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アニメ
春アニメ『フルーツバスケット』The Final 草摩綾女役・櫻井孝宏さん|彼の生き方に触れられたことがかけがえのない経験【声優インタビュー第13回】
2021年4月より、テレビ東京・テレビ愛知・テレビ大阪ほかで放送中のTVアニメ『フルーツバスケット』The Final。
本作は2019年4月より新スタッフ&キャストにより全編アニメ化となったTVアニメ『フルーツバスケット』の最終章となっており、ついに“十二支の呪い”を軸に繰り広げられてきた物語が結末を迎えます。
アニメイトタイムズでは最終回に向けて、キャスト21名のメールインタビューを毎日連載でお届け! 第13回目は、十二支の「巳」の物の怪憑きである草摩綾女役の櫻井孝宏さんです。
愛情に満ちた美音の言葉
——The Finalで心を鷲掴みにされたシーンやセリフ、好きなシーンなどがあれば教えてください。
櫻井孝宏さん(以下、櫻井):第五話の美音と二人のシーンはグッときました。美音の愛情に満ちた言葉が、その名前の通り美しい音で響きます。錯覚かもしれませんが、母性のようにも感じました。
——これまでのシーズンとは違い収録形式にも変化があったと思いますが、アフレコ現場の様子はいかがでしたか? ディレクションや演技面で気をつけたことがあれば教えてください。
櫻井:いつも通りと言うか、綾女のディレクションは毎度お約束のようなやり取りがありまして、「もっと激しく」や「セリフ後、カットいっぱい高笑いで」など、ダイナミックな演出が多かった印象です。
——弟である由希とのエモーショナルなやり取りについて公式でコメントされていましたが、櫻井さん自身、この2人の関係性をどのように捉えていましたか?
櫻井:綾女はちゃんとお兄ちゃんしてるなと思いました。彼のやり方だけど、それが真心からくるものだとわかる。
ギクシャクもしましたが、近い未来はより明るいものになると思えました。
(C)高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会