『キラッとプリ☆チャン』BD&DVD最終巻 発売記念:ミラクル☆キラッツ 林 鼓子さん(桃山みらい役)、久保田未夢さん(萌黄えも役)、厚木那奈美さん(青葉りんか役)インタビュー|プリ☆チャンはこれからもずっと続いていく。私たちにとって大切な作品です
シルクちゃんの登場に3人とも驚き!?
――確かに、シーズン3はさりげないところにキャラクターの成長が描かれている気がします。
一同:そう!
久保田:本当にさりげないところに入ってきてるなって。
林:ミラクル☆キラッツとメルティックスターの信頼関係ができあがって、それを端々に感じるのが個人的に嬉しかったです。離れているところにいるのに「キラッツだったら大丈夫」「メルティックがいるなら大丈夫」ってお互いに信頼している。あとシーズン3はマスコットたちがすごく活躍していて。
厚木:うんうん! まさかキラッCHUがこんなことになるとは思ってなかった(笑)。
久保田:最初はみらいの落書きだったもんね(笑)。
林:シーズン2まではキラッCHUに私が声を当てていたんですけど、長崎(行男/音響監督)さんに「もっと汚い声で!」って言われていて。
久保田:言われてたね(笑)。「もっと汚く!」って。
林:で、最終的に可愛くなってしまって(笑)。
久保田:キャストが変わってね(※その後、CV:山下七海)。マスコットも個性がありまくりで。特にメルパンがヤバイ! 可愛い!
林:可愛すぎます。メルパンがアイドルデビューする回( 第110話「ひびけ!メロディープリンセスカップだパン!」、第111話 「メルパン、アイドルできないパン!」)がめちゃくちゃ可愛くて好きです。あんなちゃんが張り切ってドレスを作ったけど、メルパンが委縮してしまって逃げ出しまう。そして、キラッCHUが連れ戻して……。
久保田:ユニットごとのマスコットとの絡みが良いよね。ラビリィも好き。
厚木:マスコットにもチームカラーがちゃんと出ているのがすごく良いなって。ミラクル☆キラッツが面倒を見ているキラッCHUだからこそ天真爛漫でやりたい放題。メルティックスターがお世話してるからこそメルパンは忠誠を誓ってる。
厚木:(りんかが企画・制作したマスコットの)シルクちゃんもアイドルになって良かったなって(笑)。
久保田:あれは本当に良かった!
林:面白すぎたよ(笑)。最初は1話しか出てこないかと思っていて。その時は声がなくて、みらいが着ぐるみでさらの前に出るから、私が声を当てていて。まさかりんかの声がシルクにつくとは!
――可愛らしい名前とは裏腹に、シルクちゃんはちょっとコワモテな風貌で(笑)。
厚木: シーズン3でここまで大々的に取り上げられるとは思っていなかったんです。第2話「フラワーショップでプリ☆チャンやってみた!」のときに、ちょっと変わったお花が出てきて(りんかが)すっごい喜んでいて。その当時から“少し変わったものが好き”という片鱗があったんですけど、まさかりんかちゃんの描いた“あの”マスコットキャラクターが実際に登場するまでになるとは(笑)。
しかも、りんかが自分の曲の歌詞を考えているシーンで、ノートに「シルクちゃんは世界を救う!……無理か」って書いていて(第58話「めが姉ぇ大ピンチ! りんかちゃんが一日店長なんだもん!」)。細かいところにシルクちゃんの要素が散りばめられているんですよね。
久保田:すごいですよね。もうメイキングドラマかのよう。
林:うんうん。
圧倒的キャラクターのソルルとルルナ登場に「勝てないかも(笑)」
――シーズン3では “マスコットの偉い人”ルルナと、ソルルが登場。後半はふたりが“管理され間違いの起きないプリ☆チャンの世界”へと導こうとします。一体どうなっていくんだろうとドキドキしながら見ていました。
久保田:ドキドキでした!
林:本当に。しかも、あのふたりの曲がものすごく良いから。
久保田&厚木:分かる。
――それぞれのキャラクターソング=「Despertar del SOL!(ソルル)」、「Lustro della LUNA(ルルナ)」が掛け合わさって、「Awakening Light(ソルル&ルルナ)」になるという。
林:あれをやられたときにはもう「救えないかもしれん!」「強すぎる!」って思っていました(笑)。プリティシリーズは曲からもう作り込まれているんです。だいあに対しても思いますもん。だいあだけでいったい何バージョンあるのかなって(笑)。
久保田:確かに!(笑)
林:みらい&だいあで歌う「MEMORIES FOR FUTURE」もそうですけど、実はこういう曲だった、ということも多くて。曲とストーリーが一体化してますよね。