声優・アーティスト悠木碧さんが歌うやばい楽曲紹介！「がんばれ！蜘蛛子さんのテーマ」「バナナチョモランマの乱」「異世界管理局創造課」……ソロ曲からキャラソンまで

【キャラソン編】

「まみラップ」

アニメ『彼女、お借りします』に登場する七海麻美のキャラクターソング「まみラップ」。Blu-ray vol.2の特典として収録された一曲で、原作者の宮島礼吏先生が作詞、同作で音楽を担当したヒャダインさんが作曲を手掛ける一曲となっています。

七海麻美といえば、主人公・木ノ下和也の初めての彼女であり、彼を1ヶ月でふってしまうヒロインのひとり。見た目通りのゆるふわ天然系美女ながら、その腹の中は真っ黒（？）で、ふったはずの和也の前に現れては彼を惑わしてばかり……。

そんな作品の番狂わせ的ポジションで、思惑も謎に包まれた彼女が歌った「まみラップ」は、宮島先生が作詞を手掛けているだけあり“麻美らしさ”全開！　まみの表向きと本性、そしてどこか自分を客観的に自分を見ているかのような、彼女の深淵を少し覗いてしまったような気分になる一曲です。そんなキャラの魅力、そしてゆるいテイストのラップというややトリッキーな曲調が盛り込まれた難解な曲を、悠木さんが歌うことで中毒性満載な一曲として仕上げています。

まみラップ、宮島先生とヒャダインさんと力を合わせて、七海麻美のやばい(やばい)部分をドロドロに甘く煮つめて作った暴力的な1品に仕上がっております。是非、骨まで染みる糖度で心の底から震えてくださいね💕 https://t.co/UAYFQxJjj7
— 悠木碧【公式】 (@staff_aoi) November 11, 2020

▼TVアニメ「彼女、お借りします」七海麻美キャラクターソング『まみラップ』スペシャルPV

　
　
▼楽曲CDはこちらから

【Blu-ray】TV 彼女、お借りします vol.2

「がんばれ！蜘蛛子さんのテーマ」＆「現実凸撃ヒエラルキー」

数々の異世界を経験した悠木さんが今度は「蜘蛛」として転生したアニメ『蜘蛛ですが、なにか？』。前半クールのEDテーマ「がんばれ！蜘蛛子さんのテーマ」は、今回紹介した曲の中で最もハイカロリーな曲といっても過言ではありません！

軽快なピコピコ音から始まったと思いきや、主人公の蜘蛛子こと「私」のこれまでの苦労がマシンガンの如く連打！　悠木さんはこれまでも、アニメや楽曲、さらに顔出しで早口言葉チャレンジを披露することも多く、早口言葉のスキルは声優ファンにとってもお馴染み。しかし、この曲はそんな悠木さんですら「アドレナリン出すぎて吐くかと思いながらレコーディングしました！」と語るほどの一曲で、早口だけでなく演歌テイスト、アイドルテイスト……一曲に様々な曲調が詰まっており、その難易度の高さは一回聴けば理解できてしまいます。

そしてそのテイストを引き継いだ後半クールのEDテーマ「現実凸撃ヒエラルキー」も、「がんばれ！蜘蛛子さんのテーマ」と同じくハイカロリー！　今度はメタルテイストの一曲で、どんどん勢いを増す蜘蛛子の異世界ライフとマッチ。歌う悠木さんはこの曲でシャウトやデスボイスに初挑戦しており、ファンとしても見逃せないポイント満載です。

蜘蛛ですが、なにかにて、蜘蛛子こと「私」担当させて頂いております！アドレナリン出すぎて吐くかと思いながらレコーディングしました！「がんばれ！蜘蛛子さんのテーマ」をがんばったあおいさんです！是非聞いてください！本編もがんばっっっってるので！！！楽しみにしててください！！ https://t.co/nFk2IS5Mi0
— 悠木碧【公式】 (@staff_aoi) December 5, 2020

▼TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか？」EDテーマ「がんばれ！蜘蛛子さんのテーマ」歌：「私」(CV：悠木碧)

▼TVアニメ「蜘蛛ですが、なにか？」アニメノンクレジット視聴動画／後期EDテーマ「現実凸撃ヒエラルキー」歌：「私」（CV:悠木碧）

[番外編]シンフォギア

「すべての中心に音楽が据えられた作品を作りたい！」という想いから誕生し、これまで数度に渡ってアニメシリーズが制作された『戦姫絶唱シンフォギア』。上松範康さんが音楽プロデューサーを担当しており、これまで数百の曲が送り出されています。アニメ×歌といえばこの作品を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

作中のキャラクターたちが歌いながら戦う『戦姫絶唱シンフォギア』。歌うシーンのアフレコは、別録りのレコーディングという形ではなく、アフレコの形で歌う「歌アフレコ」という当時でも画期的な収録方法が採用されています。

歌アフレコは、激しく歌いすぎてキャストのヘッドホンが中に舞ったり、歌に集中するあまり「台本が邪魔だァアアッッッ！！」と本を投げ捨たキャストがいたという逸話があるほど熱の高い収録になるのだとか。そんな歌に掛ける並々ならぬこだわりが込められた本作で悠木さんは、主人公の立花響を担当し、これまで相当数のキャラソンを歌い上げています。演じる響の前向きで熱い性格が全面に現れた曲や、ほかのキャラとのデュエットといったこの作品ならではの曲を楽しむことができます！

▼上松範康さん公式Twitterでアフレコ現場の逸話が語られています。

シンフォギアGアフレコ現場、
マイクと距離をとって、
拳を握って、汗全開で歌う姿。

「台本が邪魔だァアアッッッ！！」

と本を投げ捨て、
演じきる姿は感動に値する。
— 上松範康ElementsGarden (@agematsu) June 9, 2013

▼アフレコの光景が公式Twitterで公開中

【うらがわシンフォギア🎙その１】

本日は、シンフォギアといえば！な歌アフレコについて。#水樹奈々さんの歌アフレコの様子を初公開‼️
激しい戦闘シーンなど、画に合わせて歌にアクションを付けていきます。
※画面はイメージです

⚔水樹さんが歌う翼のキャラソンは9/4発売！#symphogear pic.twitter.com/aj2RNxQBva
— 戦姫絶唱シンフォギア (@SYMPHOGEAR) September 2, 2019

▼収録の苦労話が悠木さんの口から語られています