい意味”で裏切られた。
なんと、曲が2番に差し掛かったところでステージ上段に佐倉綾音さんが登場。1日目の公演にはなかったシークレットゲストは、とびきりのサプライズ。観客は静かにどよめいていた。
サプライズ楽曲後のMCで佐倉綾音さんがステージに再登場すると、今日一番の拍手がおくられた。
このトークコーナーでは、東山奈央さんと佐倉綾音さんが出会ったころのエピソードや、その後数々の共演作で親交を深めていった様子が語られた。お互いを「奈央」、「あやねる」と呼び合うふたりの会話は、聞いているだけで仲の良さが伝わってくる。
東山さんが「あやねるは1年先輩だけど、ほぼ10thアニバーサリー」と紹介すると、場内から盛大な祝福。さらに東山さんが「あやねるにとっての10年の歩みはどうですか?」と問うと、佐倉さんは「私にとっての東山奈央ですか?」と軽くボケて会場の笑いを誘う。
仲良しの二人の会話は留まるところを知らず、最終的にはスタッフがカンペを出して静止することになった。