『Yes!プリキュア5GoGo!特番』に三瓶由布子さんら声優陣が集結!『映画ヒーリングっど♥プリキュア』に向けた意気込み、改めて感じた『プリキュア』の魅力とは?特別番組レポートをお届け!
『プリキュア』シリーズの第4作目として2007年に放送された『Yes!プリキュア5』(プリキュア5)。“パルミエ王国”からやってきたココと出会い、プリキュアになった夢原のぞみたちが邪悪な組織“ナイトメア”と戦う姿が描かれました。
そして2021年3月20日、シリーズ最新作『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』が公開! 今作では、東京を舞台に『ヒーリングっど♥プリキュア』(ヒープリ)、『プリキュア5』のプリキュアたちが謎の敵に立ち向かいます。
『プリキュア5』のプリキュアたちがスクリーンに帰ってくる今作。公開を控える中、プリキュア公式YouTubeチャンネルでは、『プリキュア5』のキャスト陣が集結した番組『Yes!プリキュア5GoGo!特番』がプリキュア公式YouTubeチャンネルにて配信されます!
今回はその番組レポートを、収録の舞台裏の様子とあわせてお届けします!
出演キャスト
・三瓶由布子さん(夢原のぞみ / キュアドリーム役)
・竹内順子さん(夏木りん / キュアルージュ役)
・伊瀬茉莉也さん(春日野うらら / キュアレモネード役)
・永野愛さん(秋元こまち / キュアミント役)
・前田愛さん(水無月かれん / キュアアクア役)
・仙台エリさん(ミルク / 美々野くるみ / ミルキィローズ役)
・高木渉さん(ブンビー役)
・鷲尾天さん(番組プロデューサー)
久しぶりの『プリキュア』出演!あの頃と『プリキュア』を見る目線に変化が?
『Yes!プリキュア5』のキャストとして久しぶりに集結した6人。カメラが回る前、裏手に設置された今作のポスターを眺めながら談笑しており、その仲の良さが伝わってきました。
そんなキャスト陣は、今作で約3年ぶりの『プリキュア』への出演となりますが、出演を聞いた際はどんな心境だったのか。その問いに三瓶さんは、ドッキリを疑ったほど驚いたと明かすと全員同じ気持ちの様子。
「夢のよう」「皆にまた会える」とそれぞれが感じた喜びが語られていきます。また、『ヒープリ』との2組構成が意外だったと前田さんが語ると、仙台さんもオールスターでの出演だと思っていただけに驚きと喜びが増したと明かしました。
早速、盛り上がりを見せるトークでは、『ヒープリ』メンバーとの共演についてのお話も。
ご時世柄、全員での収録は難しかったとのことですが、伊瀬さんは、河野ひよりさん(キュアスパークル / 平光ひなた役)、三森すずこさん(キュアアース / 風鈴アスミ役)と一緒に収録する機会があったとのこと。
その際、『プリキュア5』を観て育ったという河野さんが、その愛を熱く語ってくれたというエピソードを述べました。
そんなあらゆる世代の少女たちを熱中させた『プリキュア』シリーズ。今作について竹内さんは、プリキュアはもちろん、お母さんや悪者の目線でも楽しめる一作だとアピールし、ラストは泣ける展開が用意されていると期待を煽ります。また、母になってプリキュアを見る目線が変わったという仙台さんは「お母さんたちにも楽しんでほしい」と語りました。
プリキュア声優であることがとても幸せなこと
続いてはテーマに沿ったトークをお届けする「プリトーク」に。最初のテーマ「久しぶりに6人が揃った」では、本日の番組収録が「プリキュア5」キャストが久しぶりに集結した機会で、最後に全員が揃ったのは5、6年前だということが明らかに。しかし、キャスト同士の繋がりは今でも深く、LINEのグループでそれぞれ写真を送り合い、コミニュケーションを取っているそうです。
次のテーマ「プリキュアを演じてよかったこと」では、「変身して必殺技を出せることが嬉しかった」と竹内さん。多くの女性声優の憧れであるプリキュア声優であること自体がとても幸せなことだと熱弁すると、一同深く頷いていました。
そんな『プリキュア5』は、プリキュアたちだけでなく、脇を固めるキャラクターたちの活躍も印象的。ここで三瓶さんは入野自由さん(ナッツ役)からのメッセージを紹介! 入野さんは当時、収録途中に20歳を迎えたということもあって、「プリキュア5」はとても印象的な作品なんだとか。また、伊瀬さんも同じくこの作品で20歳を迎えており、初めての乾杯はプリキュアの打ち上げだったと明かしました。
収録・放送当時の懐かしのエピソードが飛び交う中、ここで「お茶が入りましたよ」と作業着姿の男性がセット内に登場! 聞き覚えのあるその声の主はなんと、高木渉さん(ブンビー役)!
颯爽と現れた高木さんは司会の方を追い出して番組をジャック! ここから高木さんの進行で番組は進んでいきます。
高木さんとブンビーに求められた存在感とは?
