『アサルトリリィ』のミニアニメ『アサルトリリィふるーつ』が配信開始&アニメイトで『アサルトリリィ』フェア開催中! 楓・J・ヌーベル役の井澤美香子さんが『アサルトリリィ』の魅力とフェアのオススメをご紹介!
最初に演じたのは舞台。キャラと向き合い、世界観をなじませるきっかけに。違う媒体で演じることに楓の新たな魅力も発見!
──アニメやアプリ、舞台と様々なフィールドで楓を演じられていますが、それぞれ演じ方の違いや難しさは?
井澤:アニメで演じる時は短時間でキャラを作って、本番を迎えて、やりながら少しずつ固まっていくことが多いんですけど、このプロジェクトではアニメより先に舞台があったので、1カ月半くらいの稽古期間中に楓と向き合えたし、そこで土台を作ることができました。
『アサルトリリィ』の世界観を体になじませることができたし、一柳隊のメンバーとも長く一緒にやれたことでチームワークや絆も築けたので、安心してアフレコに臨めました。
ただ、媒体によってキャラの見せ方が違うし、舞台では約2時間に物語の起承転結と各キャラの背景をすべては見せることは難しい部分もありますが、アニメではより掘り下げられていたり、多面的に描かれていたので、楓の新たな面が発見できました。
あと、「こんな表情をするんだったら、こんな声をあててもいいのかな?」と、舞台で演じた時からプラスアルファできる彼女の魅力が見つかって、舞台とアニメ合わせて楓を構築できたり。
その後、アプリゲームの配信も始まりましたが、ゲームは1人で収録する形で掛け合いもできないし、全体的な部分を理解できるのはリリース後というケースが多いんですけど、この作品では頭の中で自然とシーンが思い浮かんできました。
一番勇気が必要だったのは舞台で赤尾ひかるさんを抱きしめるシーン
──印象に残っている出来事などお聞かせ下さい。
井澤:アフレコ前に舞台で演じること自体あまりないと思うし、演技以外でも殺陣やダンス、歌など自分の体を使って表現しなくてはいけないこともたくさんあったのでプレッシャーもありました。
でも一番勇気が必要だったのは主人公の梨璃役の赤尾ひかるちゃんのお尻を触る演出があって、持ち上げてグルグル回るとか抱きしめるシーンがあったので最初はドキドキしました(笑)。
ひかるちゃんにケガをさせてはいけないし、かといって嬉しい気持ちは爆発させたいし。「キャラの良さが出るところだから」と稽古後も二人で持ち上げる練習を重ねました。
そのかいあってか、舞台を見せてくださった方たちから「おもしろかったよ」と言っていただけたし、キャラ同士が掛け合うとこんな感じになるんだとイメージしていただけたようで、挑戦でしたがいい経験になりました。
好きなキャラを育てたり、レアスキルを駆使するなど様々な楽しみ方があり、プレイした分上手くなれる『ラスバレ』
──現在配信中のアプリゲーム『ラスバレ』もガチでプレイされているとか?
井澤:それほど上手で強いわけでもありませんが毎日欠かさずログインしてコツコツ楽しんでいます。
一柳隊のキャストのみんなとレギオンを組んでいるんですけど、最初は1人強いメンバーがいて、追いかけなきゃと頑張っていたらある時、私が一番強くなっていて(笑)。
そうしたら他の子も私よりも強くなってと、みんなで「勝ちたいね」と励まし合い、教え合いながらやっていたらみんなのレベルも上がっていた感じです。
あとライブなどでダンスを教えてくださっている先生はまったく会ったことがない方のレギオンに入っていて、隊長からアドバイスしてもらっているそうです。そんな結びつきが生まれるところも楽しいですよね。
最初はガチャで手に入れたキャラで楽しみながら、グラン・エプレやヘルヴォルなどのレギオンでプレイするのもいいし、違うレアスキルを持っている子でプレイしてみようかなと、少しずつ階段を昇るようにレベルアップを目指せるといった、入りやすさも魅力かなと思います。
私もそれほど属性などスペックに詳しくなくて、このメモリアカードがかわいいから強くしようというところから始めましたが、勉強した分、上手になったなと実感できたし、まだまだ伸びしろがあるなとモチベーションも上がる、やりがいがある深いコンテンツだなと思います。
──バトルでは最大4人まで編成できますが、よく使っているキャラは?
井澤:私はいつも使うキャラを決めず、その時々のフィーリングで決めています。「ここに藍ちゃんいたらおもしろいかな?」とか。楓的には梨璃も使いたいんですけど、ガチャでなかなか引けないので、私の編成にあまりいないんですよね。最近までやっていた水着イベントでも梨璃だけ出なくて。こんなに好きなのに(笑)。
アニメの話とリンクしたストーリーやメモリアカード収集やイベントなど楽しさ盛りだくさん!
