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『ARIA The CREPUSCOLO』佐藤総監督&広橋涼&茅野愛衣&葉月絵理乃 インタビュー

『ARIA The CREPUSCOLO』Blu-ray発売記念! 佐藤総監督&広橋涼さん&茅野愛衣さん&葉月絵理乃さんインタビュー|特典映像はプロフェッショナル感が溢れる!?

オレンジぷらねっとを中心にしたエピソードを描き、劇場で上映された『ARIA The CREPUSCOLO』のBlu-rayが8月18日にリリースされた。素敵が散りばめられた映像や歌に、きっと純粋な涙が流れることは間違いない本作についてと、今回はBlu−rayに収録される特典について、アリス役の広橋涼さん、アーニャ役の茅野愛衣さん、水無灯里役の葉月絵理乃さん、そして総監督と脚本を務めた佐藤順一さんに存分に語ってもらった。

特典にあるアフレコ再現映像、気になるその中身とは?

ーー『ARIA The CREPUSCOLO』がBlu-rayになってリリースされることがすごく嬉しいのですが、特典にある『再現! その オレンジのアフレコは…(アフレコ再現風景)』とは、どんなものなんでしょうか? 字面的にはかなり強烈なのですが。

アリス・キャロル役 広橋 涼さん(以下、広橋):そうですよね……。

アーニャ・ドストエフスカヤ役 茅野愛衣さん(以下、茅野):シュールでしたね……。

ーー(笑)。

広橋:あの、オレンジぷらねっとの3人で再現VTRを撮ったんです。

茅野:確かに、再現ではあった(笑)。

広橋:アフレコをやっている体で、でも実際にちゃんとアフレコはやっている再現VTRなんですけど、佐藤順一さんも参加してくれていて。

佐藤順一総監督(以下、佐藤):そうですね。監督役で(笑)。

広橋:ディレクションをしている体でっていうか、実際にやっていましたよね?

佐藤:やっていましたかね?

広橋:やっていました!

茅野:プロフェッショナル感は出ていました!

広橋:そうそう。“仕事の流儀”みたいな感じで(笑)。

茅野:私たちがスタジオに入るところから始まり、出ていくところまでを流れでちゃんと撮っていたので、かなり撮影は長時間に及んだんですよ(笑)。しかも35分くらいある映像特典になっていて、私たちも少し見させていただいたんですけど、すっごくシュールでした(笑)。

広橋:ヤラセ感満載でね。

佐藤:ヤラセ感をあえて隠さない!っていう。

茅野:でも、普通に他愛もない会話部分も使われていて。

広橋:あれもカットしないんだ!って思った。

佐藤:そこが面白いんだろうね。

茅野:ちょっとしたことで揉めたんですよ。疑似アフレコ風景を撮る前にぷち揉めがあったんですけど、それもちゃんと使われていました。

佐藤:面白かった。

ーーそれは、いつものアフレコ風景を見てもらおう、みたいなところから始まった企画なんですか?

スタッフ:そうです。オレンジぷらねっとメンバーのふわっとした空気感がそのまま伝わる映像になっていると思います。

ーー実際当日に撮影ができなかったから、疑似でやってしまおうと(笑)。

水無 灯里役・葉月絵理乃さん(以下、葉月):でも、実際のTVシリーズをやっていた頃のアフレコはもっと真面目だったと思う(笑)。

広橋:えーー!!

佐藤:そうだよね(笑)。

葉月:ちょっと砕けている感じだったから、楽しく見ていただけるんじゃないかなって思います。

広橋:そうなんです。お遊びもちょこちょこ入っているので。

茅野:それこそ私たちが演じている以外の役柄を演じる機会もあって、なんか、まぁ社長オーディションとかしましたよね。

広橋:わりと本気でまぁ社長をやりました(笑)。

佐藤:それもすごく上手で、渡辺明乃さんの仕事を獲りに行くかのような感じでした。

広橋:ガツガツしてんなぁ!っていう感じで!

茅野:そういうお遊びも、普段はなかなかできないので楽しかったです。

広橋:ちょっとしたアドリブとかも入れましたよね。「それはちょっと使えませんね」とか言われながら。

茅野:サトジュンさんの柔らかい声で否定されるという……。

ーーアフレコをしたというのは、実際のシーンを演じていたんですね。

広橋:そうです。台本の中のすごく良いシーンを、3~4シーン、改めて演じました。

茅野:だから演じている私たちの顔が見られちゃうんですよ。演じているときの表情って、あまり見られたくないよね、みたいな会話も当日していたんですけど、さっき映像を見てみたら、アーニャをやっているとき、口がおちょぼ口になっていて、これは、あまり見られたいものではないな!って思いました(笑)。

ーーアフレコを正面から見られる機会って、なかなかないので貴重かもしれません。

広橋:そうですよね。だって監督やスタッフも正面からは見ていないですからね。

佐藤:見ないです見ないです。基本的に後ろから見ているから。

茅野:そう思うと照れくさいものがありますね。

広橋:あれは見せちゃいけないものだよ!

茅野:全部モザイクにしてもらいましょうか。

広橋:それもどうかと思うよ(笑)。

ーーこの話だけで、買おうと思った人がいるはずです。

広橋:それなら良かった! それが大事です!

ーーさらに、キャストコメンタリー(広橋涼、佐藤利奈、茅野愛衣)やスタッフコメンタリーも収録されているので、すごく嬉しいパッケージだと思います。

佐藤:スタッフコメンタリーに僕は出席していないんですけど、名取監督が参加しているし、さらに急遽、総作画監督の伊東葉子さんにも参加していただいたので、貴重な話をしてくれていると思います。(監督:名取孝浩、キャラクターデザイン・総作画監督:伊東葉子、アニメーションプロデューサー:松尾洸甫、プロデューサー:飯塚寿雄)

茅野:さらに新作ドラマCDも3本立てで収録(40分予定)されているので、盛りだくさんな内容になっています。

ーーそう考えるとお手頃価格ですね。特典映像のほうが本編より時間も長いですし……。

佐藤:それは松竹あるあるですね(笑)。

 

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