アニメ

2021-07-17 12:30

第2クールは正義対正義の争いへ！ヒーローたちが“綺麗事”を実践するときがついに？アニメ『僕のヒーローアカデミア』山下大輝さん＆佐倉綾音さんが語る『僕の敵（ヴィラン）連合』の注目ポイントは？【声優インタビュー】

改めてお互いの印象は？山下さんから見た『ヒロアカ』キャストの共通点は？

——そもそもになりますが、おふたりが揃って『ヒロアカ』のインタビューというのも珍しいなと思いまして。

佐倉：初めてですね。

山下：意外とね。

——改めてお互いのお芝居について「ここを尊敬している」というところを教えてください。

佐倉：本人を目の前にですか!?

山下：普通いないときに言うものなんじゃないですか？（笑）

佐倉：じゃあ私から…（笑）。私はいろいろなところで言っているのですが、（山下さんは）デクのままなんです。ちゃんとご一緒するのは『ヒロアカ』が初めてでしたが、大輝君は最初からデクでした。もう5年も共演しているのですが、5年間で人間は変化することもあって、それはデクだってお茶子だって同じじゃないですか。

もちろんご本人になにかしらの変化はあったと思いますけど、傍から見る限りは1mmも変化していなくて（笑）。ここまで変化をしない方は珍しいと思います。

山下：どういう印象？（笑）

佐倉：初めて会ったときの大輝君は25歳くらいだと思うのですが、すごい少年で、ワンコで、女児で（笑）。

山下：女児（笑）。

佐倉：人懐っこくて、いつ会っても尻尾を振って……というか手を振って「おはようございます！」と満面の笑顔で挨拶をしてくれるんです。でも、それが5年経っても変わらなくて。5年経ったらもっと軽い挨拶でも良いし、それはそれで仲良くなった証だと思うのですが、いつ会ってもいっぱい手を振って挨拶をしてくれるんですよ。

そこはすごくデクらしさを感じます。マイク前で緊張感のあるデクの演技を見ているので、ご本人にもきっといろいろな面があるんだと思いますが、それでも未だに知ることのできていない部分が大きいですね。

物間君に「避けて」と言うシーンをオンエアで見て、その3文字がすごい音だと思ったことがあったのですが、あの音を出せる人があんなに無邪気に手を振ってくれるなんて。不思議な人だなと思います。

山下：なんだか照れるといいますか、不思議な感覚ですね（笑）。

——山下さんはどうですか？

山下：佐倉さんは肝の据わった人だなといつも思っていて。

佐倉：据わってないよ（笑）。

山下：度胸の塊なんですよ（笑）。強いんです！

佐倉：（笑）

山下：でもその強さは麗日さんも持っているんです。その強さに安心するというか、安心感のある強さというか。ブレない人だなと思います。

佐倉：全然ピンと来ないんだけど、どういうときにそう感じるの？

山下：受け答えの瞬間とか、瞬発力みたいなものもそうだし、やっぱり物怖じしないところが印象的で。普通、そういったものと相対した瞬間って、一旦フィルターを通して発言すると思うんですけど、そこをトントン！と返すんですよ。そのフィルターの処理が早いところがすごいなと思います。

僕はマイペースなところがあって、ゆっくり噛み砕いて発言することが多いんですけど、佐倉さんは僕にはできない速度でいろいろなものを巡らせて発言することができるんでしょうね。本当にすごいと思いますし、羨ましいです。頭の回転がめちゃめちゃ早く、今の成長した麗日さんの速度感にもリンクしてますね。

あと、麗日さんは食事中とか、緩やかな時が流れている瞬間があるんですけど、それは佐倉さんにもあって。己の時間軸みたいなものがしっかりしていらっしゃるんだろうなと思っています。トークの流れとか佐倉さんの時間が流れているな、と見ていて感じます。でも、どのキャラクターもキャストと共有点がどこかしらあって……かっちゃん以外ですが（笑）。

佐倉：彼は規格外だから（笑）。

山下：規格外な人同士だから逆に合っているのかもしれないけど（笑）。でもやっぱりかっちゃん以外は共通点があるなとこの5年間を経て感じます。特に1-Aのみんなのアフレコ中とか、休み時間の行動を結構見ているんですけど、どこかみんなリンクしているところがあって。そこを見つけるのは個人的に楽しくてしょうがないです（笑）。

——素敵な関係性ですね。

山下：本当にそう思います。

佐倉：そう考えるとなんで今までふたりでの取材がなかったんだろう。実は昨日、久しぶりに連絡をしたんです。5年間、ほぼ毎週のようにアフレコで会っていたから連絡する必要がなかったんですけど。そうしたら肉の写真が送られてきました……（笑）。