──アニメのお話とリンクしているところも嬉しいですね。
井澤:シナリオが、かなり気合が入っていてビックリしました。序盤のイベントをプレイしたり、ストーリーを読み進めてみたら期間限定とは思えないくらいの濃厚なシナリオで。
新作アニメ1本できそうだなと思ったくらいキャラのバックボーンもしっかり描かれていたので、短期間のイベントなのにプレイヤーの皆さんに楽しんでもらいたいという熱い想いを感じました。ただこのペースとクオリティーをずっと続けて大丈夫かなと心配になるくらい。
──メモリアカードもたくさんあって、集める楽しさもあります。
井澤:見た目がかわいいだけではなく、まばたきしたり、髪の毛がなびいたり、キラキラするのも素敵だなって。宝石みたいな透明感、きらめいた一瞬を切り取っているようで、生きているかのような躍動感もあるので、どのメモリアもお気に入りです。
──イベントも頻繁にあるし、その分、音声収録する機会も多いんでしょうね。
井澤:このゲームはフルボイス収録していますし、舞台もアニメは短期間に集中して演じるのに対して、ゲームでは定期的に演じさせていただけるのは嬉しいです。メインシナリオが今、途中で止まっていますが、近々公開されるという発表もあるし、収録も終わっているので、楽しみに待っていていただきたいです。
オススメはオンラインでレギオンに入隊! ぜひ体感してほしいノインヴェルト戦術
──好きなイベントストーリーやレギオンバトル、お気に入りのカードイラストなどお聞かせ下さい。
井澤:まずヘルヴォルの千香瑠様が白いセーラーを着ている「白花咲く港」のメモリアが好きで。藍ちゃんの面倒を見たり、みんなの体調を気遣うお姉さん的なイメージの千香瑠様がポニーテールをなびかせながらウインクしてカモメとたわむれている姿にキュンとして。
ガチャで引けなかったので真っ先に交換しました。ストーリーだけでは見られないオチャメな瞬間やキメ顔が見られるので嬉しいです。
ストーリーでは、今年のエイプリルイベントが想像以上にぶっ飛んでいて(笑)。捕らわれた楓さんを梨璃たちが騎士になって助けにくる内容ですが、1日限りではなく、全力でふざけたシナリオと、ゲームシステムも新しいものを導入したり、本気を感じました。
収録もノリノリでやらせていただいて。シリアスなところだけではなくコミカルなところも全力なのが『ラスバレ』のおもしろさであり、より可能性を感じられたイベントでした。
──オススメの楽しみ方やプレイされる際のアドバイスをお願いします。
井澤:1人で楽しむのもいいんですけど、レギオンと呼ばれる隊に属して協力しながら戦えるところがアニメや舞台のみんなで戦う世界観とリンクしているので、オンラインで参加したことがない方もぜひレギオンに入って、各地のリリィたちと協力して戦ってもらえたらいいなと思っています。
また外征任務では最大9人でプレイできるんですけど、一柳隊のみんなと時間を合わせて外征任務に行き、9人が力を合わせるノインヴェルト戦術をゲームの中で初めてやった時は「本物だ~!」という感動と、緊張感や達成感がありました。
舞台上でお客様の前で緊張しながらノインヴェルト戦術をやっていますが、同じくらいドキドキしたので、皆さんにもこのドキドキとみんなで敵を倒した時の感動を体感してほしいです。
印象深かったアニメ第9話の親子の掛け合いは楓の魅力と自身の成長を感じたシーン
──アニメや舞台、アプリなどで演じた中で印象的だったシーンやエピソードは?
井澤:アニメの9話で結梨ちゃんの逃亡劇が描かれていますが、楓さんのお父さんであるグランギニョルが裏で関わっていたことがわかって。楓さんが正論でお父さんとぶつかり合ったシーンは印象に残っています。
こんなに長ゼリフで正論をぶつけるお芝居をすることは技量を問われるし、難しいシーンなので役者としてもすごく不安でした。
でもコロナ禍の状況でもお父さん役の桐本拓哉さんと一緒に収録させていただいて、お互いにぶつけ合いながら掛け合いできました。今までの自分だったらできなかったと思っていたことが形として表現できたと実感できてぐっときました。
実況のハッシュタグやSNSに寄せられたコメントでも「今までも好きだったけど、一柳隊みんなのことを想う楓さんがもっと好きになりました」などオンエア後も反響が大きくて。普段はおちゃらけているけど、実は芯があって、正義感が強い子なんだなと感じ取っていただけて、役者としてもいちファンとしても評価していただけたことは嬉しかったです。