春アニメ『NOMAD メガロボクス2』第10話(ROUND10)「過去の敗北は幸運の兆しと共にある」あらすじ・先行場面カット公開! 脚本・小嶋健作氏制作中のエピソードを語った公式コメント到着
『あしたのジョー』連載開始50周年記念プロジェクト作品となるTVアニメ『メガロボクス』。その続編となる『NOMAD メガロボクス2』が、2021年4月より放送中です。
このたび、第10話(ROUND10)「過去の敗北は幸運の兆しと共にある」のあらすじと先行場面カットが到着しました!
本作は後半戦へと突入し、6月6日(日)より第10話の放送。ジョーと、彼を拒むサチオを中心に、ぶつかりあう2人の思いが描かれていきます。キャラクターの心情を細やかに表現した熱い物語にご注目ください!
また、第10話の放送に向けて、本作の脚本を手掛ける小嶋健作氏よりオフィシャルコメントが到着しました。
第10話(ROUND10)「過去の敗北は幸運の兆しと共にある」
あらすじ
突然、マックの対戦相手に指名され戸惑うジョーだったが、番外地に再び灯りをともすため、自分に出来ることは何なのか思いを巡らせていた。そんなジョーへ心を開いていくボンジリ、サンタ、オイチョとは対照的に、どんどん孤立化していくサチオは、かつての南部の言葉を思い出していた。
第10話の放送に向けて、小嶋健作氏(脚本)よりオフィシャルコメント到着!
──ご自身の中で『「NOMAD メガロボクス2』で描こうとしたテーマ、またそれを描く上で作品の中で挑戦したことや苦労したことを教えてください。
小嶋:「こんな風に生きたい、と思えるようなカッコいい大人を描くことが自分の中のテーマでした。チーフや中盤から再登場するかつてのジョーのライバルたちは、人はときに過ちを犯してしまうものだということを経験的に知っています。だからこそ、ひねくれたり、道を踏み外してしまった人を簡単にはジャッジせず、信じて待つことができるのだと思います。彼らの言葉が、口先だけではない、経験と実感に裏打ちされたものとして響くよう心掛けました。
──制作の中で印象深いエピソードはありましたか?
小嶋:「およそ一年半も続いた脚本作業でしたが、打ち合わせは毎回充実していて楽しかったです。昼に始まり、気がつけば夜の十一時近くになっていたこともありました。それでも出なかったアイデアが、その後の飲みの席で、誰からともなくぽろっと出てくることもよくありました。同じ場所と時間を共有することでしか生まれなかった物語だと思います。しんどいときもありましたが、最終話のシナリオが上がったときは一抹の寂しさを感じました。
──視聴者の皆様へのメッセージをお願いいたします
小嶋:「何かにつけてスピード感を求められるこの時代に、こんなに足取りの重たい物語について来てくださって、ありがとうございます。キレイごとではない「あした」を提示できるのか。監督、プロデューサー、脚本チームで考え抜いて作ったのがこの物語です。世の中は厳しい状況が続いていますが、たとえ元には戻らなくても、散らばった破片をひとつひとつ拾い集めていったその先に、今より少しはましな未来が待っているかもしれません。このまま最後までついて来てください。
TVアニメ『NOMAD メガロボクス2』作品情報
放送情報
TOKYO MX:毎週日曜 23:00~
BS11:毎週火曜 24:30~
※放送日時は変更になる場合がございます。
配信情報
各配信サイトにて配信中
イントロダクション
もう一度、夢を生きる――
肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技“メガロボクス”。その頂点を決めるトーナメント“メガロニア”に、ギアを着けず生身の体で挑んだボクサー“ギアレス・ジョー”。最下層の地下リングからたった三か月で頂点へと駆け上がり、奇跡の優勝を遂げた伝説のチャンピオンの姿に人々は熱狂し夢を見た。
しかし、それから7年後、“ギアレス・ジョー”は再び地下のリングに立っていた。傷だらけの体にギアを装着し、自ら“ノマド”と名を変えて……。
原案となる『あしたのジョー』は日本における青春漫画の金字塔であり、ボクシングにすべてをかける主人公・矢吹丈の生き様を描いた作品。1968年から1973年まで週刊少年マガジン(講談社)にて連載され、多くの人々の間に共感を巻き起こし、不動の人気を確立した。
