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『SLAM DUNK(スラムダンク)』名言・名台詞・名シーン集

永遠の名作『SLAM DUNK(スラムダンク)』ー明日を生き抜く活力がここに! 名言・名台詞まとめー

映画化決定の情報が解禁されてから、さらに注目を集めている伝説の名作『SLAM DUNK』。映画公式アカウントでは、スタッフの皆さんの日常の風景から映画の情報など更新が続けられており、私も続報を待ち望んでいるところです。

多くのファンに長く愛されている作品である『SLAM DUNK』。バスケットボールを通した、主人公たちの成長や人間ドラマが魅力の1つですが、そのドラマを盛り上げる要素として、名言・名台詞は欠かせないですよね。『SLAM DUNK』のキャラクターたちの言葉で、突き動かされたファンは多いと思います。

今回はメインのキャラクターごとに、名言・名台詞をまとめていきます! あなたの好きな名言を思い出しながら御覧ください。

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THE FIRST SLAM DUNK
いつも余裕をかましながら頭脳的なプレーと電光石火のスピードで相手を翻弄する湘北の切り込み隊長、ポイントガード・宮城リョータ。沖縄で生まれ育ったリョータには3つ上の兄がいた。幼い頃から地元で有名な選手だった兄の背中を追うようにリョータもバスケにのめりこむ。高校2年生になったリョータは、湘北高校バスケ部で、桜木、流川、赤木、三井たちとインターハイに出場。今まさに王者、山王工業に挑もうとしていた。作品名THEFIRSTSLAMDUNK放送形態劇場版アニメシリーズSLAMDUNKスケジュール2022年12月3日(土)キャスト宮城リョータ:仲村宗悟三井寿:笠間淳流川楓:神尾晋一郎桜木花道:木村昴赤木剛憲:三宅健太木暮公延:岩崎諒太安田靖春:阿座上洋平潮崎哲士:櫻井トオル角田悟:遠藤大智桑田登紀:村田太志石井健太郎:堀井茶渡佐々岡智:星野佑典彩子:瀬戸麻沙美安西光義:宝亀克寿深津一成:奈良徹松本稔:長谷川芳明沢北栄治:武内駿輔野辺将広:鶴岡聡河田雅史:かぬか光明一之倉聡:岩城泰司河田美紀男:かぬか光明堂本五郎:真木駿一山王工業ベンチメンバー:江越彬紀、田所陽向、峰晃弘、金光宣明、武田太一、山本祥太宮城ソータ:梶原岳人宮城リョータ(少年期):島袋美由利宮...
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SLAM DUNK
中学時に50人にフラれた高校一年生・桜木花道。188cmという身長や赤い髪で、学校では“不良”と敬遠されていた。そんな花道に「バスケットはお好きですか?」とたずねる女の子がいた。理想のタイプである赤木晴子に話しかけられ、乗せられるように体育館へ。そして花道は「ダンク」を晴子に教えてもらい……。作品名SLAMDUNK放送形態TVアニメスケジュール1993年10月16日(土)~1996年3月23日(土)テレビ朝日系列にて話数全101話キャスト桜木花道:草尾毅赤木晴子:平松晶子赤木剛憲:梁田清之流川楓:緑川光三井寿:置鮎龍太郎宮城リョータ:塩屋翼小暮公延:田中秀幸安田靖春:小野坂昌也潮崎哲士:林延年角田悟:里内信夫桑田登紀:森川智之石井健太郎:林延年佐々岡智:里内信夫(第22話)、幸野善之(第30話以降)彩子:原えり子安西監督:西村知道水戸洋平:森川智之野間忠一郎:幹本雄之高宮望:塩屋浩三大楠雄二:林延年堀田徳男:大塚芳忠青田龍彦:梅津秀行魚住純:岸野幸正仙道彰:大塚芳忠ナレーション:田中秀幸スタッフ原作:井上雄彦企画:岩本太郎、中村重喜、籏野義文、佐藤公宣、西沢信孝製作担当:松下健吉脚本:菅良幸、岸間信明シリーズディレクター:西沢信孝演出:志水淳児、角銅博之...

