春アニメ『フルーツバスケット』The Final 草摩由希役・島﨑信長さん|逃げずにしっかりと向き合おうとする姿は美しい【声優インタビュー第20回】
2021年4月より、テレビ東京・テレビ愛知・テレビ大阪ほかで放送中のTVアニメ『フルーツバスケット』The Final。
本作は2019年4月より新スタッフ&キャストにより全編アニメ化となったTVアニメ『フルーツバスケット』の最終章となっており、ついに“十二支の呪い”を軸に繰り広げられてきた物語が結末を迎えます。
アニメイトタイムズでは最終回に向けて、キャスト21名のメールインタビューを毎日連載でお届け! 第20回目は、十二支の「子」の物の怪憑きである草摩由希役の島﨑信長さんです。
逃げずにしっかりと向き合おうとする姿は美しい
——The Finalで心を鷲掴みにされたシーンやセリフ、好きなシーンなどがあれば教えてください。
島﨑信長さん(以下、島﨑):そんなの全部としか言えないですよ! 全部好きだし全部良いです。
というのも、すべてのセリフやシーンが繋がっているからなんです。「良い!」って思ったセリフがあったとして、でもそのセリフを「良い!」と思ったのは、それまでの流れがあったからこそなんですよね。
——これまでのシーズンとは違い収録形式にも変化があったと思いますが、アフレコ現場の様子はいかがでしたか? ディレクションや印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
島﨑:皆で一斉にではなく、人数を分けて収録するようになり、やはりもどかしい思いや寂しい思いはありました。
でも大変な状況の中で、僕たちが少しでもやりやすく収録できるように尽力してくださったスタッフの皆さんには本当に頭が下がります。
スタッフの皆さんの尽力と、これまでの収録や関わりの中で築いてきた絆のおかげで、悔いなく収録することができました。
——公式コメント動画で由希と夾の成長について言及されていましたが、本田透と出会い、1st season、2nd seasonと続けて2人はどのような成長を遂げたと思いますか? 由希から見た「透」と「夾」の存在についてもお聞かせください。
島﨑:自立していったことでしょうか。前を向いて歩けるようになり、周りのことも見えるようになったと思います。
見えるようになったからこそ辛いこともありましたが、逃げずにしっかりと向き合おうとする姿は美しいですね。
透は、うん、本当に素敵な人って感じでしょうか。深い感謝もありますね。
夾は、バカ猫です。ばーか!