山下：（笑）

佐倉：この取材の資料が私のスマホで再生できなくて「見られた？」と連絡をしたのですが……なんで肉だったの？

山下：なんでだろう？

佐倉：「お口直しに」みたいなことだったの？

山下：そうかもしれない（笑）。

佐倉：意味がわからない！

山下：（笑）

佐倉：意味がわからないけど5年間やっていることが変わらなくて。前にも肉の写真が送られてきているんです。

山下：そうなんです。新鮮な肉の写真があったんで新鮮なうちに送ろうと思ったんですよ。

佐倉：ちょっと意味がわからない（笑）。でも、私もラーメンの写真を送ったことがあるから。

山下：そう、食べかけのラーメンの写真が送られてきたことがあるんです（笑）。あれはもうちょっときれいに撮ってほしかったね！（笑）

佐倉：食べ物に対して厳しい（笑）。

——最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。

佐倉：1クール目は今まで各々が持っている“個性”を応用やアレンジしたもので敵と相対し、学びを得たA組、B組の生徒たち、そしてその中で芽生えた友情が見どころだったと思います。

2クール目からはインターン、そして敵（ヴィラン）の話になっていきます。そこでは敵（ヴィラン）同士の関わり合いも避けては通れなくて。今までベールに包まれていた部分が見られますが、私たちは敵（ヴィラン）（の声優）たちと一緒に収録できていないので、オンエアはみなさんと一緒に楽しみたいと思っています。

山下：1クール目は『僕のヒーローアカデミア』のプルスウルトラバージョンで、学生たちの成長が見られるようなお話になったと思います。2クール目はまずインターンで、今度はプロの現場での成長を目指します。その後は、『僕の敵（ヴィラン）連合』みたいな（笑）。

佐倉：たしかに（笑）。

山下：これまでとは温度差がだいぶあると思うので、みなさんはその温度差にやられないように心の準備をしていただきたいですし、受け止めてほしいです。キャラクター一人ひとりが深堀りされていって、どんどんキャラクターのことを好きになっていくので、ぜひ見届けていただきたいと思っています。

学校を飛び出して社会全体を巻き込むという、もっと広い視野で物語が展開していくところも大きな魅力となっているので、みなさんも一緒に作品を盛り上げていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします！

[取材・写真／MoA]

プレゼント情報

TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第5期2クール目の放送を記念して、山下大輝さん＆佐倉綾音さんのサイン入り色紙を抽選で1名様にプレゼント！

応募期間：2021年7月17日（土）〜7月21日（水）23時59分まで

【応募方法】
①アニメイトタイムズ公式Twitterをフォロー
②該当ツイートをRT

アニメ『#僕のヒーローアカデミア』第5期2クール目放送記念‼️#山下大輝さん＆#佐倉綾音さんサイン入り色紙を1名様にプレゼント🎁

【応募方法】
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※7月21日〆切

▼インタビューhttps://t.co/c0lJx6LCAU #ヒロアカ #heroaca_a #ATCP0715
— アニメイトタイムズ公式 (@animatetimes) July 17, 2021

フェア情報

「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールドヒーローズミッション公開記念フェア in アニメイト」

開催期間：2021年7月31日（土）～2021年8月22日（日）

開催場所：全国アニメイト・アニメイト通販

開催内容：期間中、『僕のヒーローアカデミア』関連のキャラクターグッズをご購入・ご予約(内金)税込1,100円毎、書籍・CD・DVD・BDをご購入・ご予約(内金税込1,100円以上必須)1点毎に、ポストカード(全6種)をランダムで1枚プレゼント！

☆「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールドヒーローズミッション公開記念フェア in アニメイト」ページ

※注意事項はこちらよりご確認ください

TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第5期作品情報

毎週土曜夕方5時30分読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット（※一部地域を除く）にて好評放送中！

イントロダクション

コミックスのシリーズ累計発行部数は3000万部を突破！　週刊少年ジャンプ（集英社刊）で連載中の堀越耕平による大人気コミックを原作としたTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』。

舞台は総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持つ世界。事故や災害、そして“個性”を悪用する犯罪者・敵＜ヴィラン＞から人々と社会を守る職業・ヒーローになることを目指し、雄英校に通う高校生・緑谷出久“デク”とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情のストーリーが繰り広げられていく!

ストーリー

超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、“個性”で社会や人々を救ける“ヒーロー”になることを目指し、ヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと切磋琢磨する毎日を過ごしていた。

そんな中、ヒーロー科1年A組とB組による対抗戦が行われることとなり、そこにはヒーロー科編入を目指す心操人使も参加。クラス対抗のチーム戦で生徒たちが激戦を繰り広げていく。その最終戦で、デクに体に異変が起こる。それは、ワン・フォー・オールの中に秘められた、歴代継承者の内のひとりの“個性”だった。それはこれから訪れる戦いの予兆なのか……。

そして冬の季節を迎え、デク・爆豪・轟の3人は更なる成長のため、現No.1ヒーローであるエンデヴァーの下でのインターンへと向かう！　そして一方、敵＜ヴィラン＞連合の死柄木弔にも、ある人物が接触するのだった――

スタッフ

原作：堀越耕平（集英社「週刊少年ジャンプ」連載）
総監督：長崎健司
監督：向井雅浩
シリーズ構成・脚本：黒田洋介
キャラクターデザイン：馬越嘉彦・小田嶋瞳
音楽：林ゆうき
アニメーション制作：ボンズ
第2クールオープニングテーマ：「Merry-Go-Round」MAN WITH THE MISSION
第2クールエンディングテーマ：「嘘じゃない」崎山蒼志