アニメ『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』小ネタまとめ! 特撮&ゴジラファンを唸らせる仕掛けが盛り沢山!
絶賛放送中の『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』。約3年ぶりとなるアニメーションでの「ゴジラ作品」に多くのファンから注目が集まっています。今までの作品と一風変わった”SFサスペンス風味”のアプローチに、期待していたゴジラファン及びアニメファンをも巻き込み、放送開始から話題沸騰中です。
中でも、TwitterなどのSNSで取り上げられているのが過去のゴジラ作品のオマージュです。ハイクオリティなOP・EDの映像、そしてこれまでに放送された話中にも数々のオマージュが散りばめられています。数秒にも満たないカットや、何気ない背景の中に過去作に登場した怪獣や、人物、ワードなどが書き込まれていて、それを探すのも一つの楽しみになっています。
今回は、リスペクトに溢れて話題となっているネタやファンの中で話題となっている事柄をまとめて紹介。なお、本稿は最新話が放送後に更新予定です!
目次
- 『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』 OPテーマ 「in case…」(BiSH)
- 『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』 EDテーマ 「青い」(ポルカドットスティングレイ)
- 第1話「はるかなるいえじ」
- 第2話「まなつおにまつり」
- 第3話「のばえのきょうふ」
- 第4話「まだみぬみらいは」
- 5話「はやきことかぜの」
- 6話「りろんなきすうじ」
- 7話 「じかんのぎもんふ」
- 8話「まぼろしのすがた」
- 第9話「たおれゆくひとの」
- 第10話「りきがくのげんり」
- 11話「りふじんながくふ」
- 12話「たたかいのおわり」
- 13話「はじまりのふたり」
『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』 OPテーマ 「in case…」(BiSH)
まずはかっこいいOP映像に施された仕掛けから! OP映像にはこれでもかとネタが隠されています。制作陣の愛が詰め込まれたネタをご紹介していきましょう。
クレジットの文字が昭和怪獣映画風
映像、楽曲ともにかっこよく現代風のテイストですが、クレジットの文字は昭和怪獣映画のOPのオマージュであるように見えます。
怪獣のシルエットが「バラン」(47秒あたり)
『大怪獣バラン』に出てくる怪獣「バラン」のようなシルエットが。後の怪獣映画にも様々な形で出演。ゴジラSPでは今の所姿は観せていないものの謎の物体「アーキタイプ」により生み出される可能性も……?
モスラまたはバトラの幼虫なのではないか?(55秒あたり)
「モスラ」といえば言わずとしれた巨大な蛾をイメージした怪獣。ゴジラシリーズでも人気が高く馴染み深い怪獣です。そして「バトラ」は映画『ゴジラVSモスラ』に登場する怪獣。「バトルモスラ」の略称とも言われ、黒く刺々しい見た目になっているモスラの亜種のような存在です。
『ゴジラSP』の謎の「麺推し」(57秒あたり)
メインキャラクター達が麺を啜る描写あります。劇中の食事シーンでも麺の描写が多いため、何か隠されているのではないかという意見が。気候変動や何らかの影響で、お米が不作なのでは?という考察が散見されています。
しかし定食屋のメニューの「オムライス」が600円なので価格の高騰や希少価値は無いと予想されるものの、「麺」に何かありそうな予感はします。
『ゴジラS.P<シンギュラポイント>』 EDテーマ 「青い」(ポルカドットスティングレイ)
おしゃれで、アップテンポな元気系ナンバー。映像も「特撮愛」がこれでもかと言わんばかりに詰まった傑作でした!
怪獣を中心としてまとめていきますが、EDには過去作の登場人物などの小ネタの数が多すぎるため情報募集中です。
キャラクター達は『シン・ゴジラ』を知っている?(5秒あたり、画面左下)
『シン・ゴジラ』の「構造解析図」の紙の模型が卓上に見られます。ヒロインの銘は、空想生物研究をしているため、『シン・ゴジラ』に登場したゴジラに関してもシュミレーションがされているかもしれません。豆情報ですが「構造解析図」を実際に発売した商品「シン・オリガミ」というものもあります。
ペンのヘッド部分が”アレ”に(5秒あたり、画面中央)
ペンを握りながら寝落ちしている銘。そのペンのヘッドの部分に「スーパーX」が!「スーパーX」とはゴジラシリーズに登場している対ゴジラ用の兵器であり「X2」など他のバージョンもあります。
赤く光るなぞのタマゴ(18秒あたり、卓上モニター)
「ゴジラの卵」を確認!『ゴジラVSメカゴジラ』に登場するベビーゴジラの卵だと噂されています。一定間隔で赤く光るのはもうすぐ孵化するサインでしょうか。
人気怪獣「ビオランテ」と謎の美女(21秒あたり、同モニター)
ビオランテは『ゴジラVSビオランテ』に出てくるちょっと切ない怪獣です。隣の謎の美女は『シン・ゴジラ』で石原さとみ演じる勝ち気な女性「カヨコ・アン・パタースン」に酷似しています!
