音楽
『東京カラーソニック!!』プロローグからUnit.2までをレビュー!【ネタバレあり】

『東京カラーソニック!!』プロローグからUnit.2までのストーリーをレビュー|関係性オタクは100%ハマる! 本当の“バディ”になった2人が生み出す音楽は鳥肌もの!【ネタバレあり】

バディ×音楽をテーマにしたオリジナルCDシリーズ『東京カラーソニック!!』(略称『カラソニ』)。

現在、それぞれのバディに焦点を当てたユニットCDがリリースされており、10月29日(金)には倉橋海吏(CV:武内駿輔)と高槻神楽(CV:江口拓也)のUnit.4が発売されます。

「気になっているけど、まだボイスドラマを聞けていない」「どんなストーリーになっているのか少しだけでも知りたい」と思っている方は多いはず!

そこで、本稿では、「Prologue」「Unit.1 嵐×宙」「Unit.2 伊織×春飛」「Unit.3 永久×未來」「Unit.4 海吏×神楽」のストーリーを2回に分けて【ネタバレあり】でレビュー! 

筆者自身、発表時から気になっていた『カラソニ』ですが、この記事をきっかけに各ユニットCDのドラマパートを拝聴し、どっぷりと沼にハマってしまいました……。もう、すべてのバディが良い!尊い……!! 今となってはドラマ→楽曲と何回もループして聴いているほどです。

一体どのようなところに魅了されたのか、筆者が感じた注目ポイントやそれぞれのバディの魅力を併せて紹介! 第一回目は「Prologue」「Unit.1 嵐×宙」「Unit.2 伊織×春飛」のレビューをお届けします。

※本記事にはネタバレが含まれております。ご了承くださいませ。

個性的で濃いキャラクター同士がバディを組むとどうなる……!?

『カラソニ』の始まりとも言える「Prologue」では、キャラクターたちが“自分たちの音楽”と向き合う場所になる政府公認制作機関「カラーレーション」に新しい総裁・祇園寺 秀(CV:小西克幸)が就任したところからスタートします。

「カラーレーション」はエンターテインメントをレベルアップかつ洗練させる目的として国を上げて作り出した機関。しかし、今となっては当初の目的が薄れてしまい、政府は体制ばかりにこだわった作品制作を指示するようになってしまいました。(ここは重要ポイント!)

そこで、本来のエンターテインメントを取り戻そうと、カラーレーション本部で大規模な組織編成が行われ、新しい総裁に祇園寺が選ばれたというわけです。

その改革の1つとして、年に一度開催される音楽の祭典「東京カラーソニック」にも変化が起こります。「カラーレーション」が運営している「色ノ葉音楽学院」の各校から選出された生徒が優勝を目指すこのフェスで、ボーカル学科・作詞作曲学科の生徒がペアとなり、1つの楽曲を作り上げ、その曲で勝敗を決める新たなルールが発表されました。

そして、その選出メンバーに選ばれたのが、以下の一癖も二癖もある個性豊かな8人です。

・【野蛮×才能の原石】小宮山 嵐(CV:千葉翔也)/横浜校・ボーカル学科1年
・【ド天然×トラブルメーカー】霧島 宙(CV:上村祐翔)/青森校・作詞作曲学科1年

▲(左)小宮山 嵐(右)霧島 宙

▲(左)小宮山 嵐(右)霧島 宙

・【カリスマボーカル×訳アリ】宝田伊織(CV:斉藤壮馬)/埼玉校・ボーカル学科2年
・【策略家×超絶曲者】加地春飛(CV:中島ヨシキ)/千葉校・作詞作曲学科3年

▲(左)宝田伊織(右)加地春飛

▲(左)宝田伊織(右)加地春飛

・【無気力×依存癖】瀬文永久(CV:梶原岳人)/札幌校・ボーカル学科2年
・【御曹司×ヤンチャ常識人】財前未來(CV:木村良平)/名古屋校・作詞作曲学科2年

▲(左)瀬文永久(右)財前未來

▲(左)瀬文永久(右)財前未來

・【鬼才×奇天烈】倉橋海吏(CV:武内駿輔)/大阪校・ボーカル学科3年
・【理事長息子×一匹狼】高槻神楽(CV:江口拓也)/東京校・作詞作曲学科3年

▲(左)倉橋海吏(右)高槻樺楽

▲(左)倉橋海吏(右)高槻樺楽

それぞれの初登場シーンでも、どんなキャラクターなのかすぐに分かるほど“個性”があります。全員が集まるとそれぞれの個性がより際立つので面白いですし、自分の好きなキャラクターは誰かな?とチェックするのも◎! (ちなみに、筆者は幼馴染コンビの飾らない空気感が好きで、伊織&春飛に惹かれました。)

