たくさんの“Thanks”で溢れた声優・羽多野渉さん初のアコースティックライブ「Wataru Hatano Live 2021 -Thanks-」夜公演をレポート!
声優・羽多野渉さんの誕生日でもある2021年3月13日に、自身初のアコースティックライブ「Wataru Hatano Live 2021 -Thanks-」が開催されました。
本ライブは動画配信プラットフォームSUPERLIVE by OPENRECにて、昼と夜公演の二部構成で配信。今回はアコースティックライブということで、温かな雰囲気が漂う中でさまざまな楽曲が披露されました。
本稿では、羽多野さんのライブ恒例となったキャラクターソングのカバーやサプライズ演出でコメントが沸いた【夜公演】のレポートをたっぷりとお届けします♩
“Thanks”がコンセプトになっているアコースティックライブ
柔らかいステージライトと共に、小鳥のさえずりや心地よい楽器の音色が響き渡る中、ドアを開ける音と同時にステージに現れた羽多野さん。
中央に置かれている赤いソファに座ると、タブレットを手に取り何かを見ている様子。羽多野さんはSNSのエゴサーチが趣味だと公言しているため、「エゴサしてる!(笑)」というコメントが溢れ、コメント欄は微笑ましい雰囲気になりました。
今回、自身初のアコースティックライブのトップバッターを飾る楽曲は「リトル・レジスタンス」。2016年に行われたフリーライブで、“ヨーロッパに渡り、森の中をイメージした少年のお話し”だと語っていた楽曲です。
ヨーロッパの森の中にいるようなステージの雰囲気と綺麗にマッチしている楽曲から始まり、一気に羽多野さんから醸し出される雰囲気に包まれていきます。
歌い終わると「皆さん〜!こんにちは〜!」と挨拶をする羽多野さん。今回は、題名にもついているように改めて伝えたい“Thanks”がライブコンセプトになっているとのこと。
アコースティックアレンジが施された楽曲がどのように変わったのか、その違いを楽しんでほしいと伝えます。
筆者が個人的に、アコースティックライブになるとこんな雰囲気に変わるんだ!と感激したのが、次に披露した「ハートシグナル」。
原曲もすごく温かみのある曲なのですが、アコースティックになるとさらにその温かみが増しているように感じました。流れ星が画面上にキラキラ輝きながら流れたり、オンラインならではの演出にも胸が踊ります。
ピアノのイントロから始まった「Vivid Juncrion」では、ガラリと変わってムーディーな雰囲気に。間奏で流れるギターの音色が印象的で、大胆なアレンジと羽多野さんの表現力に圧倒されます。
ご自身も想いが強くなったのか、MCでは「Vivid Juncrion」で裏声で歌うところを地声で歌ってしまったと笑いながら話し、「こういうのがライブを生で楽しむ良さだな」としみじみとコメント。
そして「エゴサしていきますよ!」とソファに座ってタブレットを手に取る羽多野さんは、寄せられたコメントを読んでいきます。
ファンの皆さんが喜んでもらえているのを感じ、同じ空間にいるようなライブにしたいと話をしていた羽多野さんはとても嬉しそうな表情をしていました。