アニメ『進撃の巨人』芋女ことサシャ・ブラウスの活躍を振り返り! 通過儀礼で見せた食への執着と愛されバカっぷり、仲間想いな一面まで紹介
食べ物への異常な執着心
彼女といえば食への異常なまでの執着心。上述の通り、死亡率の高い調査兵団入りを志願した理由も食べ物のため(少なからずエレンの影響もある様子ですが)。
飢えた時の姿はまるで野生の生物そのもので、暴走した際は仲間たちが力づくで制さないとどうしようもないことも。また、どこかしこから盗んでくることも多々あり、その度に周囲は肝を冷やします。
その理由は故郷での狩猟性格に関係しているのかと思われますが、第27話の回想シーンでは父親に対しても食への執着を見せていたため、生まれつきのものなのかもしれません。
ちなみに、『進撃の巨人』は数々のコラボアイテムが発売されていますが、食べ物系のコラボでは高確率でサシャの名前を冠した商品が。「サシャの蒸かした芋カレー」「サシャが盗んだ上官のお肉カレー」など、芋女にちなんだ美味しそうな商品の数々もこれまでに誕生しています。
見せ場多数! 仲間想いな一面も
本作のシリアスな笑いの数々を作り出したサシャ。ここぞという場面での見せ場も多く、トロスト区攻防戦では絶体絶命の場面で必死に仲間を鼓舞したり、先陣を引き受けようとしたりする場面が。そのほかにも、二度目の巨人襲来時は、意識を失い、壁から落下するサムエルを誰よりも早く救出し、その勘の良さを実戦でも発揮するなど活躍の機会もたくさんあります。
そんな彼女にスポットが当たった回が第27話です。このお話では、急遽故郷へ戻ることとなったサシャの姿を通して、田舎の森で彼女がどんな考えで育ったのか、なぜ兵団に入ったのか、さらに、仲間に対して何故か敬語を使っているその理由が明らかに。
思いがけない形で巨人と遭遇を果たした際は、立体機動・スナップブレードのない状況での戦闘となりますが、狩猟経験を活かした立ち回りでなんとか危機を回避。少女も助け出すことに成功すると、その成長した姿を父に見せることができました。
この経験が彼女に影響を与えたのか、リヴァイ班編入後はケニー・アッカーマン率いる対人制圧部隊との戦いにおいて弓矢を使ってサポート役を担当。そして現在、「The Final Season」で描かれているマーレでの戦いでは新たにライフルを使用し、精密な射撃を披露。その姿からは、目的のためになら人間でも躊躇いなく手をかけるという強い信念が垣間見えました。
▼サシャを演じる小林ゆうさんの第27話放送当時のツイート
◎小林ゆうですなう。サシャさんのバックボーンや今まで見せたことのない姿を、第27話では演じさせて頂くことができて本当に嬉しいです。サシャさんの事が大好きなので、皆様にサシャさんの生き様を見て頂ける事がすごく幸せです。これからも精一杯演じていきたいと思います。 #shingeki https://t.co/VoyUZ8uVEq
— 小林ゆう_公式 (@holy_kobayashi) April 8, 2017
「The Final Season」での活躍は?
2020年12月より放送中の「The Final Season」にもサシャは登場します! 66話時点では海の向こう側・マーレを舞台に、人間、さらには巨人を相手に戦闘を繰り広げています。
巨人の襲来によってもたらされた壁の中の人々の苦しみ。そして、繰り返される惨劇……。サシャは、多くの罪なき人々を傷つけることとなった調査兵団のひとりとして、これまで以上の覚悟で戦いに挑んでいる様子です。
激戦の中、調査兵団にも多くの犠牲が出ているこの戦い。その先でサシャはどうなるのか? また、壁の外を巻き込んだ、エレンたちの今後の動向は? マーレの戦いが一段落し、悲しみも生んでしまった最新67話をぜひご覧ください!
[文・MoA]