「超声優祭2021」イケボ☆ステージ終了後の伊東健人さんにインタビュー|声のお仕事という根っこを忘れずに求められるものに応えていきたい
2021年4月25日(土)〜5月1日(土)まで開催されたインターネットの祭典「ニコニコネット超会議2021」。今年の目玉企画として4月24日(土)、25日(日)の2日間に渡り、声優特化型イベント「超声優祭2021 Powered by dwango , Supported by ディズニープラス」が初開催となりました。
その企画の1つとして行われた男性声優(イケボ)のチャンネルにフューチャーしたリアルステージおよび有料配信イベントの「イケボ☆ステージ Presented by チャンフェス」。
7つのチャンネルから伊東健人さん、神尾晋一郎さん、木島隆一さん、駒田航さん、永野由祐さん、小松昌平、野津山幸宏さん、速水奨さん、葉山翔太さんと9名のイケボの持ち主が幕張メッセに集結し、クイズ&ゲーム企画でイケボの頂点を目指して競いました。
今回はステージ終了後に、ニコニコチャンネル番組「伊東健人のとっとクラブ」(以下、とっとクラブ)より伊東健人さんにインタビューを実施!
声優特化型イベントに出演された感想や「とっとクラブ」のこと、そして活躍の場が広がり続ける声優のお仕事などについてお話をお伺いしました。
その場にいる人が楽しんでくれるのが1番
――まずは「イケボ☆ステージ」にて、他のチャンネルの出演者と一緒に出演されての感想をお聞かせください。
伊東健人さん(以下、伊東):レクリエーションのようなイベントで、すごく楽しかったです。最初は点数を稼ぐことができていたんですが、詰めが甘いタイプですので後半は失速してしまいました。スタートダッシュは強くても逃げ切れないパターンが多いんです(笑)
――ニコニコ超会議の目玉企画として声優特化型のイベントが開催されましたが、お話を聞いた時はどのようなお気持ちでしたか?
伊東:他チャンネルのメンバーもお馴染みの方ばかりでしたし、MCを務めた吉田尚記さんとも何度も共演させていただいているので、僕が人前に出るときのノリとほぼほぼ一緒で気負うことはありませんでした。
番組自体がお祭りな感じでしたので、そのような感じも楽しんでもらえれば良いなと。実際に賞品をかけてクイズで競い合いましたが、賞品よりも楽しもう! という気持ちがベースにありました。
あと、僕自身、なぜか賞品を用意されていても燃えないタイプなんです。特に、豪華賞品として焼肉券が手に入ります!というケースでは、「声優イベントなのにそれ!?」と思ってしまいます(笑) 。やっぱりその場にいる人が楽しんでくれるのが1番です。
――逆に伊東さんが燃えられる状況が何なのか気になります。
伊東:自分のための賞品だと燃えませんが、「優勝したら次のとっとクラブのイベントチケットが無料になります!」なら全力でやりますし、すごく目の色が変わると思います(笑)。
【#超チャンフェス】
— ニコニコチャンネル公式 (@nico_channel) April 30, 2021
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4月24日開催 イケボ☆ステージ
公式レポートが到着!🤩
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あの興奮を振り返ろう!📷✨https://t.co/roAm8xJl50#伊東健人 #神尾晋一郎 #木島隆一 #駒田航 #永野由祐 #小松昌平 #野津山幸宏 #速水奨 #葉山翔太#ネット超会議2021 #超声優祭2021
1番自然体な伊東健人が見られる場所?
――イベント内でも伊東健人さんのチャンネル「伊東健人のとっとクラブ」(以下、とっとクラブ)について説明されていましたが、改めてこの記事を読まれている皆さんにも紹介していただけたらと思います。
伊東:「伊東健人のとっとクラブ」は決まったテーマがあるわけではなく、リスナーさんからのお便りをもとに番組を作り上げていく番組です。
僕は僕で、ある程度ざっくばらんに、お便りを送ってくれる方や番組を見てくれる方に接することを第一の目的としてやっています。だからこそ、「なるべく敬語は使わない」というルールを設けていたりもしていまして。
なるべくリスナーさんに語りかけるような、良い距離感をつかむための番組ですので、1番自然体な伊東健人が見られるんじゃないかなと思います。
――番組を拝見させていただきましたが、リスナーさんからのお便りがユーモアたっぷりですごく面白いですよね。
伊東:はい。これは褒め言葉ですけど、本当にアホな方ばっかりです(笑)。 とっとクラブはまさにそれを求めているので本当にありがたく思っています。
もしかしたら、今回ご一緒した他のチャンネルよりもとっとクラブは個性的なリスナーさんが多いのかもしれません。
僕自身、「余所行きの伊東健人を崩してくれ」と思いながらリスナーさんに投げかけているところもあるので、リスナーさんからのお便りは本当に嬉しいです。
――今後、「伊東健人のとっとクラブ」でファンの皆さんと一緒にどのようなことをやっていきたいですか?
伊東:何だろう……あえて挙げるのであれば、リスナーさんに電話をかけることですね。これは実際に番組でもやらせていただいたのですが、本当に楽しかったのでまたやりたいなぁと思っています。
本当に些細な内容で電話をリスナーさんにかけてお話をするだけなんですが、なかなかできないことですのでまたやってみたいですね。
――では、今回の声優特化型イベントのように、自由にイベントを作って良いですよと言われたら、伊東さん自身どのようなイベントを開催してみたいですか?
伊東:朗読劇をやってみたいです。
――おお!
伊東:僕はプロデュースできる腕前がないので、その辺りはプロの方にお願いして。ただ朗読劇をやるだけじゃなく、オーケストラを呼んだりしてみたいです。
オーケストラが加わるだけですごく豪華ですし、生ものは“生”を感じられるほど良いなと。やっぱり声優がちゃんと声優しているほうが僕は好きです。
あとはイベントではないけれど、アニメも作ってみたい気持ちがあります。