その連載開始50周年を記念して、2018年4月より放送されたTVアニメ『メガロボクス』は、『あしたのジョー』の作品世界を再構築し、近未来を舞台にギアを装着して闘う格闘技“メガロボクス”に関わる人間たちの熱いドラマを描き、挑戦的なオリジナル作品として人気を博した。
特にセル画風アニメを意識したレトロな画面作りが高評価を受け、米クランチロールが主催する“アニメアワード 2019”では最多となる8部門にノミネートされるなど、国内だけでなく海外ファンからも絶大な支持を得た。
3年ぶりの続編となる本作は、前作のメインスタッフ・キャストが再集結し、更なる結束で新たな物語を紡ぐ。
監督は『メガロボクス』で鮮烈なデビューを果たした森山洋。『LUPIN the Third -峰不二子という女-』『進撃の巨人』『甲鉄城のカバネリ』など数々の話題作でアートワークを担当し、その類まれなビジュアルクリエイティヴの才能は本作でも遺憾なく発揮されている。
脚本には『深夜食堂』をはじめとする映画、ドラマ作品で活躍する、真辺克彦と小嶋健作が再び名を連ね、新たに続く物語を情感豊かに描いていく。
音楽は国内外多数のアーティストとのコラボレーションやプロデュースの他、自身もドラマー、シンガーとして活動するmabanuaが担当。前作ではブラックミュージックを取り入れた楽曲でジョーたちの生き様を浮かび上がらせたように、今作でも作品に寄り添う確かな音楽を紡いでいる。
アニメーション制作は、TVアニメ『あしたのジョー2』を制作した東京ムービー新社を系譜に持ち、『名探偵コナン』『ルパン三世』シリーズ等を手掛けるトムス・エンタテインメントが前作に引き続き手掛ける。
かつて、”ギアレス・ジョー“が果たした夢。その続きの中で人々は何を見るのか。
STAFF
原案:『あしたのジョー』(原作:高森朝雄、ちばてつや/講談社刊)
監督・コンセプトデザイン:森山 洋
脚本:真辺克彦・小嶋健作
キャラクターデザイン:倉島亜由美
サブキャラクターデザイン:金田尚美
ギアデザイン:形部一平
美術監督:河野次郎
美術監督補:古賀 徹
美術:スタジオ・ユニ
色彩設計:歌川律子
撮影監督:赤尾英美
撮影:T2studio
オフライン編集:今井大介
音響監督:三好慶一郎
音響効果:倉橋裕宗
音響制作:東北新社
音楽:mabanua
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作・著作:メガロボクス2プロジェクト
●オープニングテーマ:
「The theme of the NOMAD」(作曲:mabanua)
●エンディングテーマ:
「El Canto del Colibri」(作詞:佐々木 誠 作曲:mabanua 歌:mabanua 字幕翻訳:真辺克彦)
CAST
ジョー/ノマド:細谷佳正
南部贋作:斎藤志郎
サチオ:村瀬迪与
勇利:安元洋貴
マック:宮内敦士
佐久間:小林親弘
白都ゆき子:森なな子
白都樹生:鈴木達央
アラガキ:田村真
ボンジリ:落合福嗣(回想:れいみ)
サンタ:観世智顕(回想:種市桃子)
オイチョ:神戸光歩(回想:内藤有海)
チーフ:田中美央
マーラ:ニケライファラナーゼ
ミオ:日野佑美
リュウ:福西勝也
ほか
Blu-ray BOX商品情報
NOMAD メガロボクス2 Blu-ray BOX(特装限定版)
2021年7月28日発売
価格:¥38,500(税込)
品番:BCXA-1629
収録話数:ROUND1-ROUND FINAL(全13話収録)
仕様:332分予定(本編約312分+映像特典約20分)
リニアPCM (ステレオ)/AVC/ BD50G×3枚/16:9<1080p High Definition・一部1080i High Definition>/
本編のみ日本語字幕付(ON・OFF可能)
【特典】
■特製ブックレット
■第1話絵コンテ&シナリオブック
【映像特典】
■新作ショートアニメ
■ノンクレジットOP
■ノンクレジットED
■ROUND FINAL ノンクレジットED
■ティザーPV
■メインPV
■AnimeJapan 2021『NOMAD メガロボクス2放送直前SP』(出演:細谷佳正、安元洋貴、村瀬迪与)
【仕様】
■森山 洋(監督・コンセプトデザイン)描き下ろし イラスト仕様特製BOX
※特典・仕様等は予告なく変更する場合がございます
※特装限定版は予告なく生産を終了する場合がございます