選抜メンバーが集まったところで、彼らを導き良き相談相手にもなる講師2人が登場します。

【新米講師×お人好し】の芦野涼真(CV:橘 龍丸)
【一流作曲家×鬼教官】の田所雪也(CV:浪川大輔)

実はこの2人の先生、後々選抜メンバー8人の人生を左右させるほど、大きな影響を与える存在になるんです……。(今後のストーリーで好感度が爆上がりしていきます!)

そして、今回の「東京カラーソニック」の楽曲テーマが「バディ」であることが発表され、嵐×宙、伊織×春飛、永久×未來、海吏×神楽で競い合うことに。組み合わせに反発する者もいる中、田所先生は「実力と性格を踏まえて選んだ」と一蹴。(なぜその組み合わせになったのかは、各ユニットCDでのボイスドラマをチェックしてください!)

そんなこんなでペアとなった者同士、一緒に寮で生活することになりますが……早速トラブルが勃発。夜中に爆音で音楽をかける海吏に神楽がブチ切れたり、習慣だからとベートーヴェン様への愛の言葉を毎晩大声で唱える宙のせいで嵐が眠れなかったり……前途多難です。

ほぼ初対面の人とバディを組むわけですから、うまくいくはずもありません。問題が起こるのは予想内でしたが、無意識に相手をギョッとさせる発言をしがちな宙に対し「無自覚に爆弾を投下するタイプだね」とこぼした春飛に思わず笑ってしまいました。

どんどん爆弾を投下していく宙と、そこにツッコミを入れたり戸惑ったりするキャラクターたちのやり取りは聴きどころの1つかもしれません……!

こういった“初めまして”ならではのキャラクターたちのわちゃわちゃとしたシーンが楽しめるのは、まだ彼らの内情が明かされていない「Prologue」ならではの良さだと思います。

『東京カラーソニック!! Prologue』配信情報はこちら

 
物語は進み、ボーカル担当と作詞作曲担当に分かれて「カラーレーション」内部の見学をすることになった8人ですが、そこで、クリエイターとして働く大変さや現実と直面することになります。

政府公認制作機関だからこそ、クリエイティブ活動に制限がかかってしまい、やる気を失くして腐敗してしまっているクリエイターたち。そこに「世界を変える音楽を作ってやる!」と嵐が一喝するシーンは聴きどころの1つです。

また、その現実や内情を隠さずにしっかりと見せようとした田所先生の心根に胸を打たれました。普通は、自分が属している組織の嫌な部分を教え子たちに見せたくないはず。そこをしっかりと見せて現実を受け入れさせようとする姿勢に感服です。愛想がない手厳しい田所先生ですが、「この先生は良い人だ……!」と確信しました。

さらに、終盤には気になるキャラクターも登場します。田所先生が怪しさを感じている文部大臣の駿河冬一(CV:諏訪部順一)です。

「カラーレーション」総裁の祇園寺「色ノ葉音楽学院」理事長の高槻 司(CV:浜田賢二)と言葉を交わす雰囲気から、この3人は昔からの知り合いの様子。どこか他人行儀の駿河大臣から「色ノ葉音楽学院を“廃校”にしたい」という衝撃的な一言を一方的に告げられたところで「Prologue」が終わります。

これからというときに、学び舎が廃校の危機に陥るという怒涛の展開にびっくり。まだまだ登場人物たちがどのような内情を抱えているのか明らかにされていない部分がたくさんあるので、これからのストーリーに期待が高まります……!

また、「Prologue」に収録されている主題歌「Begin on buddy」は言葉のノリが良い楽曲になっています。こちらもぜひチェックしてくださいね♩

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