7月11日よりNHK Eテレにて放送開始! TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』Liella!インタビュー|放送を前に5人の今の心境は? さらにTVアニメの見どころをお話しいただきました!
Liella!のメンバーは個性爆発。でもまとまりもあり、一緒に成長していけるグループ。
――Liella!というグループの魅力や特徴をお聞かせ下さい。
ペイトン:個性も好きなこともバラバラだけど、ラブライブ!シリーズが大好きという気持ちは同じ5人が出会えて。目標に向かって、一緒に頑張っていく素敵なグループです。自分で言うのは恥ずかしいんですけど(笑)。グループの雰囲気もいいので、一緒にいるのが楽しいです。
Liyuu:ラブライブ!シリーズが大好きな5人でLiella!を結成できて嬉しいです。ここまでいろいろな活動をしてきましたが、力を合わせて、一緒に成長していけると思えるところが魅力かなと。そんな姿を見守りたい、応援したいと思ってもらえるグループになりたいと思っています。
伊達:メンバーはみんな個性爆発ですが(笑)、1人ひとりが完璧じゃないところがいいのかなと。それぞれ得意なこともあれば、苦手なこともあって。だからこそ、補い合い、高め合うことができると思うんです。
少ないメンバーなので、言いたいことも言えるし、アドバイスを求めたり、教えてもらうこともしやすくて。集まった頃よりも間違いなく成長している気がします。
岬:個性が爆発しているのに、ぶつかり合わずに調和しているところでしょうか。基本的にはさゆりん(伊達さん)がまとめ役ですが、ボケる時もあって。
生放送の時もこの並び(こちらから見て左からペイトンさん、Liyuuさん、伊達さん、岬さん、青山さん)になることが多いんですけど、私の両サイドのさゆりんとなぎちゃん(青山さん)が暴れ出すと、私は関西出身なのでツッコミたくなって(笑)。
ペイちゃん(ペイトンさん)までボケ始めて収集が付かなくなってきたり、りーちゃん(Liyuuさん)が引いてくれたり、グループ内のバランスがうまく取れているなと思います。
青山:メンバーとの会話で、自分の知らないことが聞けたり、発見できることも多くて。たまに真剣な話をしたり、相談に乗り合ったりできるのも嬉しいです。
私はこの業界に入ったのが最近だったので、誰に相談したらいいのかわからない状態でしたが、みんなが温かくアドバイスしてくれて。それぞれ違う内容だったので、参考になったし、頼りがいがあるメンバーだなと思っています。
――作品は表参道、原宿、青山が舞台になっていますが、地名を聞いて連想するもの、またそれぞれの場所での想い出がございましたらお聞かせ下さい。
ペイトン:私は埼玉県出身ですが、小学生の頃、よく原宿に遊びに行っていました。竹下通りを何往復もして、たくさんのお洋服屋さんやクレープ屋さんに感動しながら、都会っ子気分で遊んでいました(笑)。
――あの密集の中を普通に歩くだけでも大変なのに、何往復も?
ペイトン:私の地元は見渡す限り、畑だらけだったので、急に変わる光景がキラキラして見えて。原宿は若者がたくさんいる、最先端の街というイメージで……あとクレープは重要です!
すみれちゃんもTVアニメのPVでクレープを食べようとしているシーンがありましたが、見てからずっとクレープが食べたくて仕方なくて。今度食べに行こうかな?
Liyuu:初めて原宿に行ったのは初めて旅行で日本に来た時でした。原宿が大好きなので、日本に来た時はいつも原宿に立ち寄るようにしていました。でも最近はもう原宿に行ける年齢ではなくなってきているのかなと。
ペイトン・青山:え~っ!?
伊達:そんなことないよ!
岬:若いんだから!
Liyuu:原宿のお洋服屋さんの服は若者向きかなと思っていて、以前は結構買いましたが、最近は「ちょっと私にはもう無理かな?」って(笑)。
――そんなことはないので、これからも原宿でお洋服を買ってあげてください(笑)。
伊達:私も原宿が好きで、「KAWAIIの街」とかカラフルなイメージがありました。私は宮城県に住んでいましたが、好きなアーティストさんの影響で原宿を知り、ずっと行きたかったけど、なかなか行くことができなくて。
家族旅行で初めて行けた時には「素敵! ずっと住みたい!」と。今回、原宿近辺が舞台になっていると知って、親近感を感じつつもうらやましさもありました。青山は地名くらいしか知らず、高級な街という印象だったので、自分には合わないかもと。そこに住んでいるかのんたちに「いいな」と思いました。
岬:兵庫県出身で、東京自体行ったことがなくて。表参道や原宿は聞いたことがあるけど、青山は知らなくて。TVで行列ができるスイーツやお洋服のお店を見て、「いいな」と思っても、「あっ、東京か……」と。これから表参道、原宿、青山で想い出を作っていきたいなと思っています。
青山:私は東京在住なので、以前から原宿の竹下通りを友達とよく歩いていて、学校帰りにクレープを食べたり、カラオケに行っていました。
作品の舞台を聞いて、「またあの頃に戻れるのか」と嬉しくなりました。最近は竹下通りよりも裏原や青山、表参道のお店に行くことが増えました。
5月6日にデビューシングルのリリースイベントを開催! 楽しくて夢のような時間に。
――TVアニメに先駆け、Liella!としての活動が既にスタートしています。5月6日に無観客生配信の形で開催された「Liella!デビューシングルリリースイベント『始まりはみんなの空』」について、振り返ってみた感想をお聞かせ下さい。
ペイトン:まずリリースイベントに参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
Liyuu・伊達・岬・青山:ありがとうございました!