今後の活躍に期待!「アンギラス」!(29秒あたり)
モニターにファンにとって馴染み深い怪獣の姿が。アンギラスとはゴジラシリーズに出てくる怪獣です。ゴジラの相棒とも呼ばれており、ゴジラと初めて戦った怪獣として根強い人気があります。現在SPにも登場中!今後の活躍に期待がかかります。
公害?怪獣?立ち上る謎の煙(30秒あたり)
モニター中に「ヘドラ」を確認! ヘドラとは、『ゴジラ対ヘドラ』に登場する公害の怪獣です。EDのような煙状や人形に近いものなど複数の形態が存在しているようです。
本編の「ラドン」とは一味違う、炎の怪獣(33秒あたり)
モニターに「ファイヤーラドン」を確認! ファイヤーラドンとは、『ゴジラVSメカゴジラ』に登場した怪獣。一度ゴジラに敗北するもパワーアップして登場します。その名の通り、熱線を吐きます。
コックピットからファイヤーラドンを見下ろすという構図になっておりハリウッド『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のラドンの可能性が高いとされています。
ファンも脱帽する究極の小ネタが!(47秒あたり、画面中央右)
「M宇宙ハンター星雲⼈」を確認! M宇宙ハンター星雲⼈とは、『ゴジラ対ガイガン』に登場するゴキブリ型の宇宙人です。この画面はとくに描き込みが異常です。よく見ると影がゴキブリになっている複数人の人物が見えますね。目を凝らしてよく観察してみてください。
謎の死骸と「セリザワ」(54秒あたり、画面中央上部)
「メガヌロン」と「芹沢大助」を確認! メガヌロンとは、『空の大怪獣ラドン』に登場する怪獣。阿蘇山で付加した巨大なトンボの幼虫のようなビジュアルです。芹沢大助は映画『ゴジラ』に出てきたあの芹沢博士だと思われます。
本編への伏線が文字列にある?(1:00-1:03あたりのモニター)
謎の文字列中に怪獣たちの名が連なっていました。赤字を確認すると、ゴジラ、ラドンやメガヌロンといった上記の怪獣たちの名前がアルファベットで浮かび上がっています。他にも、各話のタイトルが関連しているのでは?、この文字列が立方体の辺になっているのでは?といった説が数多く浮上しています。
『Dr.スランプ』へのオマージュが!(1:05あたり)
ヒロインが寝癖を隠すために被るキャップが「モスラキャップ」になっています。大きな眼鏡と派手なキャップ、かぶった後の走り方が「アラレちゃん」を想起させますね。『Dr.スランプ』にも特撮怪獣が登場することも度々あったそうです。
串刺しにされた巨大フナムシ(1:09あたり)
モニターにて無残な姿の「ショッキラス」が。ショッキラスとは『ゴジラ』(1984)に出現したフナムシの怪獣。見事にぶっ刺されています。
アメコミ風味なスパイダーが!(1:11あたり、画面上部)
「クモンガ」が。クモンガとは、多くのゴジラシリーズに登場する蜘蛛の怪獣です。なんともアメコミのようなデザインになっています。
シリーズ屈指の人気トリオ!(1:12あたり)
「モスラ」と「小美人」の姿が。言わずとしれた人気怪獣モスラと、その巫女である妖精「小美人」のセット。モスラの歌を思い出しますね!
沖縄繋がりの怪獣2匹?(1:14あたり、画面上部)
「マンダ」と「キングシーサー」が大暴れしています!
マンダとは、『海底軍艦』などに登場するウミヘビのような怪獣でキングシーサーは『ゴジラ対メカゴジラ』に登場する怪獣です。キングシーサーはその名の通り沖縄県のシーサーがモチーフになっています。ウミヘビとシーサーで沖縄のくくりなんでしょうか?
続いては大人気”ロボ”のコンビが!(1:16あたり)
本編で活躍中の「ジェットジャガー」と特撮界でも人気の高い「機龍」を確認。ジェットジャガーとは『ゴジラ対メガロ』に登場する電子ロボット。ゴジラSPでも大活躍中。「機龍」は『ゴジラXメカゴジラ』に登場するメカゴジラです。ミレニアムシリーズでは3式機龍と呼ばれており、設定やビジュアルもかっこよく大人気です。
超危険なアツいヤツ!(1:17あたり、画面上部)
電車をわしづかみにしている「バーニングゴジラ」が! バーニングゴジラとは『ゴジラVSデストロイア』に登場するゴジラ。いつ核爆発を起こしてもおかしくない状態になっていて大変危険です。