2022年秋劇場版公開時期決定! あの熱い瞬間をもう一度!『SLAM DUNK』全試合ネタバレ解説!
井上雄彦先生による、日本バスケ漫画の金字塔『SLAM DUNK』。
全世界、全世代から愛される日本を代表した漫画作品であり、2022年の秋には「新作劇場版アニメ」が公開されることが決定しています。ツイッターでは公式アカウントからの情報公開のたびにトレンドになるなど、ファンの方々の間でさらなる盛り上がりを見せています。
今回は劇場版『SLAM DUNK』に向けて原作漫画のストーリーを各試合を軸に一気に振り返ります!あの名シーン・名台詞を思い出し熱くなるのもよし、新劇場版の内容を予想して悶るのもよし!
今後の情報公開を楽しみにしつつ、来年の秋に向けてしっかり気持ちを作っていきましょう! 待ってろ湘北!
※本記事にはネタバレが含まれています。
その他のネタバレ記事
◆『黒執事』ネタバレあらすじストーリー解説◆『進撃の巨人』最終回までのネタバレあらすじを簡単にまとめて解説
◆『五等分の花嫁』最終回までのネタバレ解説
◆『呪術廻戦』これまでのあらすじをわかりやすくまとめてご紹介!
◆『約束のネバーランド』最終回までのネタバレ・あらすじ紹介
◆『ひぐらしのなく頃に』ネタバレ解説
◆『東京卍リベンジャーズ』ネタバレまとめ
◆『鬼滅の刃』ネタバレまとめ
◆『チェンソーマン』ネタバレまとめ
◆『SLAM DUNK(スラムダンク)』ネタバレ解説(全試合網羅)
◆『地獄楽』ネタバレまとめ
◆『CLANNAD(クラナド)』ネタバレ|第1期~第2期までのあらすじまとめ
目次
- 「バスケットは…お好きですか?」~桜木花道「バスケ部」入部~
- 激突!陵南高校・練習試合
- 湘北バスケ部崩壊の危機。ーインターハイ県予選・vs三浦台高校ー
- インターハイ県予選Bブロック決勝! 湘北vs翔陽
- 王者への挑戦! 決勝リーグ緒戦 湘北vs海南大付属
- 陵南の新たな形 ー海南大付属vs陵南ー
- 最後の椅子をかけた戦い ー湘北vs陵南ー
- 湘北インターハイデビュー! ー湘北vs豊玉ー
- インターハイ第2回戦 ー王者・山王工業vs湘北ー
- 一生、心に残る鮮烈なインパクト!
「バスケットは…お好きですか?」~桜木花道「バスケ部」入部~
本作の主人公・桜木花道(※以下桜木)は大きな体に赤いリーゼントがトレードマークで、「桜木軍団」を率いる(勝手に呼ばれているだけ)名のしれたバリバリの不良です。
バスケット漫画として有名な本作ですが、物語序盤はキャッチーな「不良漫画」になっています。1人の不良が、バスケットというスポーツに魅了されていき、成長していくのがストーリーの軸になっていました。
桜木はすぐ女子を好きになってしまう性格で、中学時代にフラれた数はなんと50人。直近で好きになった女子には「バスケ部の小田君が好き」という理由で振られています。卒業式に告ったら「高校は離ればなれになるから」とかいろいろ言い訳ができそうですが、ストレートにフラレていますね。
影響されやすい桜木は「バスケアレルギー」になってしまい、進学したばかりの「湘北高校」でもバスケ関連の話題に飛びつき、話している奴らに頭突きをかましてしまう暴れっぷり。
そんな彼に「バスケットはお好きですか?」と間の悪い質問をしてしまう1人の少女。怒りに燃えながら振り返った桜木の視線の先には赤木晴子(以下晴子)が立っていました。
この出会いが桜木花道、そして湘北高校バスケット部にとっての運命の出会いになるのでした。
桜木はどストライクである晴子に良い格好を見せるために、あんなに嫌っていて、未経験であるバスケットを大好きだと詐称。ノリノリな桜木にテンションが上った晴子は、体育館に連れ出し桜木に「ダンクって知ってる?」と問いかけます。
ーーー思いっきり飛んで、リングの真ん中にボールを叩きつけるの!