桜木花道の名言

 

「俺に今できることをやるよ!! やってやる!!」

お調子者でいつも明るく、チームのムードメーカー的役割を果たす主人公・桜木が海南高校との試合で「頼りがいのあるリーダー」としての片鱗をみせた時に言った名ゼリフです。

キャプテン赤木が夢にまでみた大舞台。しかし思わぬアクシデントで一時試合を離脱してしまう。赤木不在という大きすぎる穴を埋めるべく、決意を決めた桜木の言葉です。

自らを「ゴール下のキングコング・弟」と呼び仲間を鼓舞し、赤木の心を燃やし会場全てを味方につけるような勢いを湘北にもたらし、読者をも勇気づけたのではないでしょうか。

「オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本のときか? オレは………オレは今なんだよ!!」

夏のインターハイ第二回戦、湘北高校対山王工業での試合、後半切羽詰まった状況で桜木が振り絞ったセリフです。

絶対王者・山王工業と2回戦であたってしまうというまさかの展開で、観客は誰も湘北に注目もしておらず完全なアウェーでスタート。離されては追いつくを繰り返し、やっと湘北が流れを掴んだところで、桜木にアクシデントが。流れを掴んだのは桜木のルーズボールをモノにしたプレイでしたがそのプレイで怪我をしてしまうのです。

そんな中、安西に交代を告げられた桜木のセリフです。誰もが桜木の異変に気づき選手生命に関わる可能性があるのも理解している、それと同時にこの試合で絶対に欠けてはいけない存在だということもわかっている。そしてそれは桜木自身が一番わかっているはずです。そんな状況で出た名台詞に涙が止まりませんでした。

「左手はそえるだけ……」

バスケットボールをプレイしたことがある方なら、誰でも口にしたことがあり、実践したことがあるセリフなのではないでしょうか。

インターハイ目前にして、桜木が新たな武器を身につけるべくジャンプシュート合宿を行った際に繰り返していたセリフでありながら、この作品の最も印象的なシーンの1つでも使われたこのセリフ。

あの瞬間は、本当に時が止まったかのような緊張感でした。初めて読んだときのことが頭から離れません。現実世界も静寂に包まれているのではないか、会場にいるのではないかと錯覚するような感覚を覚えています。

流川楓の名言

 

「ぶちかませっ!!」

いつもはクールで、桜木といがみ合っている流川が、思わず叫んだ名ゼリフです。エースとしてチームを引っ張り続けた結果、スタミナ切れを起こしてしまった流川。

チームメイト、そして桜木に自らの思いを託した瞬間でした。流川は燃えるときもクールなので声を荒げて感情を見せる珍しい場面でもありました。

桜木と流川の関係って作品を通して熱く、尊いですよね。

「何百万本もうってきたシュートだ」

インターハイ緒戦、豊玉高校での流川が発した名ゼリフ。

豊玉のエース、通称エースキラー・南とのマッチアップとなった流川。1年生ながら凄まじいプレイをみせますが、エースキラー南の策略により左眼を怪我してしまいます。

応急処置をし、片目でも懸命にプレイを続ける流川。相手のエースを怪我させてまで勝ちにこだわってきた南は、流川の選手としての姿を見て己と向き合っていきます。

そして片目でシュートを決め、「体が覚えてらっ 何百万本もうってきたシュートだ」

かっこいい。その後両目つぶってフリースローを決めるという、先輩に怒られそうなプレイも飛び出します。天才であり、そして誰よりも真摯にバスケをプレイしている流川を表す名ゼリフです。

「今日……ここでお前を倒して行く」

山王工業のスーパーエース・沢北栄治とのマッチアップの際の名ゼリフ。

短期のアメリカ遠征を経験し、本腰を入れてアメリカでバスケをしに行くという沢北。そんな彼に流川は、「オレもアメリカに行くよ」と切り出し、言い放ちます。

負けず嫌いな流川らしいセリフです。しかも彼は言わなくてもやる不言実行タイプ。そんな流川が口にするこのセリフから、並々ならぬ思いと凄味がひしひしと伝わります。

負けるな流川‼

赤木剛憲の名言

 

「いいからテーピングだ!!」

続いては、湘北の大黒柱・赤木剛憲の名ゼリフです。

あまりにも有名で、ほぼネットミームのような風に捉えられているかもしれませんが、これもかなりの熱いセリフです。

入部してから3年間、この試合を夢に見た赤木の叫びなんです。冷静沈着で頼りになり、チームメイトのために体を張れるキャプテンの人生で唯一のワガママが「良いからテーピングだ!」なんです。夢にまでみた大事な試合でのアクシデント。自身の悔しさや、仲間への申し訳無さ、チャンスを目の前にして立ち止まってしまう焦り。