高木さんの乱入で一旦仕切り直しとなった番組。セット内に用意された席にはもうひとりスペシャルゲストとして、鷲尾天さん(番組プロデューサー)の姿が! お次の「GoGoの皆に聞いてほしい話したいコーナー」では、制作目線のお話も進んでいきます。
早速、『GoGo』(Yes!プリキュア5GoGo!)の制作はいつ決まったのか? という高木さんの質問に、「早い段階で決まっていた」と鷲尾さんが回答。
続く、ブンビーはなぜ『GoGo』にも登場したのか?という問いには、先ほど高木さんが乱入してきて場の空気がガラッと変わったように、ブンビーにも同じような存在感を求めていたのだと力説しました。
もっと聞きたい話は山ほどありますが、高木さんの進行はここまで。司会としての出番があっという間に終わってしまいましたが、高木さんはカメラが止まった後にも「もう終わり!?」と会場の笑いを誘っていました。
ファンが選ぶ名ゼリフは? キャラクターの個性が詰まったセリフを披露
プリキュアたちの信念に満ちた迷いのないセリフの数々は、今でも多くの人々の心に残っています。続く「みんなが好きな『Yes!プリキュア5』の名ゼリフ」は、事前にTwitterで募集した“ファンが選ぶ名ゼリフ”をキャストが披露する企画です。
三瓶さんは『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』より「私は、ずっと同じ私じゃないの! 昨日の私より! 一時間前! 一分前! 一秒前! そんな私より、もっといい自分になりたい!」、竹内さんは第2話より「どんな時も、一緒だった。これからもずっと、一緒なんだから! 友達なめんな!」、伊瀬さんは『GoGo』第18話より「春日野うららは、へこたれません」と、それぞれキャラクターの内面が顕れた印象的なセリフが。
そんな中でも永野さんは、『Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!』より、敵のはずのダークミントにかけた「私はあなたの事も守りたかったのに」を披露。永野さんはこのセリフについて、短いながらもキュアミントの優しさが詰まった印象的なセリフだとコメントしました。
また、前田さんは第6話より「力なんてなくたって、みんなを助けたいと思う気持ちは同じだから! それに、みんなといると、とっても楽しいの。プリキュアになれなくても、みんなと一緒にいたい! みんなの力になりたいの!」と、かれんがついに変身を果たしたシーン、仙台さんもミルキィローズが初登場する『GoGo』第10話より「力というのは、たくさんの思いや願いから生まれるものなの!」を披露しました。
久しぶりの名ゼリフに湧く会場ですが、この企画ではなんと、ブンビーのセリフもたくさん集まったとのこと。高木さんが「お前らとずっとやりあっているうちに感じたんだよ、なんというか、その、ひたむきさというか。この組織に欠けている何かをね」と『GoGo』第47話でプリキュアたちにかけた名ゼリフを放つと、三瓶さんは「ブンビーさん、ありがとう」と返しました。
ちなみに、このセリフは台本のままだそう。本番では「私も行こうか?」という高木さんによるアドリブも加わっているのですが、本シリーズにおいて高木さんは数々の場面でアドリブを入れていたとのこと。鷲尾さんは、特に印象的なエピソードとして、第14話でブンビーがタクシーに乗って現れるシーンの「領収書ちょうだい」というセリフが高木さんのアドリブだったと明らかに。緊張感のある現場でも、高木さんのユーモアあるアドリブは楽しかった思い出のひとつだと笑顔を覗かせました。
ちなみに、セリフ披露ではNGシーンもありましたが、高木さんは自身の番でNGが出ても「やった!もう一回言える」とキャスト・スタッフの笑いを誘っており、そのムードメーカーぶりがよく伝わりました。
『Yes!プリキュア5』の収録当時のエピソードや裏話が飛び出した番組収録は早くもお時間に。三瓶さんは番組を振り返りつつ、最後に今作の公開を楽しみにしている視聴者に向けて「本編にはココとナッツも出ているよ! 頑張ってるからね! ぜひみんなで見に来てください」と締めくくりました。
映画公開を直前に、「プリキュア5」のキャストが集結した今回の番組収録では、収録中はもちろん、カメラが回っていないときのキャスト陣の楽しそうな姿が印象的でした。
そんなキャスト陣が演じるキャラクターも活躍する『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』は3月20日より公開! ぜひ劇場に足を運んでみてください!
『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っと GoGo!大変身!!』作品情報
2021年3月20日(土)全国ロードショー
声の出演
キュアグレース/花寺のどか:悠木碧
キュアフォンテーヌ/沢泉ちゆ:依田菜津
キュアスパークル/平光ひなた:河野ひより
キュアアース/風鈴アスミ:三森すずこ
ラビリン:加隈亜衣
ペギタン:武田華
ニャトラン:金田アキ
ラテ:白石晴香
キュアドリーム/夢原のぞみ:三瓶由布子
キュアルージュ/夏木りん:竹内順子
キュアレモネード/春日野うらら:伊瀬茉莉也
キュアミント/秋元こまち:永野愛
キュアアクア/水無月かれん:前田愛
ミルキィローズ/美々野くるみ:仙台エリ
ココ:草尾毅
ナッツ:入野自由
ゲスト声優 藤田ニコル役:藤田ニコル
スタッフ
原作:東堂いづみ
監督:中村亮太
脚本:金月龍之介
音楽:寺田志保
キャラクターデザイン・総作画監督:爲我井克美
美術デザイン:増田竜太郎
美術監督:小川友佳子 渡辺佳人
CGディレクター:大曽根悠介
色彩設計:佐久間ヨシ子
撮影監督:髙橋賢司
製作担当:澤守洸
『映画トロピカル~ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ?ダンスパーティ!』作品情報
声の出演
キュアサマー/夏海まなつ:ファイルーズあい
キュアコーラル/涼村さんご:花守ゆみり
キュアパパイア/一之瀬みのり:石川由依
キュアフラミンゴ/滝沢あすか:瀬戸麻沙美
ローラ:日高里菜
スタッフ
原作:東堂いづみ
監督:大塚隆史
脚本:金月龍之介
音楽:寺田志保
キャラクターデザイン:中谷友紀子 稲上晃
作画監督:稲上晃
美術監督:小川 友佳子 渡辺 佳人
色彩設計:佐久間ヨシ子
撮影監督:五十嵐 慎一
製作担当:澤守洸
映画公式サイト
映画公式Twitter(@precure_movie)
番組公式Instagram(@precure_curesta)
プリキュア公式 LINE:@precure