春アニメ『僕のヒーローアカデミア』山下大輝さん、天﨑滉平さん、羽多野渉さんインタビュー! 第5期で明らかになるB組メンバーの成長、ヒーロー科を目指す心操の変化とは?
人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』が2021年に放送開始から5周年を迎え、待望の5期シリーズもいよいよスタート!
アニメ化5周年&5期シリーズ開始を記念して、出演キャストによる連続座談会企画をお届けします。
第3弾は出久役の山下大輝さん、物間役の天﨑滉平さん、心操役の羽多野渉さんです!! 珍しい3ショットとトークをお楽しみください。
5期は待ち望んでいたエピソードであり、皆さんの期待の高さに応えられるように
――アニメの5期シリーズが始まることへの感想をお聞かせください。
緑谷出久役 山下大輝さん(以下、山下):5期があると思って、4期の収録に臨んでいましたし、皆さんの中での期待度がどんどん高まっていることを感じていました。
物語の中でも世界がどんどん広がっている印象だったので、その期待に応えられるように、それ以上のものをお届けできるようにと思って、5期の収録に臨んでいます。
物間寧人役 天﨑滉平さん(以下、天﨑):2期の体育祭から参加させていただきましたが、視聴者として1話から見ていた作品に自分が参加できて、しかも物間もここまで徐々に活躍してくれて、いろいろな面を見せてくれるようになって嬉しいです。5期にも参加できている喜びをかみしめながらも身が引き締まる想いです。
心操人使役 羽多野渉さん(以下、羽多野):心操君も体育祭から出てきたキャラクターで、ヒーロー科ではなく、普通科所属。原作に心操君が登場すると「心操君出てますよ」といろいろな方が教えてくれるんです(笑)。
今回の5期は待ち望んでいたエピソードであり、再び登場するんだなと嬉しく思いました。別の現場で山下君に会うと「いよいよですね」とか「楽しみですね」と言葉を交わしたり(笑)。個人的にも楽しみにしていました。
振り幅が大きかった4期。天﨑と羽多野が印書的だったのは2期の体育祭!
――アニメの4期シリーズまでを振り返って印象的なシーンを教えてください。
山下:4期の前半の「インターン編」は学校から離れたところでのエピソードで、プロの現場でのシビアなストーリーで、「やっぱりプロは違うんだな」と再認識させられて。そこからの学校に戻っての文化祭だったので、その落差に「風邪ひいちゃうね」とか「この落差、しんどいわ」ってみんなで言ってました(笑)。
デクにとっては、ヒーローは並々ならぬ覚悟がなければ務まらないことも改めて知ることができ、さらに頑張れるきっかけになったと思います。
そして文化祭では、『僕のヒーローアカデミア』というタイトルの「アカデミア」を100%感じることができました。
天﨑:物間といえば2期の体育祭での活躍が印象深いですが、「コピー」という“個性”も含め、得体の知れない強いヤツという印象を持たせなきゃと思って演じていました。ですが、心がちょっとアレだったり、拳藤さんに気絶させたりと隠されていた部分も明らかになって(笑)。
もちろん物間にもヒーローを目指す理由があるので、芯の部分もしっかり演じないといけないと思いました。あと文化祭での演劇がやれたことも嬉しかったです。1年B組のみんなと「これ、やりたいよね」と言っていたエピソードだったので。
羽多野:やっぱり体育祭の決勝トーナメント1回戦でデクと戦った時ですね。オンエアで見た時、我々のお芝居だけではなく、音や絵の匠たちの技が結集した映像を見て、震えるほど感動しました。また、見てくださった方からもたくさんの声が届いて、嬉しかったです。
ちょっと話がズレますが、アメリカでの大きなアニメイベント『ANIME EXPO 2019』に出演させていただいた時、同じ日に(爆豪役の)岡本(信彦)君もいたんですけど、『ヒロアカ』の単独イベントじゃないかと思うくらい、みんな『ヒロアカ』が大好きで。僕個人のことはわからなくても、心操君のことはわかる、みたいな。すごく嬉しかったことを覚えています。
――ご自身のキャラ以外で、5期で注目しているキャラやお気に入りキャラを教えてください。
山下:個人的に毎回登場するたびに笑ってしまうのがブラドキングです。
天﨑・羽多野:ああ!
山下:B組の担任で、実況をするんですけど、確実にB組寄りで(笑)。それを聞いたA組のメンバーが「やめろ!」と叫ぶ、その流れがおもしろくて。見た目はいかついのに、チャーミングというギャップと、あふれ出るB組愛が見えて、人間らしいし、すごく素敵でかわいいので、注目して見てほしいです。
天﨑:では僕はB組の取蔭切奈を。彼女はいろいろな意味でいやらしいので(笑)。
羽多野:僕は原作を読んだ時から爆豪ですね。物語のスタートから活躍しているし、自分と向き合っていることが伝わってくるシーンもたくさんあって。デクにかける言葉とか、横にいるのに「どけ!」と言ったり(笑)。デクとの関係性の中で、自分を超えようとしている姿がカッコいいと思います。