赤木の様々感情が入り乱れた素晴らしいセリフなのです。

「オレたちゃ別に仲良しじゃねえし お前らには腹が立ってばかりだ だが…(このチームは…最高だ……)」

このセリフも赤木が自分の思いを口にする珍しいシーンから。不器用な赤木がチームメイトに語った言葉です。王者山王との試合中、タイムアウト中の円陣で赤木の思いがポロッと溢れてしまう。

最高のチームメイトを求めて、折れずにひたむきにバスケットを続けてきた赤木が、心から自分の仲間を誇らしく思った、喉から手が出るほど欲しかったものがやっと手に入りみんなが最高のプレイをしていることに感極まった瞬間です。

()になっているセリフは、実際にチームメイトにはかけてない赤木のモノローグ。その後ぼそっと「ありがとよ」と口にします。そしてチームメイトから「自分のためにやってんだ!」、「まだ勝ってもいないのに…」と袋叩きに(笑)。

たしかに仲良しチームではないですが、素晴らしいチームということがわかる名シーンでもあります。

「晴子……お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ……」

これも山王工業との試合から。

試合中、赤木は縦横無尽に動き回る桜木を見て、ふと妹・晴子から聞かされた話を思い出します。

晴子がある1年生をバスケ部にスカウトしたという。興奮した様子で、桜木という男について自分に話し始める。バスケは初心者だが、身長は大きく、絶対にすごい選手になると語っていた。

赤木はその時の晴子の言葉を思い出し、桜木を見ながら思うのです。「晴子……お前が見つけてきた変な男は 湘北に必要な男になったぞ……」と。

たったひとつの回想シーンしか描かれていませんが、読者と赤木の頭の中には走馬灯のように桜木という男の記憶が思い起こされ、感情を強く揺さぶられてしまいます。

兄弟のような2人が、言葉は無くともお互いにリスペクトしあっているのが分かる言葉です。

木暮公延の名言

 

「泣かすなよ…問題児のクセに…」

常に厳しく、大黒柱としてチームを引っ張ってきた赤木。そしてその隣で赤木やチーム全体を支えていたのが湘北高校3年生の木暮です。

このセリフはインターハイ予選での陵南戦後、桜木との会話の中で小暮が軽口をたたきあったシーン。それでいて先輩と後輩のグッと来る掛け合いでもあります。

短時間で1番伸びしろがあるのは桜木です。それを理解した桜木は自身がパワーアップすればするほどチームの戦力も上がるとゴール下のシュートの特訓に励みます。小暮は桜木とともに居残りで練習に付き合う、次の試合で引退が決まるかも知れないから、できることはなんでもするという小暮。桜木は俄然やる気がみなぎります。

試合結果は湘北の勝利。奇しくも勝負をきめた得点は、桜木のアシストから小暮のスリーでした。その後、引退が伸びたな…メガネ君と桜木。その返答がこのセリフです。

「………2年間も 待たせやがって……」

2年前、湘北は神奈川で注目されていました。中学生ですでにスターであった三井が入学ししていたからです。そして同学年に長身の赤木の存在もあり荒削りながらも三井と切磋琢磨し、湘北を代表するデュオになる予定でした。小暮とこの2人は本気で全国制覇を目指した3人でもあったのです。

そんな三井と赤木が、紆余曲折乗り越えて、お互いを信頼しあって戦っている。その姿は、小暮がチームメイトとして何よりも求めていた、2人の姿。2年間も待った2人のプレイをみた小暮の名台詞です。

宮城リョータの名言

 

「そいつを倒してオレがトップになる!!」

湘北の正ガードである宮城リョータの名ゼリフです。

県予選であたった翔陽高校との試合。タイムアウト終了間際に、マネージャーのアヤコが宮城に向かって声をかけます。

翔陽のPGは神奈川県内屈指の強豪プレイヤー、藤真です。基本的な技術、リーダーシップ、ゲームの見方、どれをとってもトップクラスな選手です。そんな相手と戦うリョータにアヤコは「相手は県内トップを争うガードよ‼ 何がいいたいかわかる?」と発破をかける。

