この記事をかいた人
- タイラ
- 99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えない間「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行いライターに。
『ゾンビランドサガ』はご当地アニメとしての側面も持っています。
アニメ製作を担当する「MAPPA」はもちろん、作品の舞台でもあり、タイアップ企画などの協力を惜しまない佐賀県関係各所、プロデュースを手掛けるCygames、音楽を手掛けるエイベックス・ピクチャーズなどなど、アニメを作る側の方々の作品への愛や作成時の「楽しさ」が伝わることも魅力になっています。
【連載】TVアニメ『ゾンビランドサガ』田中美海さん&関係者たちで語る佐賀県の色が濃く出た第5話【SAGA:05】
こちらのインタビュー記事は星川リリィ役の田中美海さんと、Cygames竹中さん、作中で登場し実際にも佐賀で店舗を構える「ドライブイン鳥」の有浦社長、佐賀県庁職員の近野さんという異色過ぎるメンツでの対談になっています。
『ゾンビランドサガ』の作品誕生秘話や、佐賀県名物のガタリンピック、佐賀県の皆さんのこの作品に対する思いなどが赤裸々に語られておりファン必見の内容になっています。
こちらの記事も、巽幸太郎役の宮野真守さんと製作の方々のお話を座談会形式で掲載しております。
音響制作のお話や、本作の「笑い」の元ネタとなったイメージ、キャスティングの秘話や製作の際に行った現代のアイドル研究などなど、『ゾンビランドサガ』だけではなくカルチャーやアニメの製作についてのお話まで濃厚な記事になっています。
これらのお話からでも『ゾンビランドサガ』製作の裏側にも魅力がたっぷり詰まっている事がわかるでしょう。
昨今アイドルアニメに限らず、作品内で各キャラクターを演じるキャストの方々によるライブイベントの開催が当たり前になってきましたよね。例に漏れず「フランシュシュ」も同様のライブイベントを行っています。
今年10月16・17日に幕張メッセで行われた『ゾンビランドサガLIVE ~フランシュシュ 佐賀よ共にわいてくれ~』は映画化発表なども相まって大盛況で幕を閉じました。筆者も配信で参加し、その圧巻のパフォーマンスに幾度となく涙を流しました。
TVアニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』幕張メッセ2DAYSライブ1日目より公式レポート到着! 声優・本渡楓さんは「私たちの熱量が、みなさんの生きる糧になっていたら」とコメント
過去最大規模のライブでもありますし、ライブ中にも本人たちがおっしゃっていましたが、新アルバムや第3期などの製作も何も決まっていない(映画化は決まっていたようですが)とのことで、すべてを出し切ったような気合の入ったパフォーマンスに観客は魅了されていました。
中にはステージ経験がほぼゼロの状態からスタートしたキャストの方もいて、放送当時から彼女たちを追いかけているファンからすると今回のライブでの鬼気迫るパフォーマンスは感涙モノだったに違いありません。
上記で語った楽曲の良さも相まって、再現度の高い彼女たちのパフォーマンスに驚かされるばかりです。今回のライブでは、劇中で実際に歌われていた「スキャット」と呼ばれるジャズなどで使われる擬音語などを使った即興チックな高難度の歌唱も完璧にこなす場面も話題になっていました。
【配信試聴動画公開】
— ゾンビランドサガ リベンジ_TVアニメ公式 (@zombielandsaga) October 17, 2021
10/16(土)&10/17(日)に開催した #ゾンビランドサガ LIVEの試聴動画を公開✨
ここだけの特典付き通しチケットは10/24日(日)17:00まで発売中!
17日公演では映画化も解禁🎊是非ご覧ください!#本渡楓 #田野アサミ #種田梨沙 #河瀬茉希 #衣川里佳 #田中美海 #花澤香菜 #三石琴乃 pic.twitter.com/dRtezLfT1b
現地や画面の前でフランシュシュに魅了され、気づけば曲に合わせて「サガ!!」と叫んでいるのです。フランシュシュと多くの観客が一体になる瞬間。それが“すべてが佐賀”になるということかもしれません。
皆さんも是非味わっていただきたい感覚です。
ここまで長々と『ゾンビランドサガ』の魅力について書いてきましたが、これはあくまでも一つの「楽しみ方」でしかありません。
なので上記に書いてある事すべて、忘れてもらっても構わないわけです。
細かいことなどつべこべ考えずに観ても楽しめる、それが『ゾンビランドサガ』なのです。
巽幸太郎という個性的なキャラクターを観ているだけでも楽しめますし、コメディシーンでゲラゲラ笑うもよし。
そもそも可愛い女の子達が一生懸命頑張っているんです。それだけでもすごく良いことじゃないですか。
それに加えて、神がかった楽曲たちやアイドルスポ根までついているのです。結論、ただただボーッと見ていても、感動したり笑ったり熱くなったりできるアニメなのです。
忘れないでいただきたいのは、どんなアニメ作品も見る人それぞれの感じ方や楽しみ方があるということです! それにしても、『ゾンビランドサガ』はいいゾ~。
立派なサガ県民(?)として『ゾンビランドサガ』の魅力をご紹介しましたが、皆さんにこの想いが届いたでしょうか?
この作品は作り手も演じて下さる方々も、作品をサポートする人たちもすべてが一丸となって走り続けている作品です。今もきっと私のようなファンを驚かせ、楽しませるためにいろいろな企画を考え動いてくれていることでしょう。
ですので、サガになるのに遅いも早いもありません!共に劇場版に向けて盛り上がっていきましょう。アイドルアニメ界に燦然と輝く『ゾンビランドサガ』を一緒に追いかけてみませんか?
99年生まれ、沖縄県出身。コロナ禍で大学に通えなかったので、「100日間毎日映画レビュー」を個人ブログで行い、ライターに舵をきりました。面白いコンテンツを発掘して、壁に向かってプレゼンするか記事にしています。アニメ、お笑い、音楽、格闘ゲーム、読書など余暇を楽しませてくれるエンタメや可愛い女の子の絵が好きです。なんでもやります!