鈴木愛奈さん1stツアー『Aina Suzuki 1st Live Tour ring A ring – Prologue to Light – LIVE Blu-ray』発売記念インタビュー! 初日の横浜公演+映像特典には故郷の北海道千歳公演の模様も収録!
ライブではオリジナル音源とが違う歌い方や表現も。らしさが見られる自然体のMCも魅力!
──今回BDに収録されるのは初日のパシフィコ横浜での公演ですが、ライブが終わった直後はどんな気持ちでしたか?
鈴木:本番を迎えるまではライブができるのか、予断を許さない状況で。公演当日もずっと緊張感で張り詰めたままでしたが「ヒカリイロの歌」の第一声を発した時に「本当にできるんだ」とやっと実感できました。
でもグループでのライブではメンバーもいるけど、ソロでは1人でパフォーマンスするだけではなく、何かあった時にも対応しなくてはいけないという不安もあって。そして最後の曲を歌いきって、舞台袖に戻ってきた時、無事に終えられて安心したし、想いを全部伝えられたことにホッとしたことを覚えています。
──完成した映像をご覧になった感想をお聞かせください。
鈴木:映像を撮影してくださったチームがいつもMVも撮影してくださっている方々だったので、どうしたら映像的に映えるのかにこだわってくださって、エモーショナルな映像になっていると思いました。
私は表情を作りながら歌うのはまだ難しいのでただガムシャラで。大きく口を開けないと歌えない曲もあるので、映像チェックをしているとアップで「すごい顔をしているな」って(笑)。
──BDの映像を見ていると愛奈さんは1曲1曲の表情の動きや指先の仕草など繊細で細かくされているなと思いました。照明が薄暗くなっている時でも表現されているので、BDではそこもしっかり見られるのがいいですね。
鈴木:世界観や雰囲気など作り込まれた曲が多いので、自分も歌の世界に入り込んで隅々まで表現したくて。歌っているけど、話しているように気持ちを伝えたいと考えたら指先まで意識がいくんですよね。よく目をつぶっていたり、手の動きもすごいことになっていたりして(笑)。
──「Buttrerfly Effect」ではひざまずいて歌ったり、間奏で力が入る指先を徐々にぎゅっと握り占める仕草とか苦しさやせつなさが伝わってきました。あと「アイナンテ」では歌詞だけでなく、振りもこぶしを手首で曲げる猫のポーズをしたり、キュートなのに歌う時の表情はちょっと大人っぽくて。でも間奏であおるところはかわいい声で。
鈴木:「Buttrerfly Effect」は暗闇のドン底から一筋の光に向かっていく、這いあがっていく力強さや決意を感じてもらえたらいいなと思って。
「アイナンテ」ではグループ活動ではアイドルっぽい要素もあるので、皆さんがいつもイメージしている私が表現できればと。声色や表情もずっと柔らかい感じで。
──あとライブでは歌い方も多少ラフでも許されると思いますが、愛奈さんは一音一音ブレスに至るまで大切に歌っているなと。
鈴木:ありがとうございます。でもライブならではの部分もあって。例えば「Butterfly Effect」では苦悩を表現する方法として吐息みたいな声を入れてみたり、曲によってはロングトーンで伸ばしてみたり。
「しびれたし、ライブならではで素敵だった。オリジナル音源だけではもう満足できません」とおっしゃってくださる方もいて!ライブで化ける曲も多くておもしろいなと思いました。
──歌っている時はカッコいいのに、MCになるとコミカルになったり、おばちゃんっぽい口調になるギャップもすごいですね。
鈴木:そうなんですよね。MCもカッコよくやろうとするとうまくいかなくて(笑)。でも「素でおしゃべりしたほうが愛奈の良さが見えるんじゃない?」とスタッフさんに言ってもらえて自然体でいこうかなと。
「キメるところはキメてね」とも言われたけど、最初のMCでツアータイトルを言おうと思っていたのに忘れそうになったり(笑)。
故郷の千歳公演はかつて立っていた舞台でこみ上げるものが。ヤバいアルバム間違いなしの2ndアルバムも乞うご期待!
──映像特典としてメイキング映像と故郷の北海道千歳公演の一部の模様が収録されますが、メイキングの内容や北海道公演の感想をお聞かせ下さい。
鈴木:ツアーの4公演の中で一番緊張しました。民謡を習っている時に実際に立っていた千歳市民文化センターのステージで、ソロアーティストとして歌っているのも不思議な感覚で。
嬉しいし、懐かしかったし、すごく楽しくて。この町で過ごした時間やこれまでの道のりとかを思い出して、こみ上げてくるものもあって。一度泣いたらボロボロになって歌えなくなってしまうので、ツアーを成功させるためにも意地でも泣かないぞと。無事に終わった時にはあふれ出てしまいました。メイキングに入っているかも(笑)。
千歳公演は会場も一番小さかったこともあるし、見られない方もいらっしゃると思うので、晴れ舞台を一部でも見ていただけて嬉しいです。今後どんなステージに立てたとしてもまたこの地に戻ってきたいし、いつかまた北海道でライブができたらいいなと思っています。
──先日、リリースが発表された2ndアルバム『Belle révolte』について意気込みや内容などお話しできる範囲でお聞かせ下さい。
鈴木:この取材の時点ではまさにレコーディングの真っ最中です。私の意向をかなり汲んでいただいた世界観をお見せできるかと。
新曲も多く収録され、初回限定盤にはMV2本、完全生産限定盤には7月23日に行われたバースデーライブの映像が収録されていたり。
とにかくヤバいアルバムになると既に確信しています。ハードルを思い切り上げてしまいましたが(笑)、乞うご期待です!(笑)
──皆さんへメッセージをお願いします。
鈴木:私にとって初めてのツアーであり、初のライブ映像作品になります。1stライブらしい初々しさや一瞬一瞬、全力でパフォーマンスしている姿を感じていただけたら嬉しいです。
ツアーの各会場に来てくださった皆さんと配信でご覧になっていただいた皆さんにも本当に感謝しています。
メイキング映像でどのようにライブが作られ、どう取り組んでいったのかも見られるし、終わった後の心境などもお話しさせていただきましたし、映像チームの皆さんが素敵な作品にしてくださったので、改めてじっくり見ていただきたいです。
そして「祭リズム」のどのタイミングでイヤリングをなくしたのかも探してみてください(笑)。
チャプター画面の映像を見せていただいた瞬間、「すごい! エモい!」と感動してしまいました。私とスタッフさん、そしてファンの皆さんの愛が詰まったBDをぜひお手元に。
また、ツアーではもっと成長していきたいという想いが更に強くなりました。2ndアルバムでは少しでも成長を感じていただける、そんな1枚にするべく制作中なので、楽しみに待っていてください!
商品情報
『Aina Suzuki 1st Live Tour ring A ring – Prologue to Light – LIVE Blu-ray』
2021年10月13日発売
BD2枚組 8,800円(税込)
発売:バンダイナムコアーツ
アニメイト特典
◆Aina Suzuki 1st Live Tour ring A ring -Prologue to Light- Blu-ray発売記念キャンペーンシリアルコード
詳しくはこちら(アニメイト通販商品ページへ移動します)
2ndアルバム『Belle révolte(ヴェル レヴォルト)』が発売決定!
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