桜木はその言葉のままに、ボールを片手で持ったまま全力疾走し、そのまま全力跳躍!ボールを叩きつけるところか、ボードに頭をぶつけてしまいます。
並外れた腕力、走力、ジャンプ力!その一部始終を見ていた晴子は、バスケット部の救世主になることを直感し、バスケ部に勧誘します。この出会いが桜木花道、そして湘北高校バスケット部にとっての運命の出会いになるのでした。
桜木、終生のライバル「流川楓」
湘北高校の1年生に桜木とは違った輝きを放つ存在がいます。それが流川楓(以下流川)です。神奈川県ナンバーワンルーキーとの呼び声高いその圧倒的な才能。高身長でクール、顔もイケている桜木とは正反対のライバルです。
そんな2人の出会いも修羅場でしたよね。晴子に流川が好きであると伝えられて意気消沈な桜木は、湘北の不良たちに屋上に呼び出されます。失恋のショックを不良にぶつけようと屋上に行くと、寝起きでイライラしていた流川にボコられた不良たちが転がっていました!
流川に絡む桜木、そしてそれを見かけた晴子も屋上に集合し、まさに役者が揃った状態に。
不良たちに殴られた流川を見た状況をよく知らない晴子は、桜木が加害者だと断定し糾弾します。桜木に深刻なダメージ!
流川を心配した晴子は彼に駆け寄り言葉をかけますが、流川は「お前誰だよ」と一蹴。晴子に深刻なダメージ。
それにキレた桜木が流川に手を出し殴り合いが始まります。そして晴子の勘違いが加速し、桜木に「大ッキライ!」と叫びます。桜木は戦闘不能!
桜木は流川とバスケが大嫌いになってしまいます。最悪な出会いをした2人は、この後ライバル、そして最高の仲間としてお互いに成長していくことになるのです。
湘北バスケ部キャプテン・赤木vsシロート桜木
傷心したやさぐれ桜木は、外練中のバスケ部と揉めなぜかキャプテンの赤木剛憲(以下赤木)と1on1の対決をすることに!
赤木はバスケを侮辱した桜木にバスケのリアルを見せつけるためにハンデマッチを仕掛けます。赤木が10ゴール決めるまでに、桜木が1ゴールすれば勝ちというルールですがキャプテン赤木の前に何もできない桜木。
帰宅部とは思えないほどのダッシュ力をみせ、桜木のポテンシャルを感じさせますがやはり力の差は歴然。仲間になるはずだった2人が喧嘩してしまっているのを晴子は不安そうに観るしかできません。
赤木が勝負を決めようとした瞬間、桜木の常人離れした瞬発力によるスーパーディフェンス(通称フンフンディフェンス)でボールを奪取。赤木のディフェンスに苦戦しながらも、なんと赤木もろともゴールに叩きつける強烈なスラムダンクを決めてしまうのです。
ボールを持ったまま走ったり、蹴りでスティールをしたりとめちゃくちゃでしたが、赤木に一瞬で追いつく脚力と、フンフンディフェンス、リバウンドした赤木ごとダンクできるパワーなどなど、逸材としての片鱗を見せた対決でした。
桜木花道入部、そして”武器”を習得!
曲がりなりにも勝負に勝ったこと、そして晴子の兄に近づくためにバスケ部に勝手に入部した桜木。赤木は認めませんでしたが、体育館の清掃やボール磨きなど桜木の熱意に感心し入部を許可。流川の入部や、他の部員、マネージャーのアヤコも登場し、新生湘北バスケ部がついにスタートしました!
基礎練習をイヤイヤこなす桜木。キソ続きでフラストレーションがたまり一悶着あったものの、バスケ部を続けます。今まで何かに熱中することなど滅多になかった桜木に変化がみられたシーンでもありました。
湘北バスケ部の監督である安西先生は、強豪校である陵南高校との練習試合をくみ新チームの実力を試すことに。練習試合に向けた紅白戦ではキャプテン赤木と流川が激しいぶつかり合いをみせ、流川が本物であることがわかりますね。桜木も途中出場しドリブルからのスラムダンク(赤木の頭に)をみせ存在感をアピール。安西先生も2人の活きの良い新人を見て上機嫌、練習試合が俄然楽しみと言った様子です。
基礎をしっかりこなす桜木に新たに伝授された2つの技術!1つ目は「庶民シュート」です。バスケットボールで最もよく見るシュートであるレイアップシュートのことですね。
桜木は地味なシュートだとバカにしますが、奥が深いものでなかなか成功しません。晴子との自主練と彼の運動能力により見事習得。少しづつできることが増えていく嬉しさや楽しさは良いですよね。
2つ目は「リバウンド」です。味方もしくは敵チームのシュートが外れリングに弾かれた際にボールを取るプレイです。赤木はパワーと瞬発力が重要なこのプレイを教えることで、初心者である桜木を活躍させようとするのでした。
得点力と攻守において重要な技術を学んだ桜木。果たして陵南との練習試合活躍することができるのか?!