春アニメ『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』の見どころを5つのポイントで紹介!|どのキャラクターからも目が離せない新感覚ラブコメ作品!
電撃文庫から刊行中の、二丸修一先生によるライトノベル『幼なじみが絶対に負けないラブコメ(おさまけ)』。本作のTVアニメが、いよいよ2021年4月より放送開始となります。
今回はその放送前に、見どころを5つのポイントでご紹介します。“幼なじみが絶対に負けない”ということで、幼なじみ属性を持つヒロインが好きなみなさんは必見の作品となることでしょう!
本稿が、そんなみなさんの視聴前の参考になれば幸いです。
『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』5つの見どころ
1.タイトルに偽りなし! 幼なじみ・志田黒羽(CV:水瀬いのり)の可愛さに舌を巻く
やはり『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』ということで、その看板に偽りがないことを期待したいところ。
昨今のラブコメ作品の幼なじみヒロインは、最終的に主人公とは結ばれないパターンが多いとされているようなのですが、それがいつ頃から言われ始めたのか不明瞭ですし、明確な理由やソースもわからないのは筆者だけではないと思いたいところ。
何となく“負けヒロイン”の定番要素みたいなイメージがついてしまっている幼なじみ属性ですが、やっぱり前から主人公のことを知っていて理解していることは大きなアドバンテージのハズなのです。
まあそれでも、昔から距離が近かっただけに恋愛対象として考えられないみたいなオチになったり、他ヒロインにマウントを取ったつもりになってたらひょっこり現れた他の女の子に主人公を掻っ攫われたりと、散々なパターンも多いように思えますが。
言い方は悪いですが要するにかませ犬ポジションで、しょっちゅう最後には泣いているみたいな印象が何故かないでしょうか。(※個人的主観なのでソースはありません)
本作において主人公・丸末晴(CV:松岡禎丞)の幼なじみとして紹介されている志田黒羽は、なんでも幼さの残る外見ながら世話焼きお姉さん的なキャラクターなのだそうで、男性諸君にはたまらない女の子です。
加えてちょっと一癖あるようで、計算高いところや一筋縄ではいかないところもある模様。タイトル通り主人公と結ばれるのが幼なじみなのだとしたら、もう彼女が勝ったも同然でしょう!
なんでもわかってくれるツーカーの仲で、お互い通じ合うものはありつつも、肝心なところで何を考えているのかわからなくなる……そんな一面もみられるのかもしれません。
きっと視聴者は末晴のように彼女に振り回されるかもしれませんが、それもまた一興ということで注目してみてください。
2.そもそも勝つつもりがないから負けないのかもしれない
イントロダクションによると末晴と黒羽は、末晴の初恋の相手である可知白草(CV:佐倉綾音)に彼氏がいると知り、初恋の復讐を画策しているようなのです。
“復讐”なんて物騒なワードを見るとドロドロの三角関係を想像してしまいますが、本作はあくまでも“ラブコメ”。そこのところは面白おかしくなっているはずなので、その点は安心していいはず。
それに何も、初恋の復讐をしたいと考えるのは末晴だけとは限りませんしね。
幼なじみヒロインが物語の開始時点で主人公に好意を抱いているのはお約束みたいなところがありますが、末晴に好きな相手がいると知って復讐に協力的な黒羽は、実はそこまで彼に好意を抱いていないor末晴に好きな人がいることを知り失恋済みだからこそ、彼の復讐の完遂が勝利条件なの……かも!?
ただ少し気になったのが、告白してフラれたわけではなく、彼氏がいると知っただけで復讐へ傾いているところ。キャラクターそれぞれのすれ違いみたいなところも、注視していきたいポイントになるかもしれませんね。
3.幼なじみは何もひとりだけではない、そんな展開もあっていいはず
現時点で幼なじみとして紹介されているのは黒羽だけなので、単純に考えると絶対に負けないのは黒羽になります。
もはやタイトルがネタバレになっている本作ですが、こう考えた読者の方も少なからずいるのではないでしょうか……「もしかしたら幼なじみはひとりだけでないのでは?」と。
そうです。彼女以外にも、末晴にとっての幼なじみが登場する場合があるのです。もしも複数の幼なじみが登場するならば、主人公を奪い合うような描写も期待できることでしょう。
いっそヒロインではなく男性キャラクターの中に幼なじみがいてそいつが全部持っていった場合や、末晴以外の誰かの幼なじみのことを指している場合だってあるかもしれません。
深読みし過ぎて疑心暗鬼に陥りそうですが、黒羽以外のヒロインのキャラクター性についても注目せざるを得ないのは間違いないハズ。ぜひすべてのキャラクターの動向に注目してみてください!
