当サイトでは、サイトの利便性向上のため、クッキー(Cookie)を使用しています。
サイトのクッキー(Cookie)の使用に関しては、「クッキーポリシー」をお読みください。
声優
影のある芝居、魂の叫び。役者・石川由依さんについて“推しを知らない”男が書いてみる【推し声優語らせてください・連載第3回】
役者・石川由依
いかがだっただろうか。駆け足で石川さんについて書いてきたが、少しでも興味をお持ちいただけると嬉しい。
透明感があって、真面目で職人気質な役者。そんなイメージがある一方で、どこか応援したくなる魅力もある。
これは彼女が2012年3月26日に書いたブログ(デビューから12年間書き続けてきた記録でもある)だ。
『3月で学生を卒業、4月からは社会人。“学生”という肩書きがなくなってしまうこと。それは自分にとって、とても大きな変化です。自分が何者であるか。今はまだ不透明だけど、いつかきっと、「自分は役者だ」と自信を持って言えるようになりたい。』
この日から約9年が過ぎた。現在では、大人気作品に次々と出演している石川さん。
今ではこんな言葉をかけられる役者になった。
「石川が思っているヴァイオレットが正解だから」
◆「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公開記念舞台挨拶オフィシャルレポート
これからも石川さんは役を通して色々なことを表現していくだろう。
そんな彼女を心の「推し」にして作品を見ていくと、もっと人生が楽しくなるかもしれない。
これが、僕の「推し」の話だ。
文・川野優希