ペイトン:ずっとリハーサルをやってきましたが、初めての体験なので、当日はどんな景色が見えるのか、どんな感覚になるのかなと思っていました。
そして本番を迎えたらドキドキしすぎて、ちゃんと歌えるかどころか、呼吸ができているのかもわからなくなって(笑)。いざ歌い始めたら魔法のように声が出たし、楽しいという気持ちが湧いてきて、めいっぱいステージを楽しむことができました。
Liyuu:みんなで長い時間準備をしてきたし、リハーサルも重ねてきましたが、当日は緊張感がまったく違いました。さゆりんもいつもよりもテンションが高くて(笑)。本番になったらとても楽しかったし、終わる時には感動が押し寄せてきて、夢みたいに感じられた素敵な時間でした。
伊達:ラブライブ!シリーズにずっと憧れてきた私がステージで歌っていたことが今でも信じられなくて。「私のSymphony」という曲に「胸に描いていたステージ」という歌詞が私の気持ちとピッタリ重なっているなと思いました。
また皆さんからたくさんの応援メッセージをいただいて。その想いに応えられるように絶対に感動させたり、笑顔になってもらおうと。
でも私自身が楽しまなければ、見てくださる方にも楽しんでいただけないと思うし、私たちが楽しんでいる様子が少しでも伝わっていればいいなと。課題もたくさん見つかったので、これから少しずつ改善して、更にレベルアップしたステージをお見せできるように頑張らなくてはと思いました。
岬:イベント当日を無事に迎えられたこと、そして無事に終えることができて良かったと思っています。今まではラブライブ!シリーズに元気をもらったり、支えられてきたファンの立場でしたが、今度は私たちから皆さんへお届けする側に立っていることが嬉しくて。
リリースイベント自体もあっという間に終わってしまって、終わった瞬間に、ふと緊張の糸が切れた感覚になって。それだけ集中して、全力で楽しめていたんだなと実感できました。そして無観客での配信だった分、皆さんと直接お会いしたいなという気持ちが一層強くなりました。
青山:会場で直接見ていただく予定がオンラインイベントになりましたが、無事に開催できたこと自体がすごいことだと思っています。
私はバレエをやっていて、生演奏とスポットライトを浴びながら踊っている時が幸せでしたが、久しぶりにステージに立って、「私がやりたかったことがこれなんだ」と実感しました。そしてオーディションを受けて、このプロジェクトに参加できて本当によかったなと。
目の前にお客さんはいないけど、私たちの想いが伝わるようにやっていたし、終演後に「よかったよ」とか「楽しそうだったね」というコメントをいただいて嬉しかったです。
――デビューシングルを発売された時、アニメイト渋谷と、秋葉原本館に来店されましたが、店内の装飾や雰囲気など感想をお聞かせください。
ペイトン:まず装飾を見たら、イラストや文字など細かいところまで作ってくださって、「私たちのためにここまでしていただけるなんて」と胸がいっぱいになりました。当時の装飾の写真を見ても感動します。
Liyuu:お店に入ると目の前がLiella!で埋め尽くされていたことにまず驚いて。中に入っても至る所にLiella!がいて。また店員さんたちも温かく接してくださって。そんな中でサインを書かせていただいたりして、楽しかったです。
伊達:私はアニメ作品をたくさん見ていたわけではないけど、アニメイトさんは知っていて。そんなアニメイトさんにこんなに素敵な装飾をしていただいていいのかなと心配になったくらい(笑)。
装飾を見て、私たちを知ったり、興味を持ってくださった方もいると思います。エレベーターの中にもサイン入りの装飾があって、Liella!に包まれながら階を上下するのも幸せでした(笑)。
岬:お店にご挨拶に伺った時、どこを見てもLiella!がいて。すごいなと思ったのと同時に、きっとたくさんの方が時間をかけて、こだわってくださったんだろうなと感じられて。
こんなにも応援していただいたり、愛していただいているんだなと嬉しさでいっぱいになりました。ポスターや壁面だけではなく、フィギュアまでこだわりがいっぱいで、サインをするのがもったいないくらい。これからも頑張ろうと思いましたし、たくさんのパワーをいただきました。
青山:お店に入った瞬間から「始まりは君の空」が流れていたのに驚いて。装飾も素晴らしくて、私たちのデビュー日に向けて時間がない中で一生懸命やってくださって、お伺いした時も店員さんたちが笑顔で迎えてくださって、ありがたかったし、愛を感じました。
今まではお客さん側だったのに、自分が担当するメンバーや作品の装飾があって、鳥肌が立ちました。嬉しすぎて、「すぐにアニメイトに行って!」と家族にLINEしました(笑)。
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