音楽
『i☆Ris』久しぶりのワンマン有観客ライブに向けたインタビュー

『i☆Risと”究極の未体験”!6人揃ってファンと8周年の集い』直後の『i☆Ris』メンバーに直撃!久しぶりのワンマン有観客ライブについて訊いた

8年間の中で印象に残っているライブについて

――では、せっかくの機会ですので、これまで8年間の中で印象に残っているライブのエピソードをお聞かせください。

芹澤:『i☆Ris 1st Live Tour 2015 〜We are i☆Ris!!!〜』のファイナルがZepp Tokyoだったんですよ。当時の私たちからすれば考えられないくらいの大きな会場だったんですよね。そのファイナルがすごく印象に残っています。

声優として朗読劇をやって、一つのストーリーを作り上げた後に『Defy the fate』につなげるという流れでしたが、改めて見ると荒削りなところもあって。今の『i☆Ris』ではあまり見ることができない内容になっていると思います。オヌヌメです!

若井:やっぱり武道館でのライブ(i☆Ris 4th Anniversary LIVE ~418~)でしょうか。武道館はアイドルとしてみんなが憧れるステージ。デビューからたった4年で立てたことは、やっぱり今でも大切な思い出ですね。武道館に懸ける思いはメンバーみんなすごかったし、いいライブだったと思います。

茜屋:「i☆Ris 7th Anniversary Live 〜七福万来〜」も面白かったよね。普段は、私たち6人が歌って踊るからメンバーだけで完結してるけど、あの時はパンダっていうスペシャルゲストが登場して(笑)。

「i☆Ris 6th Anniversary Live ~Lock on♡ 無理なんて言わせないっ!~」くらいから私たちのアイデアがライブの演出やテーマに反映してもらえるようになりましたが、私たちもお客さんも楽しめるようなことが視覚などの演出面でも増えたので、とてもいいライブだったと思います。

山北:パンダは私が呼びたいって言ったんだよね(笑)。「七福万来」がパシフィコ横浜でできたのも印象深くて。武道館以降、ちょっと燻ってるような感じがあったので……。また『i☆Ris』が挑戦し始めた、新しいスタートを切ったような感じがあるから印象深いよね。

――2021年3月28日に再びパシフィコ横浜に立ちます。その点についてはいかがでしょう?

久保田:「七福万来」で見た景色とは全然違うものになるだろうと思いつつ、やっぱり今のまま(発表通りに)お客さんが入る状況でライブができることを願っています。

無観客は「i☆Ris 8th Anniversary Live ~88888888~(以下、88888888)」の時にやりましたが、やっぱり会場にお客さんがいる方が私たちのスイッチも入るので……。最高のパフォーマンスを見せたいですし。このまま何事もないといいなって思います。

澁谷:大丈夫でしょう! 私はこの場を借りて、何事もないと宣言しておきます(笑)。だって、できないと私は皆と会えずにバイバイすることになってしまいますので。限られた人数ですが顔を見てバイバイって言いたいので、きっと大丈夫だと信じてます!

絶対に見つけたいので、絶対に見つけさせてください(久保田さん)

――ちょうど3月28日のお話が出たので、改めて『i☆Ris』として久しぶりに有観客のフルライブを開催することについてお聞きしたいです。

澁谷:嬉しい反面、ちょっと緊張しそうな気がします。久しぶりに見るファンの皆さんの前で歌って踊るのはドキドキでいっぱいです。実際に本番を迎えると1秒で終わったってくらいのスピードで過ぎてしまって、大満足の時間になると思うんですけど。

芹澤:確かに、その日(3月28日)って情報量が多いんですよ。6人で最後って感情もあるし、お客さんがいてくれるって感情もあるし。久々に『i☆Ris』のワンマンライブだし。あっという間にライブが終わりそうなので、一つひとつを大切にしたいです。

若井:思う存分に叫んだりはできないので、いつもの『i☆Ris』のライブみたいにはならないかもしれないんですけど……。でも、そういった状況だからこそ生まれるものがあると思います。会場にお越しいただける方は目に焼き付けていただきたいです。

それにアニマックでも放送されるので、たくさんの方に観て欲しいと思っています。「『i☆Ris』ってすごいんだよ?」ってみんながオススメできるライブになると思いますので、期待していてください。

――久保田さんは以前、写真集(片道切符)の取材で「オタクに会いたい」と仰っていました。

久保田:そうですね(笑)。久しぶりにちゃんと『i☆Ris』のライブで皆さんの顔を見たら、(少し間を開けて)泣いちゃうかもしれませんね。すごく楽しみです。「久しぶり!」の方もいれば「はじめまして!」の方もいると思うんですよ。今回のライブは特に。

――確かに。

久保田:この1年間で『i☆Ris』のことを好きなった人が、とうとう現場で見ることができる瞬間でもあると思いますので。(i☆Risの)全員が好きだと思うんですけど、中でも特に久保田が好きだと思っている方は絶対に見つけたいので、絶対に見つけさせてください。

――サイリウムの色、準備しておいてねってことですね。

久保田:はい(笑)。楽しみに待ってます。

――ありがとうございます。では……。今回、「ひみちゃんねる」で何か動きはあるのでしょうか?

茜屋:あはは(笑)。その日はナイトルーティーン(の収録)なしでライブに集中したいと思います。6人でやる最後のライブで、50%の入場者数ってやっぱり悔しいですね。私の気持ちとしては、全員に入ってほしいくらいなので。

でも、久々のパシフィコ横浜でみなさんの目の前でライブができること自体、このご時世を考えたらありがたい話なんですよね。当日は、私も一曲、一曲。MCも一つひとつ空気感を楽しんでやりたいと思います。私たちも楽しんで、皆さんにも絶対に楽しんでもらう。そんな日にしたいですね。

山北:色々な成約はあると思うんですけど、現場で生で推しを見るのと、画面越しに推しを見るのとでは全然違うと思うんです。皆さんからすれば、久しぶりに会うさき様ですので。「生が一番かわいいよ!」って言われるくらい磨いていきたいと思います。

ちょっと悔しいですけどね。6人の『i☆Ris』と満員のファンとで『i☆Ris』のライブは完成するものなので。

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