【連載】『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season後半クール:ガーフィール役 岡本信彦さんインタビュー後編|スバルと共に戦う今後が楽しみ。格言は今まで通りカッコよく言えたら
『Re:ゼロから始める異世界生活』(原作:長月達平/KADOKAWA刊)の2nd season後半クールが現在放送中ですが、アニメイトタイムズでの連続インタビュー企画もリスタート!
第3弾にご登場いただくのはガーフィール役の岡本信彦さんです。前後編に渡ってお送りしていますが、後編となる今回は先日放送された41話「クウェインの石は一人じゃ上がらない」を振り返っていただきつつ、『リゼロ』の魅力について語っていただきました。
岡本さんがすべてを賭ける想いで演じた41話。過去を乗り越えてスバルと仲間になる流れも心地よし!
――先日、オンエアされた41話「クウェインの石は一人じゃ上がらない」を振り返ってみた感想と印象的なシーンを挙げてください。
岡本信彦さん(以下、岡本):前編でお話しさせていただいたガーフィールの全貌が明らかになる、すべてを賭けて演じたエピソードがまさにこの回です。主人公が敵に対して「これは●●の分」と仲間の名前を次々に言いながら攻撃を繰り出すシーンはマンガなどでもよくありますが、スバルとガーフィールの戦いの中で、スバルの過去シーンが次々とフラッシュバックしたり、「そうだろ、エミリア」や「そうだろ、レム」など語りかけるように言うところは、俯瞰で見たら、いい伏線回収だなと思いました。
村人たちを聖域に閉じ込めていることも彼なりにいろいろ悩んで考えて、守ろうとした結果だったわけですが、スバルと戦ったことで吹っ切れて、過去を乗り越えて。そしてスバルの仲間になって「大将」と呼ぶようになる流れが気持ちよかったです。
――ガーフィールが母親やフレデリカとどんな別れをして、どんな想いでいたのかも明らかになって。「俺は母さんに幸せになって欲しかった」と気持ちを吐露しながら、まだ自分が結界になると。
岡本:2人と別れてから自分が何のために生きたらいいのかわからなくなっていたんでしょうね。頭ではわかっていても、14歳という年齢で飲み込んで、納得しろというほうが難しいです。
――ガーフィールが14歳だったというのは衝撃でした。
岡本:あの格言みたいなものをカッコよく言いたがるのも、14歳だからかと思えば、かわいいです。むしろ、14歳が言わずして、いつ言うのかと。大人じゃなくて良かったです (笑)。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会