TVアニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』土居球子役・本渡楓さんインタビュー|球子と杏は姉妹のように見える瞬間が何度もある【連載03】
2021年10月より放送中のTVアニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』。本作はアニメ『勇者である』シリーズの最新作で、結城友奈たち讃州中学校勇者部の面々に加え、これまで小説として展開されていた『乃木若葉は勇者である』『楠芽吹は勇者である』の物語をも描いています。
アニメイトタイムズでは、そんな本作の出演声優陣総勢17名を対象としたインタビューを実施しました。連載第3回目となる本稿では、西暦勇者編(『乃木若葉は勇者である』)の面々より、土居球子役・本渡楓さんへのインタビューをお届け!
本渡さんが語る球子と杏の関係性の部分は要チェック!
シリーズの物語でも一番古い時間軸を描いていることもあり壮絶な戦いが続いた西暦勇者編ですが、そんな物語でキャラクターたちを演じた声優陣の想いにも注目です。
初登場があのシーンだと思わず驚きがあった
――先にドラマCDや『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』に登場していましたが、今回で遂に『乃木若葉は勇者である』アニメ化となりました。実際にご覧になってみていかがでしたか?
土居球子役・本渡楓さん(以下、本渡):ついに動く等身大の球子たちを観られて感無量でした。けれどやはり勇者であるシリーズ、初登場が球子と杏のあのシーンだとは思わず驚きました! その分、のちに描かれた乃木若葉チームの馴れ初めが尊くて儚くて。素敵でしたね。
――アニメで改めて球子を演じた感想をお願いします。
本渡:今回のアニメで球子を演じるまで、定期的にアプリ収録やちゅるっとがあったので戸惑いなく演じられました。映像に合わせて演じてみると、球子のテンポの良さを再確認しました!意外と周りを見ながら盛り上げてくれる球子は、やっぱりアニメでもカッコ良かったです!
――演じる際に気を付けている点、意識している点は?
本渡:本渡としての理性を持たないようにすることです!
喋っている球子は私のことなんて知らないし、噛まないようにしないと!とも思っていないので。あくまで球子が今感じていることを想像するようにしています!
――ご自身の演じるキャラクターの印象や魅力的な部分も教えていただけますでしょうか。
本渡:見た目も声も個性的で子供っぽい子なんですが、根本はとても理性的と言いますか。杏たち仲間のために文字通り体を張っちゃうところとか、本当にかっこいい人間ですよね。
――『のわゆ』の物語は『結城友奈は勇者である』からかなり前の時代が描かれており、苦しくも衝撃的な展開が続きました。その点についての印象も教えてください。
本渡:ドラマCDを収録していた頃(のわゆの収録活動で言う初期)を思い出しました。当時、楽しくワイワイ演じていたところに、「新刊です」と原作のノベルを頂いたんです。私は読むより先にイラストを見てしまうタイプなんですが、まさに球子と杏の絶命シーンのイラストがあって…。その時の衝撃再び!でしたね。その後の友奈の命を削った戦闘シーンにとても胸が苦しくなりました。