それに答えた宮城のセリフです。彼の性格が出ている勢いのあるセリフでもあり、宮城をノセてしまうアヤコ、簡単に調子づく宮城の関係性も表したいいシーンです。

「スピードなら…NO.1ガードはこの宮城リョータ ーーーだぴょん」

山王工業との試合でから。

前評判とは裏腹に、王者山王と序盤から対等に渡り合う湘北。ノリノリで攻撃を仕掛ける湘北陣営の勢いを表したセリフですよね。

語尾の「だぴょん」というのは、山王工業正ガード・深津の語尾です。冷静沈着なキャプテンですが変わった人柄で、気に入った語尾を周期的に変えているとのこと。この試合の際は「~ぴょん」ブームでした。

宮城は当然この深津とマッチアップするわけですが、両者正反対の性格でありプレイスタイルです。そんな宮城が勢いに任せ「この宮城リョータ!」とドリブルで切り込みます、すると深津がすきを突いてスティールを狙いますが、勢いに任せに見えたのはブラフで、すぐさまビハインドパス! 深津を釣り出して、味方にパスを出す作戦で、深津の語尾を皮肉った宮城らしいセリフです。

「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!!」

つづいて、山王との試合からの名言。このセリフはかなり人気と知名度のあるセリフ。身長は小さいがガッツがあって、負けず嫌いな宮城のこのセリフでドリブル練習に精を出した方も多いのではないでしょうか。

試合も終盤に差し掛かった場面で、攻撃の手を緩めない山王。守備でも、かなり苦しめられたフルコートゾーンプレスを再開。湘北メンバーに疲れが見える中、流れを持っていかれるわけにはいかない。

そんな時に、ボールを運ぶ宮城が今までよりも鋭く低いドリブルで、相手ディフェンスを抜き去ります。それが、チビの生きる道!

三井寿の名言

 

「安西先生…!! バスケがしたいです……」

女性などを中心に人気の高いキャラクターである三井寿の名ゼリフ。これに関しては説明不要の有名なセリフですね。

故障が続き練習に参加できない日々は、思春期の男子には辛い。そしてそれが皆から注目を浴びてきた、実力者であればあるほど葛藤や焦燥感に追い詰められてしまうんですね。そしてドロップアウトしてしまった三井。

自分の憤りをかつての仲間や、周囲の環境にぶつけることしかできない三井が、安西先生を見て思いを吐露するという名ゼリフです。

「さっさと続きを始めるぞ‼ オレの気持ちが醒めないうちにな!!」

炎の男・三井寿を象徴するこのセリフ。人一倍バスケットに対する執念が強い彼らしい言葉です。

大きなブランクを抱えて挑む翔陽高校との試合。敵選手に徹底マークされた三井は、ディフェンスをかいくぐるだけでもスタミナを消費してしまい、自分がムダにした時間を痛感します。

そこで三井は思い出します。自分が逆境でこそ燃える男だということを! そこから怒涛の得点を重ねます。焦った相手選手からファウルをとりボーナススローを獲得する三井。息を整える時間が稼げた、と喜ぶチームメイトを尻目にすぐさまフリースローを決めてから、
「さっさと続きを始めるぞ‼ オレの気持ちが醒めないうちにな!!」

と言い放つ! みなさんも体育でまねしましたよね……

「おうオレは三井 諦めの悪い男…」

上記の名言と合わせて、いかに三井が執念深く諦めの悪い泥臭い男かわかりますよね。バスケの才能と、貪欲さをもった選手の1人です。

山王戦は湘北メンバーが経験したことが無いほどの、死闘でした。日本トッププレイヤーとの戦いは、精神面でももちろん肉体的にも疲労が激しい。やはりブランクのある三井はボロボロになってしまいます。ディフェンスは棒立ち同然で、マッチアップしている松本は三井が機能停止状態であることに気づきます。

三井は錯乱状態になりながら、魚住の「赤木、お前は鰈だ」という言葉を聞き、松本に「オレは誰だ」と尋ねる。それは限界寸前で今にも倒れそうな自分への問いかけでもあります。ギリギリの中で、三井は赤木との連携でスペースを作り起死回生の3Pシュートを決める。

そして自分が諦めの悪い男・三井だ、とつぶやきます。

 

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