TVアニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』高嶋友奈役・照井春佳さんインタビュー|「ぐんちゃんが高嶋とのシーンで幸せそうな笑顔を見せてくれたり、柔らかい声を聞かせてくれて、とても嬉しかったです…!」【連載05】
2021年10月より放送中のTVアニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』。本作はアニメ『勇者である』シリーズの最新作で、結城友奈たち讃州中学校勇者部の面々に加え、これまで小説として展開されていた『乃木若葉は勇者である』『楠芽吹は勇者である』の物語をも描いています。
アニメイトタイムズでは、そんな本作の出演声優陣総勢17名を対象としたインタビューを実施しました。連載第5回目となる本稿では、西暦勇者編(『乃木若葉は勇者である』)の面々より、高嶋友奈役・照井春佳さんへのインタビューをお届け!
結城友奈も演じられている照井さんが、高嶋友奈役を演じる時に考えていた事とは!?
シリーズの物語でも一番古い時間軸を描いていることもあり壮絶な戦いが続いた西暦勇者編ですが、そんな物語でキャラクターたちを演じた声優陣の想いにも注目です。
高嶋はとても周りを見ていて、自然と気遣える子
――先にドラマCDや『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』に登場していましたが、今回で遂に『乃木若葉は勇者である』アニメ化となりました。実際にご覧になってみていかがでしたか?
高嶋友奈役・照井春佳さん(以下、照井):アニメで動く高嶋たちがあまりにかわいくてかっこよくて、感情が忙しかったです。
映像と音楽の迫力もすごかったです…!
――アニメで改めて高嶋のほうの友奈を演じた感想をお願いします。
照井:ついにきたか…!という感じでした。
はじめてというのがなんだか不思議な気持ちと、やっと演じられて嬉しい!という気持ちがありました。
――演じる際に気を付けている点、意識している点は?
照井:高嶋はとても周りを見ていて、自然と気遣える子です。けれどそれがわざとらしくなく、本人も意識的にしている時もあれば、無意識的に空気作りをしている時もあります。
そのナチュラルさを大切にしたいと思っています。
――ご自身の演じるキャラクターの印象や魅力的な部分も教えていただけますでしょうか。
照井:とても友達思いで、明るくて、笑顔が眩しくて……
「人のため」ならどこまでも頑張れる女の子です。
あまり自分自身のことは優先しないところがあって、そこも愛しくもあり、少し心配な部分でもあります。でも周りのみんながその分彼女を大切に思ってくれているから、もうみんないい子で、ほんと愛しい…!!と親目線のように思ってしまいます(笑)
――『のわゆ』の物語は『結城友奈は勇者である』からかなり前の時代が描かれており、苦しくも衝撃的な展開が続きました。その点についての印象も教えてください。
照井:5話の台本をいただいて、はじめて読ませていただいたときに、ずしっ…ときました。
こんないい子たちがこんなに苦しめられて…でも目を背けずに、彼女たちの想いを大切に演じていきました。