4.とはいえ、“幼なじみが絶対に勝つ”ではないところも気にはなる
“負けない”とは言っても、“勝つ”とタイトルで明言されていない点はやはり気になります。そもそも何をもって“勝つ”とするかが問題で、勝利条件が主人公とヒロインが結ばれることではない可能性も往々にしてあるのではないでしょうか。
例えば全員主人公と結ばれない焼野原エンドなら、ある意味勝者がいない=負けてないと考えることができます。誰も勝っていないのなら、まだ全員勝つチャンスがあるのです。
勝者を生まないように立ち回るとなると一度は全員泣くことになるので、負けヒロインや不憫なヒロインが好きな諸氏にとっては垂涎物の作品となることは請け合い。ラブコメでありつつも復讐がテーマにある以上、意外とこの結末はあり得る気もしますし。
この作品が何をもって、幼なじみは負けないと称しているのか。その点は注目していきましょう。
5.もちろん全員大勝利の可能性も
勝利条件が主人公と結ばれることではない、勝者が居ないならそもそも勝負が成立しないので敗者もいない、みたいに捻くれたことをここまでは述べてきましたが、すべてのヒロインが何らかの形で勝利するという可能性も捨てきれません。
美少女ゲームよろしく全ヒロインと結ばれるルートが描かれたり、全員納得の上で末晴との恋愛関係を続けるなんて方向もあり得ます。また男性は世の中に末晴だけではないので、彼への感情に決着を付けて他の男性と恋をしたり、夢に向かって頑張るでも大勝利でしょう。
以上が、5つの要素になります。登場キャラクターたちの誰が勝つにしろ負けるにしろ、その結果には様々な形があるはずです。本作がどのような結末を迎えるのか、4月からの放送を楽しみにしていましょう!
TVアニメ『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』作品情報
放送情報
2021年4月14日(水)~AT-X・TOKYO MXほか
イントロダクション
彼女は俺にだけ密かに笑ってくれる。 相手の可知白草は芥見賞を受賞した現役女子高生作家! しかも美少女! 普通の高校生の俺・丸末晴には分不相応だってことくらいわかってる!
けど、脈アリだと思うんだよ、たぶん、いや絶対! ……なんて思ってたら……可知に彼氏がいただとぉぉぉっっ!?
落ち込む俺に、ロリ可愛、陽キャで世話好き……更には何故か俺を好きだと公言してはばからない、幼なじみの志田黒羽は言ってきたんだ…… 「復讐しよう」
初恋の恨みは海より深い―― けど決して暗くない! ドロドロしない! 初恋復讐が動き出す!
スタッフ
原作:二丸修一(電撃文庫刊)
原作イラスト:しぐれうい
監督:直谷たかし
シリーズ構成:冨田頼子
キャラクターデザイン:直谷たかし
サブキャラクターデザイン:曾我篤史
アニメーション制作:動画工房
製作:おさまけ製作委員会
キャスト
丸末晴:松岡禎丞
志田黒羽:水瀬いのり
可知白草:佐倉綾音
桃坂真理愛:大西沙織
甲斐哲彦:島﨑信長
阿部充:寺島拓篤
主題歌
■オープニング「Chance! & Revenge!」
歌:安月名莉子
■エンディング「戦略的で予測不能なラブコメディのエンディング曲」
歌:志田黒羽(CV:水瀬いのり)、可知白草(CV:佐倉綾音)
★試聴動画
関連リンク
公式サイト
公式Twitter(@osamake_project)
原作小説&コミカライズ版は以下より
原作小説
コミカライズ