アニメ『デジモンアドベンチャー:』新デジモンを演じるのは、11代目歌のお兄さん・横山だいすけさん! 「コモンドモンも愛されるデジモンになれるように頑張ります」
コモンドモンは太一たちを乗せるデジモン。今後の活躍に乞うご期待!
――今回、演じられたコモンドモンの印象は?
横山:絵を見た印象としてはおじいちゃんっぽいのかなと思いましたが、元気いっぱいやってくださいと言われて。「あまり絵の印象にとらわれすぎないようにやろう!」と思って、いろいろな「わほーん」をやってみたら、監督から「いいですね」と言っていただけてよかったです。
ここからどんどんキャラクターの要素が出てくると思うし、自分の感情とコモンドモンの感情がリンクしていったらいいなと思っています。
――コモンドモンは太一たちと一緒に行動するキャラクターなので出番も多いと思うので、今後が楽しみです。
横山:しかも主人公の太一君たち乗せるデジモンなので、ちゃんと乗せて運べるように、そして太一君たちとちゃんと絡んで、「おっ!? わほーんで会話してる!」と思っていただけるように頑張りたいです。
――今回の収録が終わった後、「家で練習してきます」とおっしゃっていたので気合も入っているなと思いました。
横山:そうですね。家の中の日常会話をすべて「わほーん」でいけるように(笑)。せっかくなので僕も楽しい時間を過ごしたいので、「わほーん」の引き出しを増やしたいなと思いました。
キャラの成長とデジモンの進化、アニメに関わる人たちの熱量が人気の理由
――『デジモン』シリーズが長く、たくさんの方に愛されている理由はどこにあると思われますか?
横山:アニメを作っている方々とキャラクターを演じられる声優さんの情熱がすごいから、子どもたちも魅力を感じるし、とりこになるんじゃないでしょうか?
あと成長するキャラクターたちとデジモンの進化ですよね。デジモンは等身だけではなく、能力や雰囲気まで進化するところがおもしろいですね。
そして人間とデジモンとの関係性もお互いに信頼感や絆があって、「自分にもこんなデジモンがいたらいいのに」と思わせてくれるのでは。現実社会の動物と触れ合う時、言葉は通じなくても心が通じる感覚に近いのかなと思います。
――以前から声のお仕事もされていますが、おもしろさや難しさとは?
横山:うたのおにいさんをやっている時は子どもたちと関わるシーンでは声だけではなく、表情や体すべてを使って表現できていましたが、声だけですべてを表現しなくてはいけないところが難しいですね。
例えば「今日、元気だよ」も本当に元気なのか、ちょっと無理をしているのか、うれしいのか悲しいのかなど、言葉は何色にも染まれるし、感じさせることができることはすごいことだと思います。
あと僕もアニメが好きで、特に『ドラゴンボール』世代だったので、アニメを見ながら「クリリンのことか!」とずっとマネしていたくらいのめり込んで。絵に声が入ることでキャラクターに命を吹き込んで生きているものになる。ただただ尊敬しかないです。
だから自分が命を吹き込む立場になる時は中途半端にはできないですよね。見てくれる方には映像や声を感じるものがすべてですから。だからコモンドモンも愛されるキャラクターになればいいなと思っています。
――では皆さんにメッセージをお願いします。
横山:『デジモンアドベンチャー:』ファンの方も、この記事から見ようかなと思っていただいた方にも、もっと『デジモンアドベンチャー:』が好きになってもらえるようなキャラクターになれるように、そして『デジモン』ファミリーの一員になれるように頑張っていきます。これから更におもしろくなっていく『デジモンアドベンチャー:』と、コモンドモンに注目してください!
『デジモンアドベンチャー:』作品情報
■タイトル
「デジモンアドベンチャー:」
■放送情報
毎週日曜日 朝9:00~
フジテレビほかにて放送中!