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三森すずこ、蒼井翔太ら出演声優が集結した春アニメ『擾乱』制作発表会レポート

“もう一つの日本”を紡ぐ、春アニメ『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』制作発表会 レポート! 三森すずこさん、蒼井翔太さんらアニメ出演声優が挑む舞台情報も明らかに

2021年4月6日の放送・配信が予定されているオリジナルアニメ『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』(以下、『擾乱』)。未だ謎の多い本作の新情報の数々が、2月9日に開催された制作発表会にて解禁!

出演声優より三森すずこさん(雪村咲羽役)、蒼井翔太さん(月城真琴役)、Raychellさん(花風エレーナ)、伊藤彩沙さん(中村浅陽役)、小林親弘さん(葛原仁役)が集結した本発表では、重厚な世界観、登場キャラクターたちの見どころ、さらに、声優陣が挑む舞台化に関する新情報が明らかになりました。

新情報盛りだくさんの最新PV公開!重厚な世界観の一端が明かされる!

未だ謎に包まれたオリジナルアニメ『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』。会場とオンラインで開催された今回の制作発表会では、開幕から新情報の数々が最新PVとともに解禁!

三森さん演じる雪村咲羽のナレーションでPVが始まると、重厚なストーリーを予感させるダークな世界観と、本日の出演声優が演じるキャラクターたちのボイス、さらに、RAISE A SUILENによる主題歌「EXIST」がお披露目となりました。

新情報盛りだくさんの映像が公開されたところで画面にはステージの模様が。出演声優に加えて、プロデューサーの大松裕さん(アニメーション制作:BAKKEN RECORD)、株式会社ブシロードの木谷高明さんによる挨拶で本発表は幕を開けました。

早速、公開されたばかりの新映像に興奮を隠せない様子の三森さん。蒼井さんも疾走感溢れる美麗映像を絶賛すると、キャスト・スタッフ一同納得の様子を見せます。また、放送・配信情報にて海外での配信も発表されると、伊藤さん、小林さんは、日本の文化を海外のファンにも楽しんでほしいとコメントしました。

キャスト陣が語るように、本作は海外のアニメファンを意識した一作であると木谷さん。ブシロードとしては広報はもちろん、音楽面でプロジェクトに携わっていくことをアピールしました。

気になる物語舞台は、明治64年の“もう一つの日本”。徳川政権が終わらなかった日本を舞台に、徳川政府の闇組織「鵺」の処刑人たちの姿が描かれることが紹介されます。ストーリーについて大松さんは、ありえたかもしれない“もう一つの日本”が描かれるだけに、歴史ファンにもおすすめの一作だとコメントしました。

歴史を知っていればより楽しめる本作ですが、主人公の咲羽を演じる三森さんはそこまで歴史が得意ではないと苦笑い。しかし、ありえたかもしれない日本の様子と、散りばめられたファンタジー要素にワクワクを隠せないとのこと。

そんな三森さんが演じるのは、特殊な力を持つ青い血の一族の一人である咲羽。壮絶な過去を持ち、「鵺」の処刑人として生きる彼女を演じるにあたって苦労が多かったようで、アフレコの度に魂を削っていたと振り返ります。

同じく処刑人で、男装の麗人だという月城真琴を演じる蒼井さんは、女形の経験が豊富なだけに、この役どころに使命感を感じるとコメント。花風エレーナを演じるRaychellさんは、娼婦としての一面を持つキャラクターだけに苦労が多かったよう。しかし、本作のアフレコ現場は和気藹々とした雰囲気だったとのことで、共演者、監督からのアドバイスを参考に役どころを掴んでいったと語りました。

7歳の女の子・中村浅陽を演じる伊藤さんは、演じる浅陽について“イノセントな存在”と紹介。作中において大事な存在であることが匂わされると、彼女について三森さんも、この“イノセントな存在”という点に深く共感していました。また、闇深い存在感を放つ葛原仁を演じる小林さんは、彼についてはまだ深くは語れないと紹介しつつ、本編での活躍に注目してほしいとメッセージを残しました。

ストーリーの大まかな概要が明かされたところで、挑戦的なプロジェクトとして始まったという本作ついて大松さんは、濃厚なドラマ性と、一風変わった舞台設定を見どころとして挙げます。また、アニメとしてキャラクターがあまり立っていないのではないかという不安もあったそうですが、キャスト陣の演技を見てその不安はなくなったと感謝を述べました。

アニメキャストによる舞台化決定!

今回、主題歌に関する新情報も。PVでも使用されたOP主題歌「EXIST」、さらに、EDテーマ「Embrace of light」を、Raychellさんが所属するバンド・RAISE A SUILENが担当することが発表! この曲についてRaychellさんは、本作のための描き下ろし曲で、同バンドとしても今までにない楽曲であることをアピールしました。

 

 

発表会ではそのほかにも、早くも決定したコミカライズのほか、グッズ、先行上映イベントの開催といった新情報も。そして最後に舞台化が発表されると、本日の会場である明治座で、なんとアニメのキャスト陣が舞台に出演することが明らかになりました。

この日、独特の世界観がアニメと舞台で展開していくことが明かされた『擾乱』。最後に、出演者より今後の意気込みが語られたところでイベントは締めくくられました。

[文・MoA]

『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』作品情報

放送情報

日本テレビ 2021年4月6日~ 毎週火曜 25:29
BS日テレ 2021年4月7日~ 毎週水曜 24:00
CS日テレプラス 2021年4月13日~ 毎週火曜 24:30
Hulu 各話一週間先行配信
海外での配信も決定

スタッフ

監督:工藤進
シリーズ構成:根津理香
キャラクターデザイン:小宮山楓乃
プロダクションデザイン:山口順
美術監督:安田ゆかり
色彩設計:赤間三佐子
撮影監督:小西庸平
編集:坂本雅紀
音響監督:今泉雄一
音楽:未知瑠
音響制作:ソニルード
アニメーション制作:BAKKEN RECORD

キャスト

雪村咲羽(ゆきむらさわ):三森すずこ 
月城真琴(つきしろまこと):蒼井翔太
花風エレーナ(はなかぜえれーな):Raychell
中村浅陽(なかむらあさひ):伊藤彩沙
葛原仁(くずはらじん):小林親弘

あらすじ

時は、明治64年。
舞台は、徳川慶喜が絶対権力を維持し続けている、もう一つの日本。
国家は、独自のエネルギー源、”龍脈”を整備し、江戸時代と科学が混ざり合う、独特な発展を遂げた。
しかし、そんな華やかな都市の裏で、
革命の炎をくすぶらせ、政権打倒を目論む、反体制派組織クチナワが、うごめく。
その駆除を任された、徳川政府の闇組織、「鵺」。
幼い頃、家族を殺された雪村咲羽は、「鵺」の処刑人となり、その仇、蛇埜目を探し続けていた。

オープニング主題歌

「EXIST」RAISE A SUILEN
エンディングテーマ
「Embrace of light」RAISE A SUILEN

公式サイト
公式Twitter(@joran_official)

(C)擾乱製作委員会
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